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滅びの園
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滅びの園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ブラック企業で希望のない日々を送る鈴上誠一は、ある日異世界行きの電車に乗ってしまった。 そこは誰もが穏やかに暮らせる社会で、山へ行けば金や宝石が拾えるので生活に困らない。 一方地上は、大気圏に現れた物体のせいでプーニーという怪生物が発生し絶滅に瀕していた。 広告を見て破滅SFみたいだったので大いに期待したが、半ば裏切られた。 いや、破滅テーマではあるのだが。 プーニーの大量発生がもたらした悲劇の数々とエゴをむき出しする人間の醜さが、迫力の筆致で描かれる。 人類の必死の対策も読みごたえがある。 納得できないのは、地上の悲劇と鈴上が暮らす仮想日常がリンクしているという設定である。 フィクションだから何を書いてもいいのだが、大ボラを読ませるにはそれなりの理屈が必要だ。 本作は説得力皆無だ。 SFガジェットと非論理ファンタジーが入り混じって、行き当たりばったりの変な話になっている。 じっくり書き込むかと思えば、盛り上がるはずの最終決戦がしごくあっさりしている。 たぶん作者は大ヒットしたアニメ映画の影響で、 主人公に「自分と家族の幸福は世界より大切だ」と言わせたかったのだろう。 それなら得意の幻想小説で勝負すべきで、中途半端な疑似科学など不要だったのでは。 | ||||
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SFっぽいニュアンスを中途半端に取り入れた、ご都合主義だらけのセカイ系。 『一人の男の見る夢がすべての鍵を握る』、と帯にあるが、似たような設定の(しかしもっと練られた)作品はゼロ年代以前からゴロゴロある。 登場するガジェットも絶望的に陳腐で古臭い。 次元転送装置て。 この人はホラーという隔離ジャンルから一歩も出ない方が賢明だと思う。 | ||||
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この人の作品は文章があっさりで読みやすいな、と思ったら単に表現が苦手な天然さんでした。だから短編メインなんだね。ネタも既存作品からツマミ取ったパクリで作者と同世代ならすぐ気付きます。子供時代にTVで見たアレとかちょっと前に映画でやったアレとか。他にも。あと定価高過ぎ!690円くらいが妥当かと。すぐ読み終わって大雑把な記憶しか残らない、そんな内容です。パクるにしても更に膨らますとかグレードアップしてればねえ。。取って付けたパクリの寄せ集めはガッカリ。初期作品には面白いものもあったので子供に逃げないでもっとちゃんと書いて欲しいですね。 | ||||
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