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熱帯の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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「太陽と乙女」に収録されている著者が書いた「千と千尋の神隠し」についての文章を読めば、本作品が「千と千尋の神隠し」であることが解る。 ただ、好き嫌いは分かれると思う。 | ||||
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他の人のレビューにも多いが、後半はあまりスリリングな展開なくダラダラと妄想ファンタジーが続くので読むのがつかれた。でもラストは悪くなかったので、途中の中だるみが惜しい。それがなければめくるめく展開で一気に駆け抜ける感覚が味わえたのに。 | ||||
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四畳半や有頂天は微妙。夜は短し、夜行、宵山、きつねが好きな者です。 夜行が好きであれば楽しめるだろうと聞いたので買ってみましたが、レビューにもちらほらある通り、後半から急にくるファンタジーは読んでいて退屈でした。それまではとても面白かったし、終盤や締め方も好きなのですが…。 繰り返し読もうという気にはなりませんでした。 | ||||
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夜行を読んで以来、久しぶりに単行本を手に取ってみた。 叡山鉄道や芳蓮堂、鞍馬、神社、森見ワールドの数々のアイテムが点在していて、そこに新たな視点が加わったと感じた。満州や奉天は司馬遼太郎の影響か、バグダードの西方の商人は興味深い。 著者の本をいくつか読んだが、京都の町に潜む得体の知れないもの(当時は)の正体は何だろうとずっと思ってきた。きつねのはなし、太陽の塔、四畳半神話大系の中にさえ京都の不可思議さを感じた。 夜行を読んで5.6年が経っているが、見えないものは必ず表に現れてくるナと思う。 現実と非現実の狭間で苦悩するのは著者自身かと感じた。この熱帯が完成することで、著者は新たな世界を獲得した様な気がした。森見ワールドの次回作を楽しみにしたい。 | ||||
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文庫で買いました。 読み始めてから単行本ではとある「仕掛け」があると知り何故単行本で買わなかったんだ!と後悔しましたがそれも第3章までの話。 この分厚い文庫本の半分以上を悪夢みたいなファンタジーが占めます。 全体としては面白かったけどあの部分あんなに必要あった?半分くらいで良くない? 海底二万海里も出てきたしナディアの島編のオマージュでしょうか。島だし。 オチは好きですがそこに至るまでがうーん… 書き始めてから終えるまでに随分時間がかかってしまったという話を聞いてなるほどと思いました。 | ||||
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夜行と代わり映えしない感じでした。というか、雰囲気を替えた夜行という感じ。 個人的にはどちらかでいいかな。 昔の混沌とした青春小説が見たい! | ||||
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話に引き込まれはしたものの、登場人物たちが活き活きしていないように感じました。 それは自分が他の森見作品を読んでいたからそう感じたのかもしれません。 謎を追いかけるのに自然とページをめくる手が止まらなかったのですが、 どこか、物足りなさを感じてしまうようでした。 「創り出すということは支配することなのだ。」という文章が出てきますが、作者自身が熱帯という作品に支配されていたのかもしれません。帯に呆れるような怪作であるとコメントするように、頭を悩ませたのか。そう感じてしまいました。 熱帯が完結したことで新たな物語を書いてくれると思います。 これからも楽しみに待ちます。 | ||||
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複雑怪奇な物語は著者らしい作品といえるのだろうけど、本作は立ち位置が定まらず読んでいても落ち着かない。 伏線はそれなりに回収して終盤へと向かうが、かえって終わりは平凡な印象を残してしまう。 結局堂々巡りで、それが著者の意図したものであろうとも、千夜一夜物語に振り回され、序盤とのつながりがどうだったのかさっぱり分からなくなる。 | ||||
