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万引き家族
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万引き家族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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是枝ファンゆえに映画鑑賞後に精読。映画のサブテキストとして楽しめました。 | ||||
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映画は観ておらず、小説を読んだ。 せりふが多く、改行も多く、一文が短いのであっという間に読める。 小説として十分楽しめるが、きっと映像の方がもっとよいのだろうな、と想像できた。映画ありきの小説だからそれも当然だろうけれど。。 | ||||
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映画では頭の中で想像するしかなかった登場人物の詳しい過去や性格が本に書かれています。映画を見てから読むと、自分の解釈通りだったと納得できると思います。また本を読んでから映画を見ると、一つ一つのセリフや表情の意味するものが一層深く理解できると思います。 | ||||
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ノルマ的な この手はどうにも嗜好外なんだよねえ…。不運と貧困はOK。境遇と貧困はOK。暴力と貧困もOK。しかし怠惰+暗愚と貧困はNG 真正バカは許容するが愚かは許容できない。婆と子供が刹那的なのはOK。しかし壮年の「行き当たりばったり」「いい加減」「そん時だけ」はどうもねえ みたいな感じだった | ||||
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映画の脚本のような記述文章。 映画はまだ見てないが、面白いんだと思います。 次の予約が入ってるのですぐ返します。 自分で買ってたら後悔してますね。それほど良くないから。 文章力・文語力も乏しいです。文学的要素はないです。 | ||||
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家族っていろいろ。よく「家族に支えられました」というインタビューのコメントはこのごろ定型文みたいに聞こえてしまうことがある。虐待や非行、ひきこもりなどの子ども問題は、本人の問題ではなく、家族問題、社会問題にみえる。家族や社会が思う「家族とは」おしきせ的なイメージはあっても、実際はそうはいかない。実は、家族って誰もわかっていないことだらけではないか。改めて「家族」とはどんな営みを言うのか、大事なことはどんなことなのか、考えさせられました。 | ||||
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映画で表現出来ない細かな部分があるのかな?と本を購入しましたが、ほとんど映画のままの内容でした。 | ||||
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カンヌ映画祭パルムドールを受賞した映画を監督自身が小説化した。 小説も胸をうつけれど、もし先に小説を読んでいたら映画は観なかったかもしれないと私は思う。 例えば、信代が取り調べを受ける場面。 小説では、 「誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人は、他にいるんじゃないですか?」 というセリフだけで終わらず、 「私たちがいったい誰を捨てたのというのだ。息子夫婦に捨てられた初枝と同居し、居場所を失った亜紀を居そうろうさせ、放っておいたら死んでいたかもしれない祥太とりんを保護した。それがもし罪に問われるのだとしたら、彼らを捨てた人々はもっと重い罪に問われるべきじゃないか。(p.242)」 と続く。こちらの方がむろん、著者の意図は伝わりやすくなるけれど、信代のこの思いは、やはり安藤サクラの表情で語らせる方が良いのではなかろうか。 亜紀が初枝の家に転がり込んだ経緯など、小説で初めて分かることもあったけれど、それは映画を鑑賞する際に必須の知識ではないだろうし。 | ||||
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京都~大阪間を移動することが多かったので、移動中に、読ませて頂きました。正太の正義感が救いでした。初枝さんを埋めたことを告発して、すべてが明るみになったことは、良かったと思います。けれども、心に残りました。 | ||||
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やはり感動し現実かもて感じたなーどうにかせねば | ||||
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話題になっていたので見に行ったが、今の日本の下層側の実態を如実に表現したすごい映画だという事はわかる。これを外国人が見て評価するというのは、日本ってこんな国なのか?と誤解を招くような(それくらいリアルな表現なので)気がして、ある団体などは怒りだすのではないかと心配になった。 万引き・年金不正受給・育児放棄・虐待・パート雇用解雇問題・労災・不就学問題・貧困…と映画の中にこれでもかという感じで詰め込まれている。決して明るく楽しく見るような映画ではない…のだが、私が一番印象に残っているシーンは家族のふりをしている軍団が 海水浴に行って楽しく遊んでいるシーンなのだ。いまどきこんな仲のいい楽しそうな家族があるのか…というレベルで楽しんでいた。本当の家族でもないのに。それを見た私が感動するくらい。 監督は何を伝えたかったのか。 結局家族のふりをしていても最後は色々なひずみが出てきてちりちりバラバラになる…の方向なのか、血がつながってなくても一緒に住んでれば家族になって安らげるのだよ…なのか。