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平凡な革命家の食卓
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平凡な革命家の食卓の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ユーモアも謎解きも、こなれた感じで進み、楽しい読み物ではあるものの、この作者にしてはもう一つパンチが弱いような気がした。揚げ足取りをひとつ。官房副長官は官僚の頂点で警察庁長官よりも遥かに格上なので警察出身者が就くとしても「出向」ではなく片道切符の「アガリ」である。そんな小さなとこが気になるのも全体の緩さゆえか。ラストはしゃれている。 | ||||
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作者の次の作品の方が良かった | ||||
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市会議員の「病死」を他殺と疑い調べる美人の女性刑事の物語。 議員宅の向いには築50年のボロアパートがあり、小説家を目指すために大手広告代理店を辞めて専門学校の講師になっている男性、週刊誌のフリーライターの女性が住んでいる。この二人の暇な住人と協力し、女性刑事は事件の捜査を進める。また、講師の男性をめぐり、女性二人の三角関係のようなストーリーも並行して進む。 講師の男性、なんか柚木草平みたいなキャラで、彼のおとぼけ口調での二人の女性とのやりとりが、樋口ファンにはうれしい。相手をする女性二人もキャラがたっていてオモシロイ。「新感覚ミステリ」と帯にあるけど、このへんのやりとりを指しているのだろうか。 でも、謎解きとしては、ちょっと無理があるかな。犯人の動機と行動にリアリティがないし、また、最後には真犯人は他にいると暗示するようなシーンもあり、なんかスッキリしない。 謎解きとしてはがっかりだけど、樋口ファンとしては、久しぶりに柚木草平風の洒脱で軽妙な雰囲気が戻ってきたことがうれしいね。 | ||||
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