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異セカイ系



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【この小説が収録されている参考書籍】
異セカイ系 (講談社タイガ)

異セカイ系の評価: 4.20/5点 レビュー 10件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

作者とキャラクターは愛し合えるのか

作中ではいろいろな命題がありましたが、作者と、作者がつくりだしたキャラクターは愛し合えるのかという命題が1番ぐっときました。自分の好きなキャラクターを好きなように操るエロ同人誌とは真逆の倫理観を問うています。ファンダメンタマウスや無職やめ太郎さんがすきなひとは大ヒットするんじゃないかな。あとメタオブメタなので東浩紀好きにも刺さるだろうし、愛と自由意志の関係の記述は宮台真司ファンに刺さりそう。とっちらかっているというレビューもネットで散見されますが、逆にここまでの命題・ストーリー・メタ構造をよくこのページ数でまとめたなと惚れ惚れします。
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4065125553
No.7:
(4pt)

シュタゲが好きならこれも好き

主人公は、自分が書いた異世界転生物の世界へ転生できる能力を持っている。異世界とそれを統べる現実世界という世界の二重構造を使ったミステリー。もう少し伏線の張り方が上手ければ星5。良作なだけに惜しさを感じる。
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4065125553
No.6:
(5pt)

最低の小説です

最低の小説です。「物語で世界は変わるのか?」などと悩んだことのない人にとっては間違いなくそうです。迷っている人には購入をおすすめします。私自身は読後しばらく震えが止まりませんでした。
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4065125553
No.5:
(5pt)

筒井的SF+メフィストっぽさ

ゲンロンSF講座出身ということで、SFとして捉えるなら筒井康隆的なところがあるでしょう。ジャンルとかを掘り下げすぎるとネタバレになりそうですが。
読了してみて最初に思いついたのは乙野四方字のある作品(言うとネタバレになりそう。最近出た講談社タイガの奴ではない)です。あちらは体裁の整った文でしたが、こちらは完全な地の文です。固い文が好きな人は違和感覚えるレベルです。個人的には地の文の小説大好きなので、面白かったです。関西弁なのも勢いがあって笑えます。メタフィクションにおいて主人公にキャラクター性があるというのは、読み進める上でもなぜか心地いい気がします。
個人的には、メフィスト賞っぽいなぁとも思いました。まさに面白ければ何でもありというか。エンタメ性と文学性がうまく同居してる作品だと思います。
ただ、アイデアの根幹として「全く新しい」ことをやってるわけではないとは思います。それこそ読了時に「似てるな」と思わせる作品がほかにあるので。ただ、そういうアイデアを「作者への挑戦状」というハッタリで見せたり昨今のブームである「なろう系」などとリンクさせたりするのは、今ならではだと思います。時代を反映するという意味では、新品で購入した甲斐があったなという気はします。
同時に、お節介ではありますが、次の作品はどうなのかなという心配もあります。今のところ「普通の話」の筆致が未知数なので(もしかしたら既にどこかに寄稿されてるのかもしれないですが)。次の作品も楽しみです。
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No.4:
(4pt)

その青臭い優しさ、そのモラルをもう一度、マジな感じで心に添えても良いよね?

いろいろな時代の見方はあると思うけど、個人的にゼロ年代って、(とくにファウスト周りは)回りくどく倫理について描いてる印象が強くて、あずまんが帯文でよせたように確かに愛を巡っていろいろ考えてたんだなって、本作を読んで改めて思いました。
太田克史がでっちあげたあのムーブメントってなんだったんだろうって、ここ最近考えることが多くて、「吐田君に言わせるとこの世界は」(はパンドラに掲載されていたんだっけ?)を読んだとき、戯言とか追ってたのになんでこの物語と出会ったんだろうって戸惑ったこととかを思い出すとエモいといえばエモいのだが、テン年代も終わろうとしてる昨今の世情はあの頃よりも殺伐としているし「異世界系」「なろう系」は強くてニューゲームしないとやってられないって弱音の現れでもあるわけで(このすばも好きだけど逆いく灰と幻想の〜もいいよね)、一方で倫理とか人としての優しさや尊厳なんて考えるだけ損みたいな世界で悲し〜って感じでこの本がタイガから出たんで、やっぱりエモいといえばエモいのだが、他者について考えて行きたいと思いましたよ、あたしゃ。
あと最後の方とか「ディスコ探偵良いよね分かる〜」気持ちが溢れました。
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No.3:
(4pt)

その青臭い優しさ、そのモラルをもう一度、マジな感じで心に添えても良いよね?

いろいろな時代の見方はあると思うけど、個人的にゼロ年代って、(とくにファウスト周りは)回りくどく倫理について描いてる印象が強くて、あずまんが帯文でよせたように確かに愛を巡っていろいろ考えてたんだなって、本作を読んで改めて思いました。
太田克史がでっちあげたあのムーブメントってなんだったんだろうって、ここ最近考えることが多くて、「吐田君に言わせるとこの世界は」(はパンドラに掲載されていたんだっけ?)を読んだとき、戯言とか追ってたのになんでこの物語と出会ったんだろうって戸惑ったこととかを思い出すとエモいといえばエモいのだが、テン年代も終わろうとしてる昨今の世情はあの頃よりも殺伐としているし「異世界系」「なろう系」は強くてニューゲームしないとやってられないって弱音の現れでもあるわけで(このすばも好きだけど逆いく灰と幻想の〜もいいよね)、一方で倫理とか人としての優しさや尊厳なんて考えるだけ損みたいな世界で悲し〜って感じでこの本がタイガから出たんで、やっぱりエモいといえばエモいのだが、他者について考えて行きたいと思いましたよ、あたしゃ。
あと最後の方とか「ディスコ探偵良いよね分かる〜」気持ちが溢れました。
異セカイ系 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:異セカイ系 (講談社タイガ)より
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No.2:
(5pt)

友達に押し付けられるように借りたので明日仕事が終わったら買いに行きます。

ある作品を思い出した。
作者と題名を言ってしまうと「あぁ、そういう。そういう話なのねぇ…。」と近所の奥様方に冷酷な目で言われてしまうネタバレになってしまうので書かないけれど。
異世界系に転生しチート能力で無双して都合の良い理由で色々な異性に好かれる話が大嫌いな友人が夜中の三時に連絡してきて面白いから読めと言ってきたこの作品。
『小説投稿サイトでトップ10入りをすると自分の書いた世界に主人公として生きることができ、トップ10から下になるとその世界が消える事を知った作者が自分の過去の文・現在の文・未来の文で理想の世界をどう変えてどう守ろうか?』そのような話。いや間違っている。
そもそも私みたいな駄文生産機がこの作品の魅力を伝えることなんてできないのだ。
「なんたらかんたらでなんたら」とか意味はわからないけれどなんとなく理解できる難しい言葉で形成された文章で「これはこうでありあるいはこうなのだ」なんて書く力がない。
単純に私は面白かったから皆も読んでね。
メフィスト賞という凄い賞をとった作品だぜ!!きっと難しい文章は他の人が書いてくれるから大丈夫!そんな気持ちで書いた現在深夜2時16分。
異セカイ系 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:異セカイ系 (講談社タイガ)より
4065125553
No.1:
(5pt)

笑え、懐かしめ

セカイ系、異世界。ゼロ年代、今時代。これは私のための、あなたのための。懐古のための、新参のための。
作者とキャラクターの物語。
大袈裟はあわへん。ゲラゲラ笑えば最高。だってそれは、幸せだってことやろう?
異セカイ系 (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:異セカイ系 (講談社タイガ)より
4065125553

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