(映画では最後はバラバラになってしまったが…)もともと家族と言っても夫婦はもともと血のつながりもないわけで、血のつながりを基準に考えるのはおかしい。でもそこは人其々の価値判断の基準があるのだろうなぁ。自分なんて娘に対する想いと嫁さんに対する想いは…とても書けないなぁ…。そもそも家族ってなんでつながっているのだろう。この登場人物たちは、「食べる」事だけで共同生活していると思いつつ、本当は仮の家族で安らいでいたと思われる。皆が理想の家族の構成員になりたかったのだと思われる。しかし現実はそれほど甘くない。 ストーリーは、一見家族のように暮らしている5人の集団。おばあちゃんの年金を頼りに、父親の建築関係の日雇い、母親のクリーニング会社でのパートの収入では賄いきれず、スーパーなどで万引きして何とか生活をしている。家の中は狭く汚く男の子は押し入れの中で懐中電灯で生活している。もちろん学校にも行っていない。この子供との関係は最後に明らかになるが、パチンコ屋で車の中に放置されて暑さで死にそうになっていたのを助け出してそのまま一緒に住んでいるという感じ。誘拐である(笑)。父子で万引きした帰りに、マンションのベランダに一人の幼児が佇んでいて、かわいそうに思った二人は家に連れて帰る。見ると身体中に虐待の跡がありどうしたことかと思ったがとりあえず食事をさせて家に送って行ったら、激しい夫婦げんかが外まで聞こえてきて、返すのをやめてそのまま一緒に暮らすようになる。誘拐である(笑)。 そのおばあさん、夫婦、奥さんの妹設定の若い女の子、男の子、幼児の6人の家族的集団の生活を描くのだが、最終的に万引きに(故意に)失敗し男の子が警察に捕まり、一家全てが保護されてバラパラになってしまう…。 2時間程度の中にこのような事が目一杯盛り込まれているため、見る方は息が抜けないというかもうお腹いっぱいという感じ。私はまたあの虐待家族に引き渡された女の子が不憫でならない。最近起きた5歳の女の子の虐待殺人を思い起こすシーンであった。 | ||||
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家族とはなんだろうなんて浅いレベルでパルムドールが取れるわけない。 昨今の日本に蔓延る問題をここまで綺麗にまとめたのは圧巻。 年金の不正受給、児童虐待、DV、家族間のすれ違い、誘拐、貧困、不倫、死体遺棄、そして万引き。 それぞれが複雑な過去を持ちながらも共存している。 登場人物も限られていて分かりやすい。 あなたならこの日本にある問題をどう考える?という問題提起にも感じた。 | ||||
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素晴らしい賞を取ったこと当たり前かも、と思わせる作品。 家族とはなにか、違反とは何かを考えさせる作品。 | ||||
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家族とは何かを問いかけた作品でしょうが、根本的に間違っています。万引きはするなと教えるのが親です。スーパーやコンビニの経営者の人々の苦悩を無視した最低な作品です。 道徳心の欠如はやがて再び家族の破綻を招くでしょう。不朽の名作イタリア映画自転車泥棒とは雲泥の差です。 | ||||
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パルムドールを取ってからたくさん売れたようで、なかなか手に入らなかったこの本をたった今読み終えました。封切りの日に映画を見て、微妙によく分からなかったこの家族の人間関係が原作を読むと大変よく分かります。 整理がついたような気になりました。 今日この映画を見てきた人が、ラインで、女の子のラストシーンがパルムドールなのかな?と言っていましたが、私は映画を見ただけではよく分かりませんでした。しかし原作で、りんが、呼んで、声に出して呼んで、と言っていたことを知って思わず涙してしまいました。りんにとっては束の間、拾われたあの家族が家族だったのですね。 | ||||
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まず映画を見て、本を読んで、また映画を見る。 この映画は、ボソボソとしてセリフが聞き取れない事がある。それが大事な大事な場面でもだ。 本を読むと、監督の意図がハッキリわかり、ウッと唸らせられた。 その上でまた映画をみる。 すると、監督の意図を超えた演技にまた感動する。 本当の絆を作るにはどう振る舞えば良いのか? 監督の問いかけは深い。 また、それがわかっても、そう振る舞えない自分に慄然とする。 優しい語り口で読みやすいが、私には残酷すぎるものがたりでした。 | ||||
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世間で言われる家族、親、、正義、道徳という観念は、実はただのモデルケースであって、とても脆いもの。 こうあるべきと作られてきた観念は、満たされない現実を抱えている人にとっては、建前にすぎない。 建前や体裁を取り繕ってばかりの私達に、見て見ぬ振りをしている現実を突きつけられた、そんな感じを受けました。 | ||||
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映画を見た時にいくつかすっきりとした理解ができないことがいくつかあった。それも是枝監督のストーリテリングの妙で、ずっと考え続けていた。するといくつかは納得できた。だがまた残っている部分もあり、監督自身が書いた小説を早速読んでみた。 読み始めたら止まらなかった。なるほどと納得しつつ、「そういう背景があったか」「そういう心の動きか」と新しい発見もあり、気になっていたこともわかった。特に映画のラストの一瞬の描写が小説ではきっちりと書かれていて、強く心を揺さぶられた。 私はそこに希望を見た。雪だるまがつなぐ二人の姿を思って涙が出た。 | ||||
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