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ひなた
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ひなたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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吉田修一さんの作品が大好きでほとんどの作品は拝読しましたが、「ひなた」は吉田修一さんらしくないような、違和感を覚えました。 女性誌「JJ」に連載されていたということで、吉田修一さんなりに「キラキラ女子」を起点に試行錯誤して書かれたように思いました。 ただ、主人公の位置にいる新堂レイの活躍ぶりは少々無理があるような..そんなにとんとん拍子にいくものですかね.. (そして「夜叉姫」が出てきた瞬間に引いてしまったのは私だけでしょうか。。) 新堂レイ以外の3人の視点のお話はまだ吉田修一さんらしさも垣間見え、スラスラ読み進めましたがましたが、新堂レイのパートだけ読むのが苦痛でした。ごめんなさい。。 | ||||
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不安を抱えながら過ごす4人の春夏秋冬を描いた物語。それぞれが関わりあいながら淡々と過ぎる日常の様子が丁寧に描かれていた。みんな「ひなた」に憧れながらも「日陰」から抜け出せないそんなじれったさがうまく表現されていたと思うのだが、特に盛り上がる展開もなく最後もあっさりと終わってしまったのが残念だった。 | ||||
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ということを事前に知っていれば、手に取らなかったかも。 2人のヒロインはそれぞれ、ブランド会社と雑誌編集部に勤務っていうのも、そういうことだったのね、って感じ。 たぶん、そうした設定から想像されるJJ読者の期待を裏切るのが著者の狙いだったのかな。 元ヤンキーとか、夫と妹の間にできた子とか、「熱いトタン屋根の猫」に重なる夫婦像とか。 「単純な恋愛小説」以上「吉田修一の本領未満」ってところです。 | ||||
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男女4人がそれぞれ話しを進めていく。 春夏秋冬で1年間をそれぞれがそれぞれの立場で 他の3人と周りを取り囲む人々の現状も踏まえながら話を続けていく。 それぞれが何かしら不安や悩みを抱えながら、 日々の生活を送っている。 そこに誰しもがもつ不安感や焦りなんかが上手くちりばめられているような気がする。 まぁ、あんまり出生の秘密を持っている人は少ないかもしれないけど。 あるひとりが言う 「女が働き続けるのには理由がいる。」 多分結婚している女性のことだと思うけど、 普通に満たされていたら 働かなくてもいいんじゃない?みたいな。 それが彼女の悩みだったりしたんだろうな、と思う。 ただ、筆者がどう思っているか知らないけれど、 これは女性を軽く見てるよね・・・って感じがしました。 問題提起かもしれないし、実際そう思っているのかもしれないんだけど。 彼の作品には時々「?」って思う表現があって それが本人の気持ちなのか、問題提起なのか、未だにつかめません。 まぁ、自分が大げさに考えているだけかもしれませんが。 タイトルは「ひなた」ですが、 明らかにこの4人は日陰の部分が多いような気がします。 だからこそ彼らに必要なのは「ひなた」なんだろうな、って思います。 あ〜でも、今まで読んだ彼の作品には よくゲイもしくはゲイ的行動が描かれてます。 必要性・必然性があるのか?どうなのか? 単に話のアクセントとして使いたいのか? 非常に微妙です。 | ||||
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とある家族を4人の人間に語らせた話。 良くある感じだけど、独特のほんわりした雰囲気で楽しく読めた。 出生に秘密のある兄弟と、その彼女、妻の視点でそれぞれ春夏秋冬を 語り、1年を通じて家族像とか仕事を持つことの意味などが語られている。 「(結婚をした)女が働き続けるには理由が要る」と言う文が、男性の 著書に出てきたのはちょっと意外だった。 『ひなた』と言うタイトルで暖かい雰囲気を出しつつも、家族の中にある 『日影』の部分にスポットを当てたように思う。 | ||||
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兄とその妻、弟とその彼女。 この4人を春夏秋冬に描いたことで、夫婦、家族、友情を浮き掘りにする。 季節の変化と共に、頼りなかった弟とその彼女が社会人として足固めして 多忙を極めてた兄とその妻にも変化が・・・ 季節の変化と、家族の変化も少しづつ起こる そんな時不安になる気持ち 流れるように書きながら、たまに鋭い所を突く本だった | ||||
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