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青空と逃げる
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青空と逃げるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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辻村さんの大ファンで、作品は一つ残らず全て読んでいます。 新刊が出るということで楽しみにして、発売してからすぐに購入。 結果は、うーむ、、、なんとも言えない。というのが正直なところ。 連載ものなのに、話がぐずぐずして進まない。夕刊でこれを読み続けるのは、大変だったろうなと。 「いやいや。力くんもお母さんも、こんな反応しないでしょう」という会話も多くて、どの登場人物にも全く感情移入ができませんでした。 もう少し前までの作品は、ワクワクして読むのがやめられないくらい面白かったのに、最近の辻村作品はあまり引き込まれません。 今回は特に、がっかり。いやいやいや、お父さんが逃げていた理由よくわからないし、他にもっと方法があったでしょうと。 事務所の人も、金貸しじゃないんだから、あそこまで執拗に追いかけてくるのだろうか?などと納得できない設定もちらほら、、。 辻村さんファンなのであれば、読んでみてほしい作品。 かがみの孤城もそうでしたが、最近の作品は期待を裏切るものが多いです。 | ||||
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いつものリズミカルなテンポがない。 地味に地味に進むから 退屈に感じてしまう。 辻村深月という作家でなければ、こういう紀行文のような作品も抵抗なかったかもしれないが やはり彼女にはトリッキーさを期待してしまう。 日本の風土が、そして震災のことが語られる部分は良いと思うが そういうモノなら他でも読める。 この最新刊は個人的には気に入らない。 カタルシスも中途半端。 | ||||
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ある種の逃避行ものとでも言うのでしょうか。この先がどうなるのかと思いつつ読みました。小五といえば10歳くらいでしょう。この男の子と母親との逃げるというか生活の場を求めての物語に感銘しました。父親の為したことから母と子どもが転々とする情景は巧く描かれていると思いつつ頁を捲りました。高知県の四万十から兵庫県淡路島の家入へと。何処でも皆が温かく接してくれることに読んでて爽快感を覚えました。更には中一(12歳くらい)の女子生徒の淡い恋ともつかない描写。そういうのもあるかもなーと思いつつ。そうして別府の鉄輪温泉から仙台へと…。終章では北海道へ。北海道というと札幌かと思いきやオホーツク海側の町へ。偶然にも私の故郷のすぐ近くでした。とても周りの人の心遣いを心優しく描いています。母の知る由もなく父と小五の子どもがずっと連絡を取っていたというオチ…。なかなか読み応えがありました。 | ||||
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