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万引き家族
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万引き家族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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最初は映画を見て、よく読んでみたいと思い購入しました。 | ||||
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映画は観ていたのですが、小説を読んでみて、辛く悲しい状況の中に、人間の奥底から溢れる愛情が強く感じられました。素晴らしい作品でした。 | ||||
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万引き家族それぞれのその後を描いた第二作目が有ればいいのになと思いました。 | ||||
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生活に追われてすさんだこころ、 お金さえあればと思っていたあの頃 ふいに、持っている人同士 「もっと欲しい(十分あるハズ)」と憎しみあう光景 無いものねだり&どツボのイタチごっこ どちらが良いのか? 有り合わせの毎日に感謝「足るを知る」 願わくばよき隣人がいれば、笑顔で過ごす日々 (作中のシチュエーション) 血気盛んな悪ガキの頃の溜まり場 最高にゴキゲンで居心地が良く ただただ懐かしいばかり | ||||
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とても綺麗で良かったです。 | ||||
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映画は観たことがなく、本で読みました。 話に出てくる家族の秘密が徐々に明らかとなり、最後まで夢中になって読み進めました。 この本を読み、家族とは何か、社会のルール正しさについて改めて考えさせられました。また人はどんな形であれ心の拠り所となる温かい場所を求めるものだと感じました。 | ||||
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映画が面白かったので、より深い理解のために購入したのですが、少し期待外れでした。劇中では明らかになれていない設定や、理解できなかった台詞の意味などを知ることができましたが、大して数は多くありませんでしたし、知っても映画全体に対する理解が深まるようなものではありませんでした。結局のところ、映画としての完成度が高いので、いまさらノベライズを読む必要などなかったのだというのが正直な読後感です。当然のことですが、映画監督が書いた本なので文学的な水準も決して高くなく、1時間ぐらいで読めてしまいます。どうしても気になるという人は、図書館で借りるか、文庫版を中古で購入することをお勧めします。(私は単行本を新品で購入しましたが、私にとっては1,430円の価値はなかったと思います。) | ||||
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映画のシナリオや脚本のようです。映画をそのまんま活字にした感じです。したがって、小説のような細やかな状況や背景の説明が不足ぎみです。また、会話では言葉数が少ないし、人物の動きや微妙な表情の描写も欠落しているので、なかなかその人物の心情を推し量ることができません。 記述が足りていない分、理解がまだ不十分な感じがします。したがって、感動するまではなかなかいきませんでした。今現在、関心の高い「家族の崩壊」「家族の絆」をテーマとしているだけに残念だ。 | ||||
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DVDを3泊4日でレンタルして4回観た。実に感動的な映画だったが、ストーリーで不明なところが。本を読めば解明でき、スッキリします。 | ||||
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万引きや年金の不正受給、JKビジネスなどで生計を立てる擬似家族たちの生き様と家族の絆を描いた物語。 5人が家族となるきっかけの話は物語を通じて少しずつ明らかになっていくのだが、擬似家族でも誰かのために何かをしたり、きちんと向き合ってくれる人がいるのであれば、そこには絆が生まれて、本当の家族になっていくのだと思わせる物語だった。 ただ、終盤は誰も救われない展開で、読後感が切なく悲しかった。 | ||||
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なぜあの家族が初枝の家に住むことになったのか。特に治と亜紀は謎だったのが ノベライズには説明があり、明らかになった。 内容は映画とほぼ同じなので特に感想はないです。 | ||||
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万引きで生計立ててるなんて、どんなつまらない作品なんだろうと読んでみたら、万引きは窃盗という犯罪なのでそこは引っかかりましたが、「家族」それぞれに同情の余地がある事情があるのがわかって最後まで読めました。警察は信代は許せないみたいに思ってるけど信代は熱中症で殺されそうだった祥太と虐待されてた凛を助けて育ててた。万引きだけして暮らしてたならともかくちゃんと働いてたし血の繋がりがない家族になった経緯などは考慮されず初枝を遺棄した、凛を誘拐したとクソな正論で凛を虐待親の元に返した警察のほうに憤りを覚えました。ラスト、凛は結局殺されてしまったのか気になります。映画のほうはまだ見てないので見てみたいです。結構楽しめた作品なので星四つで。 | ||||
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ほぼ映画通り 本を読んで家族の過去がわかったのと樹木希林さんが何て言ってたかわかったのでスッキリしました。それから是枝監督の撮りたかったものがよりわかった。 | ||||
