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(短編集)

緋の堕胎: ミステリ短篇傑作選



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【この小説が収録されている参考書籍】
緋の堕胎: ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)

緋の堕胎: ミステリ短篇傑作選の評価: 4.29/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

お腹いっぱい

戸川昌子は長編を5冊ほど読んだが、やはり圧倒的に『大いなる幻影』が素晴らしい。あとはまあそれほどでも…というのが正直な感想だけれど、余人をもって代えがたい凄みのある作家だとは思う。

この短編集もそんな感じである。官能ミステリといえば聞こえはいいが、要するにハードな下ネタのオンパレードだ。そういう意味では凄みしかない。恐れ入りました、もう帰っていいですか? という感じだ。

○○(一応伏字にしておきます)を搾り取ってチーズやヨーグルトに混ぜるとうまい、というような発想には紙一重なものを感じてしまうが、戸川昌子というキャラクターをテレビなどを通して知っていれば、ギリ許容範囲だろうか。

とはいえ、もうお腹いっぱいだ。げっぷが出るほど味わった。この人の場合、早々に作家活動を辞めて、シャンソン歌手やタレントとして活躍したのは、結果的に正解だったろう。自分で引き際がわかっていたのだと思う。
緋の堕胎: ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)Amazon書評・レビュー:緋の堕胎: ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)より
4480435492

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