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さくら
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さくらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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妹がえらいきれいらしいけど、だから何やねん?!と思った。 きれいやったら何しても許されるん? お兄ちゃんの現実離れした純愛をリアルと捉えるならば、妹のしたことの罪の重さは(結果的に)人命に値する程だと思う。 それを十分に受け止めることなく、なんか勝手に最後盛り上がって希望のある風なラストになっとるけど、きれいごとすぎ。被害者面して自分の将来の恋愛を美しく語ってるけど、実際それをお兄ちゃんから奪ったのはじぶんでしょ! 辛いことあったから死にました、っていうのでは生きなければいけない現実に何の役にも立たないし、そんなん関係なくポジティブにがんばるゾ、とかいうのも現実的じゃない。幸福な人のための本。 | ||||
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読み終わって頭が痛くなりました。 一言感想を述べるなら「で、結局何が言いたかったの?」です。 完璧な兄以外、どこか危うい家族が、その兄を失い崩壊する話です。 完璧な兄と、(外見だけは)完璧でもカウンセリングに行った方が 良さそうな妹に挟まれ、自分というものがない主人公がダラダラと 思い出を連ねていくという描写は読んでいて苦痛でした。 エクスクラメーションマークやクエスチョンマークの後に一文字分 空いていないとか、「そうゆう」とか「旅行に行く」とか、作家として どうなのと思う文章にイライラさせられました。 タイトルも何故「さくら」なのか。犬の話は必要だったのか、 というか、あのエピソードもあのエピソードも何の伏線でも なかったのか、という疑問だけが多々残ります。 他人には勧められないな。 | ||||
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この本は中学生時代に読んだものなのですが、大人になった今でも苦く記憶に残っています。 私は桜の花が好きなのでタイトルに引かれて買ったのですが、話の内容が全くタイトルからイメージできないもので読んでいて苦痛でした。 ダラダラと長く、展開も刺激がない、性についての描写が多い…読み始めてすぐに嫌になりました。 しかしせっかく買ったのだから読まなければお金が勿体ない…そう思って最後までなんとか読んだ感じです。タイトルが犬の名前というのは別にいいのですが、家族愛をテーマにしているというには重く、なんだか狂気を感じました。特に主人公の妹には最初から最後まで好感なんて持てず、ラストに進むに連れて嫌悪感しか沸かなかったです。 同性愛に関しては偏見はありませんが、sexについて出てきたりドロドロしていて…そういうのが私は苦手なのでキツかったです。私が年齢も幼く、恋愛小説が好きでないせいもあったのかもしれませんが、もし家族愛がテーマでなのであれば性について細かい描写はいらないと思います。大人になった今でももう一度読もうという気にはならないし、少女漫画でこういう内容のがあったとしても読みたくありません。 少なくとも少女が読む内容じゃないですし。 わかったのは家族の中でお兄さんがかけがえのない存在だったこと、家族は仲良く見えてそれぞれ異常(特に兄弟)だったってことくらいです。 タイトルのさくらという犬は活躍しません。ほとんど主人公が兄と妹について語ってる感じです。 このタイトルに犬の名前を持ってきた意味があるのか不思議です。 読み進めたら面白いかもしれないと根気強く読んだものの、読み終えても面白いどころか私は何も感じませんでした。 読み終わって即刻売りました。期待した分、買ったことをすごい後悔しました。 まあ良かったことと言えば、この本を機に、小説を選ぶのには慎重になったことくらいです。 興味だけで買ってはいけないということを学びました。 | ||||
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読み進めるのが結構辛かった。 理由の1つは内容。登場人物の1人が可哀相過ぎる事。 もう1つは、描写の8割が主人公の思い出し語りで、どうも話全体に 薄い白のスクリーンがかかってしまっているような、ぼやけた印象の まま進んでいくから。 個人的にこういった描写は嫌いではないのだが、余りにも現実離れ して、フワフワし過ぎているかもしれない。 また、話のテーマが今ひとつ分かり辛い。ラストが良かったという レビューもあるが、本当にそうだろうか。決してハッピーエンドでは ない気がする。 死んだお兄ちゃんは前向きじゃなかった。僕らは前向きに行こうって…。 こんな酷い目に遭ったお兄ちゃんを使わなければ描けないテーマなの だろうかと考えてしまった。 むしろお兄ちゃんには生きて、その苦悩の先にあるものを教えて欲しかった 気がする。 色々と腑に落ちない所のある話だった。 | ||||