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森見氏の作品はほとんど読んでいて、それぞれ楽しんでいます。 この本は『夜行』のような、「別世界」が道具立てになっているのでしょう。 『熱帯』を読んで思ったのは、森見氏の小説のおもしろさは、その背景として京都という特別な地域の魅力が持つ要素に負うところが多いのかと考えました。 例えば『夜は短し』の京都の街々が猛スピードで異次元ワールドに変化する楽しさ。 今回の『熱帯』は、前半部分は京都の街に加えて、東京の神保町も登場して、期待が大きく膨らみました。しかし、後半、「想像上の世界」が展開されると、残念ながら、物語のおもしろさは大きく失われてしまいました。 これは『夜は短し』の京都がファンタジー世界としてきちんと描写されていて、読者にとってパーソナルな世界として共感できていたことと比べると、『熱帯』の想像ワールドの力が弱いと感じられます。さすがに登場人物キャラクター作りはうまくて、いくつかのやり取りは楽しめた部分はありましたが、それでも「想像ワールド」のみで物語を押し切るには無理がありました。前半は「街の記憶」が持つ想像力の共同体的な力が支えてくれていました。しかし、後半の想像ワールド部分はその支えがなくなり、読者は寺町や神保町の風景を懐かしんで、置いてきぼりされたような気持ちになるのではないでしょうか。登場人物の白石さんと一緒に神保町の古い喫茶店で、いつまでも帰ってこない「物語」を待っているような。 森見氏はこの物語を書くにあたって、きっと苦労されたことと思います。『夜行』のような最近の傾向を考えれば、『熱帯』という作品に挑戦されることも、より面白い作品を目指す作家として当然の姿勢でしょう。その意味で、大いに敬意を払いたいと思います。 わがままな読者の一人としてまた、面白い作品を期待しています。 | ||||
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前半までは「きつね・・・」が好きな私は、どんどん引きこまれ楽しく読みました。途中から「私は誰」になりますが そこからは複合ファンタジー的になっていき、食傷感が出てしまいました。ファンタジー的だが妙にこじんまりとしてる 気もするし、大きく広がってる感じもする。疲れた。 | ||||
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想像力、表現力には驚くが、何が言いたいのか解らない。内容も同じことの繰り返しが多い。 | ||||
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この小説は説明するのが難しい。これほど説明のムズカシイ小説もない。 とにかく読むとこんがらがってくる。混乱してくる。 ただ、それが不快ではない。心地よくなってくるから不思議だ。 熱帯という謎の小説に見せられた人たちの物語。そういってしまうと見も蓋もないのだが、 そう簡単な話でもなく、語り手をどんどん変えて展開され、伏線をこれでもかとはりめぐらされているので、 読んでいくと訳がわからなくなっていくこと間違いなしです。 | ||||
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きつねのはなし、夜行が大好きすぎてこちらもすぐ読み始めた 前半まではとにかく引き込まれて本当に面白いの一言。 不可思議な感じがたまらなくわくわくさせられた。 しかし、中盤以降はどうも読み進められなくなりページもサラサラめくってしまった 個人的には、半分の面白さでした | ||||
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森見さんのファンとしては少し物足りない気がしてしまいました。 | ||||
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文中にエッシャーのだまし絵が出てきますが、あれは平面に無限ループを構築した傑作です。 それに対して、文章で「夢から覚めた夢」という技法を使うなら、素人でも無限ループを描くことができます。冒頭と決着をどう現実世界につなげるかが玄人の腕の見せ所ですが、最後の一文を読んだ感想は、「なんだかなあ」というものでした。 今更直木賞候補にするのが失礼なような小説家ですが、もっと早くにあげていれば、こういう作品にはならなかった気がします。 | ||||
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作品自体中間までは、いろんな点が線で繋がっていく、次はなに、どうなるのとワクワクし、ページをめくる手が止まりませんでした。 でもそれ以降、場面がガラリと変わってから少し間延びした印象でした。あれ、あの登場人物どこに行った?この人は誰?現実世界と熱帯の中の関連は…どういうことなんだろう?とクエスチョンマークがいくつも…。 わたしの読解力想像力の問題でもありますが、一気に読む、かつ何周か読まなければ理解できないかもしれません…。 宵山万華鏡を難しくした、そんな印象でした。 もう一度読み直したいと思います。 | ||||
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誰も最後まで読むことができない本『熱帯』。読者たちは記憶を頼りに物語を再生しようと試みるが、やがて混とんの極みに陥る。登場人物たちの視点がリレーするが如くつながって、物語は枝葉をつけて広がっていくのだ。 物語は入れ子の入れ子の入れ子...。読み進めながら、いったいこれは誰の物語?と混乱してしまった。 もやもやする幻想譚は決して嫌いではないのだが、文字が上滑りしていく感覚と言いおうか、自分にはちっとも刺さってこない。 読書愛は強く感じるのだが、激しい喜怒哀楽を感じる心ゆさぶるドラマが展開しないからなのかもしれない(森見登美彦初心者だから?)。 『千一夜物語』のオマージュのようであり、読んでいれば違った感想をもったのだろうか。著者の作品は、オモチロイ系が好み。 | ||||
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