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フーガはユーガ
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フーガはユーガの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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常盤優我と風我は、ある特殊な能力を持った双子だ。そんな双子の兄、優我がファミレスでフリーのディレクター高杉に、自分たち兄弟の幼い頃からの出来事を話し出す。一体、話は何処へ行き着くのか、ドキドキします。 ただ、他の伊坂幸太郎作品では、例え虐めや暴力などの気分の悪い話でも、軽妙洒脱な文章が見事に中和させるのに、本作は毒が強すぎたのか、少し不釣り合いというか違和感を覚えました。繋がる爽快感、キャラクターへの愛おしさは感じますが、肝心の特殊な能力がストーリーに活かし切れているとは思えなかったです。 | ||||
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展開はさすが伊坂幸太郎という素晴らしいものがありますが、事件がなんとも陰惨で非常に後味が悪いです。昔は結構平気で読んでましたが、平気でなくったということは年取ったのかなぁ! でも、良くも悪くも伊坂幸太郎が詰まってますよ! | ||||
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タイトルや、オビなどから双子を生かしたミステリーかサスペンスなのかなと予想して読みました。 内容は面白かったです。緻密につくり上げられいて、伏線も回収されて一気読みできる。私は本を読んだーって気持ちになりたいのでボリュームもちょうど良かった。 初めて伊坂幸太郎作品を読みましたが、万人受けする作品だなと率直に思います。同様に一度読んだら満足かなとも思います。 | ||||
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井坂作品は全て読んでいますが、その中でも読後感は悪いほうです。救いが無いことが多すぎて、大団円とはなりません。 | ||||
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上手には出来なかったけど、ミッション成功 で、彼はこれで概ね満足してるんじゃないかな。と、思ってしまえるところが大変に切ない 楽しませて頂きました | ||||
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扉の2段目の覗き穴?に双子がいる。 左側はしっかりと開かれた扉が描かれており、右側は黒い靄がかかっている。「アレ」の状態を表しているのかなと最初は思ったが次第に「理想」と「虚しい現実」を対比して表しているように感じた。 伊坂幸太郎さんは好きな作家だが今作は読んでいて実に心苦しかった。 今辛い現実に直面している人は読むのを控えた方が良いかもしれない。それくらい重いと言うか、切ないと言う言葉では足りない位の描写が多かった。 伊坂幸太郎作品を全て読んだわけではないが、と言うか数冊程度だが、最もニヤニヤ回数が少ない一冊であった。 そんな本書ではあったが、本書を読んで考えさせられた事がある。 それは自分の現実についてである。 私自身も上手くいかない現実や辛くそのまま放置してしまいたくなる現実がある。 しかし、それらから目を背けてはいけないなと考えさせられた。 「自分が置かれている環境のほうが、他人よりも大変、そう思う人間は多く、逆は稀だ」 この一文はとても響いた。 また別作のキャラクターをサラッと出して来る辺りは最高で読み返したくもなった。 | ||||
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