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フーガはユーガ
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フーガはユーガの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 41~60 3/4ページ
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個人的には物凄く泣きました……。 作品で描かれる犯罪の形態は現実に知ってるものも幾つかありますし、 特にショー形式の犯罪は、現実の地獄を知ってるので、魂が裂かれそうにもなりました。 でも、自身が親からの虐待で地獄を見てきた双子が、特有の能力を駆使して、『子供を殺す鬼畜』と対峙する姿は、同じ境遇の読者に未来や癒しや力を与えるであろうと思いますし、 または虐待被害の過去を抱えた恋人等と巡りあった際、僕が『高校教師』というドラマから学び取った事が糧になったように、同じような糧を今作品が与える事もあるかと思います。 伊坂さんは昔から、様々な犯罪と対峙する作品を描いてきましたが、 個人的には今作品が1番身近に感じて感動した名作ですし、 伊坂さんは一時期、『キャプテンサンダーボルト』で燃え尽きて、以降の続けて出した短編集や、いまいちな長編たちにはガッカリして、『もう書きたい事を全て書ききって、過去の名作には及ばないんだな』と思っていましたが、 去年の『AX』『ホワイトラビット』で、見事に過去の名作に並ぶ復活を果たし、更に今作品で最高神作品を産み出してくれて、個人的には幸せの極みです! 表紙の装丁も神秘的な造りで凄く好みで、表紙が見えるように本棚に飾りましたし、 今年はNo.1作品が同じテーマで4作同率という豊作なのですが、今作品も同じテーマで同率No.1作品ですし、 全ての方にオススメしたい神作品です(^-^*)/ | ||||
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久々の新作、かなり面白かった。 帯通り少しせつない物語です。 | ||||
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久しぶりの伊坂さん新作。 伊坂さん節は健在ながら、いつもと違う不思議なテイストも大好きだった! しんどいシーンもあるが、テイストは爽快で、やっぱり伊坂幸太郎は天才。 | ||||
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伊坂幸太郎さんの本はほとんど全て読みました。後半の畳んでくる感じで一気に読ませられます。少しエグい描写もありますが、話全体の読後感はいい感じでした。 ただ、伏線がいくつか回収されないのと少し消化できない疑問が残りました。 | ||||
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面白かったのですが、期待しすぎてしまいました。 | ||||
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ひさびさに、伊坂ワールド炸裂いつものようにいい意味で裏切ってくれる。ユーガ一人称で読みやすい感じがよっかた。 | ||||
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一気読み。笑いあり、だけど切ない、伊坂作品らしい最高の後味。読み終えるのがもったいなかった。また読もう。 | ||||
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ストーリーは好みが分かれると思いますが 私にとっては面白く、一気に最後まで読み終えました。 希望とやるせない切なさが残るラストでした。。 以下ネタバレ注意です↓ パリスさんの質問を読んで確かに〜と 少し思ってしまったのですが笑 ワタボコリがあのように動かなければ もう少し違った結果があったかもしれないですね。 でも、突然のアクシデントでフーガが予定通りに動く事ができなくなり 一人、約束の時間 高杉と対峙する事になって 慎重なユーガは少しでも協力者が欲しかったのではないでしょうか? しかも、お店の名前を見てもしやと入ったら突然の再会だった。 事前に知っていればもう少し早く協力を相談できますものね? どのような事を頼みたかったのか、素人の私には推し量れませんが、 昔の事件の犯人の話をして、車での尾行や万が一の為にフーガとの連絡要員 殴られる前に近くで待機していれば 抵抗ができるような隙が作れたりと立ち回りができた筈です。(ハンマーに気づき声をあげたり、それこそ迷わず警察を呼んだりと) しかし、家庭のあるワタボコリに相談できなかったユーガの気持ち 2人に特別な感情があり、想像できないほど人間的に成長したが故 気にかけ動いたワタボコリの優しさが、このような結果を招いた。 高杉がどんな人物かわかっていれば ワタボコリも迂闊に侵入しなかったのでは。。等々 登場人物の気持ちを考えるほど、切なく感じました。 私自身も兄弟がおり、父親がDV男な上働かず、飲んだくれ、ガスなどライフラインがしょっちゅう止まっては食べる物にも困っている子供時代を過ごし学校ではワタボコリの様な扱いで 給食がなければ死んでいたかもしれません笑という生活でした 流行りのゲームなど持っているはずも無く、大人になった今、できなかったゲーム三昧です笑 なので稼げるようになってきっかけが何にせよカードゲームなどの娯楽に お金を投じる心のゆとりや人と関わる気持ちの変化を見たり 好意を持った人の為に何よりも怖かった父親に殴りかかる姿など 色々と感じるものがありました。 | ||||
