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雪の階



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【この小説が収録されている参考書籍】
雪の階 (単行本)

雪の階の評価: 4.24/5点 レビュー 25件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

物語を持ちこたえられない長さ

途中までは何とか面白く読み進んだのですが、人物の造形がどれをとっても中途半端かつ細切れなので、だんだん退屈に。紅玉院の庵主も、伏線は張られているけれど、いざ登場してみるとあまりのインパクトのなさにため息が出ました。更に訳が分からないのは笹宮惟佐子。この美女が途中から途方もない男性漁りを始めることにも、まったく必然性がない。もう一つ、事件を追う女性カメラマンとその恋人も、テレビドラマの登場人物の定型にはまって、陳腐でした。何百ページを費やすだけのミステリーなのかと、心底拍子抜けというのが、読後感です。
雪の階 (単行本)Amazon書評・レビュー:雪の階 (単行本)より
4120050467
No.1:
(1pt)

残念。次作に期待。

タイトルと書き出し、厚みと装幀に惹かれて、出てすぐに購入。前半は、中々のもので上質のミステリーといった趣。ところが半ばから首をかしげるようになり、読み進めるに従って失望感に覆われ、ああ、やはり新刊には手を出してはならないと自戒。この長さで緊張感を持って書ききるには相当の力量が必要なのだ。毎日出版文化賞受賞と知って唖然とした。この賞も地に落ちたものだと思う。林真理子氏が三島の豊饒の海を引き合いに出して絶賛していたが、三島が春の雪、奔馬と天才ぶりを発揮したあと、息切れして暁の寺、天人五衰と駄作に向かって転げ落ちたのと、奇しくも似かよっている。
雪の階 (単行本)Amazon書評・レビュー:雪の階 (単行本)より
4120050467

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