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ひなた



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【この小説が収録されている参考書籍】
ひなた
ひなた (光文社文庫)

ひなたの評価: 3.84/5点 レビュー 25件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.84pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

ありふれた四人の日常生活の話し

本当に、『悪人』や『怒り』を描いた吉田修一なのか、と思わせるような作品だ。熱い思いを綴る場面はまったくなく、どこか冷めたような心情で、四人のありふれた日常生活を淡々と綴られている。話しに盛り上がりや変化がない分、読んでいてあまり面白くない。特に、男性には向かない本だ。
何故、それぞれ四人の春、夏、秋、冬、計16通りの話しを描いたのか?作者の意図がよく分からない。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
4334744281
No.1:
(2pt)

不安定などろどろな人間関係

吉田修一の原作でつくられた 映画をみた事があった。
この本『ひなた』を読んでみると、
あまりにも、どろっ としているので
ちょっと、意外な感じをした。

意識、感情、行動 というのが
ふんわりと一体化している。

尚純が ダラットして、なぜか 目的意識と言うか
そういうものもなく、ふわふわして生きている。
そんな尚純に なぜ レイが 好かれるのかが
よくわからないけど、つきあっている。

兄夫婦が 兄は銀行つとめ。
妻は 雑誌の編集者で やり手なのだが
なぜか 落ちぶれたオトコにも 未練がたちがたい。
この女性は 仕事ができすぎるので、
どこか、日常生活が 破綻するのかもしれない。

田辺と兄のつきあいも よくわからない。
ふわっとしているんだよね。
田辺の 好き嫌いがはっきりした性格だと思うが
うまく 世渡りできなそうな。

そして、尚純の母親が いちばん 沢山のものを抱え
はっきりした 意識を持っている。
このお母さんは 強いよ。
ひなた (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:ひなた (光文社文庫)より
4334744281

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