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貘の耳たぶ
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貘の耳たぶの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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繭子のダメな人間ぶりに不快感を感じ、なかなか読み進めなかった。陣痛の痛みに自然分娩から逃げて帝王切開で出産したり、赤ん坊の沐浴を絶対に無理と初めから諦めたり、どう考えても育児から逃げることばかり考える。取り替えが発覚しても言い出せず、それにより郁絵が苦しむのに同情してしまう。子供は親を選べない。だからこそ産んだ子に対する責任は重大だ、と感じさせる小説だった。不快な小説だったが、構成は良くできていた。 | ||||
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子を持つ親としては、なんとも耐え難いストーリーである。 よくそこに手を伸ばしたものだと思っては見たものの 面白く読んでしまった自分自身に、「それでいいのか」 とつい突っ込みを入れてしまった。 読み終えた余韻で、巻末の解説を読むと、ストーリー以上に 感動が味わえます。 | ||||
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何でこのテーマを敢えて書くのか今ひとつ分からなかった 葛藤も苦悩も余りに既存で、目新しさは皆無だった この手のテーマを一度も読んだ事ない人は楽しめると思う | ||||
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途中から結末が解る内容です。読み終わって知り合いの年配の方に貸したら「字が読みづらいから無理」と言われた。老眼には辛い字みたいですね。 | ||||
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新生児の入れ替わり それ自体は過去にも存在したテーマですが 本作は母親自身が自ら取り替えると言うショッキングな内容で先が気になり一気読みでした。 初めて読む作家さんでしたが文章はとても読みやすかったです。 ただ全体的に少しづつ浅い印象があり、一番肝心な、自ら産んだ子を自らの手で「取り替え」た 繭子の動機がぼやけてしまい共感出来る部分がないまま読了。 帝王切開での出産、育児への不安、母親との関係性等、どれもそこまで追い詰められる程の緊迫性も感じられず 国際線パイロットの夫を持つ主婦でありながら何故?と思わざるを得ませんでした。 登場人物が少ない割に、繭子と繭子の夫、取り替えた新生児の母であり、母親学級で一緒だった郁絵やその夫 繭子の母親、それぞれの内面も描き切れていない印象を受けました。 繭子の夫がパイロイットと言う事もあり名付けた「航太」と言う名前に対して 郁絵の息子の名前が「璃空」と言う名前もややこしく感じ読みづらさもありました。 結末が気になり短時間で読了しましたが、誰も幸せにならず 光が見えない結末で子供達の将来を考えた時、悲しさだけが残りました。 | ||||
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生まれたての赤ん坊が取り違えて、4年くらい別々の両親に育てられるという話。これ自体昔からよくありそうなストーリーですが、この小説では取り違えたのは実の母親。なぜそんなことをしたのか、取り違えても相手の子供を自分の子供として育てるという感覚。複雑な心境のまま物語はエンディング。動機がどうしても弱いと感じてしまったし、真実が分かった後の盛り上がりに欠けた、ちょっと期待ハズレな印象です。 | ||||
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