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映画小説化作品と書かれている通り、映画のシナリオに沿って、小説として登場人物の思いを文章にした内容になっています。 映画自体の素晴らしさは世界が証明したわけで、本書はそれを超える物ではありません。逆に出演者の演技の素晴らしさによって、脚本以上の動きや思いが登場人物に込められたからこその受賞だったわけです。 とはいえ、映画でのボソボソとしたセリフや主要人物ではない人たちの背景を本書では書き込まれているので、より心情移入して本の世界に入れたのも事実です。映画ではその背景を少しずつ解き明かすわけですが、そこには俳優陣の表情の変化、セリフの言い回しがスパイスとなって鑑賞者に届けられたわけです。 一方、小説の場合は、映画を見てから読むと、どうしても「 」の言葉が平板に伝わるのは仕方がありません。まして、映画の名演技を見ている者は脳裏にそれを再現しながら読み進めてしまうわけですから。 それでもラスト付近で登場人物が語る「私は楽しかったからさ。こんなんじゃお釣りが来るくらい」というセリフにあらためてこの「家族」の本質を見た気がしました。 是枝裕和さんの見事なストーリーテラーは小説でも生きているという証明のようでした。 | ||||
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映画を観てから読みました。映画は尺の関係でどうしても表現できないところがあります。それでも「万引き家族」は十分にわかるのですが、この本を後から読むと2度目の感動を得られました。 | ||||
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万引きや年金の不正受給、死体遺棄など、通常眉を潜めてしまいそうな場面が登場する作品であるが、不思議と嫌悪感のないストーリーであった。 というのも、本当の家族の絆とはどういうものか、といった正当なテーマが根底にあったからであると思う。 虐待されている子どもをためらいなく家に連れて帰り保護してしまうことは、法的には当然アウトであるが、傷ついた子の心と体を癒してあげる「万引き家族」は果たして悪と断罪できるのであろうか。 また、人生に全く困難が訪れない人はいないと思うが、生きていけないほどの困難が訪れた時にこんな温かな居場所があれば生きていけるかもしれないと思った。 ぜひ映画も観てみたい。 | ||||
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血よりも濃いものがこの世にはある。 特に生れ落ちたくもない場所に生まれた者にとって 血で人生のすべてを支配されることがどれほど苦しいことか・・・ ただ、あの亜紀ってやつだけはただの頭の悪い奴としか思えませんが(笑) 実際の母親たちが垣間見せる他人の子に対する異常な冷淡さを 時に恐怖を感じながら感じてきた人間にとっては腹落ちすることが多い。 「子供が大切なのではなく己の子供が大切なだけという自己愛」 を母の愛が何よりも深い愛だという浅はかな母親面で、己さえも勘違いしてしまっている母親の狂気を あの女警官を使ってよく描けています。 だから、何かを得ると何かを失ってしまう・・・母親というフィルターによって己の目が曇ってしまっていることに全く気が付かない自己愛の塊の怖さをここまでさらっと描けているのは凄いですね。 これまで是枝氏の映画を観るにつけ 厳しい環境で生まれ育つ人間たちを描くことを好んではいるものの 「優等生」からの視点と捉え方が前面に出過ぎていて「薄さ」しか感じなかったのだが 本作ではメタ的な「優等生の視点」をしっかり残しつつ 内面の揺れ動く情動をしっかり描けているように思いました。 劣悪な環境で生まれ育つ者を、その当事者たちは「普通との対比」としては絶対に描けない。 なぜならその世界が当たり前なのだから。 だから「優等生的視点」で描くのは当たり前だし、それしか選択肢はないのだが そこにやっと「現実的痛みや深み」が今作では感じられました。 ただ、小説とはいえ 「それは説明せんでもよろし」 と感じるところが多々あり、常に一文余計な感情の説明が入るので興ざめしてしまいます。 状況の説明だけを書いてくれていればその感情はわかるから野暮になっているのが私には邪魔でした。 | ||||
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日本では今村昌平監督『』以来21年ぶりカンヌ映画祭パルム・ドール(グランプリ)受賞作となった監督最新作『万引き家族』! 本書は『』『』『』『』で知られる是枝監督が自ら執筆した原作である。 高層マンションに囲まれた平屋の一軒屋に住む治(演:)と信代(演:)の夫婦、息子の祥太(演:城桧吏)、信代の妹の亜紀(演:)、家主である祖母の初枝(演:)の5人で暮らす不思議(いびつ)な家族。 万引きで生計を立てながら社会の底辺で生きながらえる家族だがある日、近隣の団地で独りぼっちの幼い少女・ユリ(演:佐々木みゆ)が寒さで震えていたのを見かね、連れて帰ってくるのだが……。 観客動員数300万人(7/14現在)、興行収入40億円突破(7/24現在)した大ヒット作だが、現時点では映画は未見でどうも是枝監督の描く現実を描いた世界観は苦手だ。是枝監督の出世作『誰も知らない』〈2004〉でも歪な家族構成が描かれていてそこに住む人たちの生活観が何かイヤだった。子供の不幸せな感じが見ていてツライものがある。 『』と共通項のある『万引き家族』もこの家族の秘密も後々分かってくるのだが、父と一緒に万引きする翔太が何か不憫だが、父・治もダメな親父だけども翔太に対し、歪んだ形ではあるが愛情表現があり、またこの家族も休日にみんなで出かけたり、食事したり、笑いの絶えず、他所の家庭よりも家族らしい家族でもあるのだ。 虐待を受けていたと思われる少女・ユリもこの家族に溶け込んで、ここより豊かな生活をしている元の家庭よりもここでの生活の方がユリにとっては居心地よく幸せを感じさせる。 それでも終盤での展開は仕方なくとも残念ではあるのだけれど、みんなでそろってみんなで食事してみんなで寝て休みの日にみんなで出かけるこの家族がある意味、全うだったように思える。 追伸…9/15、家主である祖母の初枝役の樹木希林さんがお亡くなりになりました(享年75歳)。本作が希林さん存命中に公開された最後の作品となり、感慨深いモノがあります。初枝も希林さんならではの役なのできちんと拝見したいと思います。希林さんのご冥福をお祈りします。合掌! | ||||
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映画を見て消化不良だったところがあったので購入。読んで、納得しました。よく、原作(本)のほうが良くて、映画が期待はずれだったなんてことを聞きますが、『万引き家族』に関しては、映画+本で円満に完結する作品かなと思います。 | ||||
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映画は未見。内容そのものは想像を超えるような物はなかったけど、十分に楽しめる話でした。「名前が二つある」というのも盗む行為とオーバーラップさせてるのかな、と思いました。犯罪に対してつい同情的になってしまう構造は、作り手の手腕なんでしょうな。 | ||||
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