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とてもとても切ない話。 でも希望はしっかりと残るのが救い。 文字通り最初から仕掛けられていたことに気がついた瞬間はむしろ快感に近い。 ラストに向けて一気読みになることは保証します。 | ||||
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伊坂幸太郎さんらしい伏線の張り方や洒落た台詞など、伊坂ワールドが楽しめる作品です。 | ||||
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何を隠そう伊坂 幸太郎さん、初読みです。 冒頭から惹き込まれラストまで一気読みの面白さでした。 母に捨てられ、父親はどうしようもない人間のクズ。そんな中で生き抜いて来た双子の兄弟、常盤優我と風我。 全然リアルじゃない入れ替わりの物語なんだけれど、ずっと二人を応援している自分がいた。 勧善懲悪物は大好物なのでクズな父親と高杉の結末には胸がすく思いがした。 不思議さと切なさ、ユーモア、悪と善、様々な要素が盛り込まれていて フィクションならではの圧倒的な世界感を楽しめた。 装丁の扉に付いている上から2番目の覗き窓にも工夫が! | ||||
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えっこれで終わり?何か読み落としがなかったかと何度か遡って読み直してしまった 伊坂さんの作品にしては吐き気を催す邪悪に対する報いのカタルシス、弱者への救済が足りないように思えました 切ないで済ますにはあまりに切ないです | ||||
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すっっっっごく面白かった!いつもは単行本高くて文庫化を待ってしまうけど今買って良かった!伊坂さんの作品で一番好きになりました!本当に面白かった! | ||||
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双子をめぐる設定は、まさに伊坂ワールドで 各場面・事件のスピーディーな展開はすごく面白いです。 どんどん読み進めます! 終盤はハラハラ・ドキドキだし。 ただ、 DVを中心とした背景はリアルで苦しいし、 弱者をいたぶる各事件の設定は辛すぎたり過酷だったりです。 だからこそ、双子の「たたかい」に、読者は「共感」できるのですが。 現実社会が 子どもにとって理不尽すぎたり重すぎたりしますから、 それを何とか打開したい僕らの気持ちを 作品の中で少しでも解き放とうと伊坂さんは頑張ってくれました。 苦い味わいもまた……。。 おススメです。 | ||||
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確かに騙されてしまったし面白いのだけど、前々作と前作の圧倒的な良さが薄まってしまったなぁと感じた。 | ||||
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描かれる悪に対していらだちや嫌悪感を抱きながらも、読むことを止められない。いつも彼の作品を読むと「さすが伊坂幸太郎!」と唸ってしまう。哀しく切なく、そして希望のある今作も、多くの読者が心を震わせていることだろう。 | ||||
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村上龍さん『コインロッカーベイビーズ』のキクとハシをとても懐かしく思い出した。きっと小玉がアネモネなんだと思います。 どうしようもない理不尽さと大切な人の喪失というテーマは村上春樹さんの物語にも登場します。 2人の偉大な先達への敬意を込めたオマージュ作品なのではないでしょうか。 もちろん、伊坂さんならではの意表をつく展開で最後まで楽しめます。現に私も読むのに夢中で、通勤電車で二駅乗り過ごしてしまいました。 | ||||
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伊坂ワールド。 読んで良かったと思えるストーリー! | ||||
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あらすじをうまく言い表すことができない。 ただ、読み終わった時、なぜか泣いていた。伊坂さんらしい、企みに満ちたミステリーでもあり、双子の成長期でもある。 愛しくて、切ない、そんな物語。 伊坂さんの作品は、おそらく「なんか合わない」人には一切面白くないんじゃないかなと思う。ただ、作品読んで胸撃ち抜かれてる人にとっては、毎作品が生きてることへのご褒美。読み終わって「伊坂さんと同じ世代に生きていることを感謝したい」と心の底から思った。 | ||||
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今まで読んだ伊坂 幸太郎の作品の中で一番辛かった 嘘だと分かってガッツポーズをしたのに・・・ | ||||
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