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この本を見付けた時は、装丁や帯に惹かれ、期待して買いました。 しかし、中を見てみたらなんてことはない、読みづらく現実味のない内容に最後まで読むのに苦労しました。 文章表現も繰り返し繰り返し使われ過ぎていて「ああ、またか」と思ってしまうのは、私の忍耐力が弱いからでしょうか? 稚拙で安易なセックス描写、有り得ない人物設定、道徳的に疑ってしまうような行動……。うんざりです。 装丁や帯の評価で本の中身を予想するのは駄目だ、と改めて教えられた一冊でした。 | ||||
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東京の人間ですが、読んでいて 大阪ってこんななの??と思って怖くなる 登場人物たちでした。。。 とっても 素敵な表現があるのに 面倒な表現の方が多かったですね。。 サクラがかわいいので☆はプラス1つ。 | ||||
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帯の感想は当てにはならないと痛感。 この程度の本で幸せのため息が出る人にため息が出る。 | ||||
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私は主人公の年齢に近い学生ですが、読んでいて全然現実味がありませんでした。 こんな小中学生いないですよ。 家族の性格、学校での出来事など、なんだか現実味がない設定が多いです。 舞台になっている町の状況は私が住んでいた町に近いものがありましたが、ちょっと他が非現実的すぎて感情移入できませんでした。 現実味がなくても後味が爽やかなものならまだ少しは楽しめたのかもしれませんが、死を扱っているだけに全体的に暗い印象ですし、ラストもなんだか納得がいかなかったです。 また、死んだ人物に深く同情できるわけでもなく、筆者が何をしたかったのかなぞです。 容姿端麗で人気者の兄弟妹が、自分たちの恵まれた環境に目を向けず、ブラコン・シスコン・元カノへの未練のはてに、自暴自棄になってうじうじしている話。 | ||||
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正直なところあまり見どころのないストーリーで、 別に読まなくても良かったかなぁと思ってしまった。 随所に登場する性に関する描写も好きになれなかった。 お父さんの存在もなんだか曖昧である。 ヒーローの兄と美形の妹のキャラクタは割と魅力的だったのに、 その味付けを間違えたような印象がある。 もう少し焦点を絞っていれば面白い作品だったと思う。 | ||||
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お兄さん、行けども行けども薔薇また薔薇の少年時代、栄光が強過ぎる幼年期を送ると非常に挫折に対する耐性が弱すぎる人格が形成されるとのこと、小さく小さくちょっとづつ傷つく、欝にならない程度に無力感を味わう、お兄さんはこれが無かったのだと思う。あまりにも万能感の去勢が遅れすぎた、しかも普通に屈折した人生を送った人でもきつい災難、前半のなんだかおかしな薄気味悪い多幸感漂う家族模様はある意味フリですね。ただやっぱりお兄さんのああいう決断はいやだなあ。速すぎる、自分がきつい状況になったら結局そういう思いにとらわれる。今までの輝きはまやかしだったってことですよね。圧倒的な弱者の感覚が分からなかっただけ。フェラーリ氏とのゲームも王侯貴族のハンティングのように楽しんでいただけだったのでしょう。ああいう人の哀しさをそのときは無理でもあとから分かったというわけではなかった。ようやく手痛い目に遭って本当の本当の人生の味が分かる機会だったのに。やっぱり生きていて欲しかった。ああいう決断は理解できます。理解できますがこういう栄光に満ちた人が選ぶと余計に嫌味な感じなんです。お前は強いのではなく屈辱を知らなかっただけじゃないかと栄光に恵まれなかった人間は思ってしまいます。本当のヒーローじゃない、ただ運が良かっただけの人。 あとお父さん以外が過剰に性的というか放埓な感じ。お母さんが営みのことをとくとくと説明する場面は反吐が出そうでした。正直無理です。ああいうのが作者の理想の家族なんでしょうか。それともあくまでそういうのもあるという描き方なのでしょうか。とにかくきつい。あんなに濃厚に性と生を説いた上でお兄さんにああいう決断をとらせたことを思うと作者は冷ややかに見ているような気がしてならないのですが。 | ||||
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友人が「一番好きな本」ということで貸してくれたのですが、 え? 驚きました。 高校生くらいの女の子が、これいいでしょと思いながらもすまして書いた 感じがして。。これが出版できるんだなあという感想です。 私が年とったのかなと思ってしばらく我慢して読んでいたのですが、、こそばゆいです。 こんなにがんばる必要があるかなあと思ってここでのレビューを見たら、 納得。これは読まなくていいな。返却します。 | ||||
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すごく期待して読んだ本です。しかし、後味最悪。コミック的とかいう感じは、わからなかったけれど、こういう家族って、現実にいたら、すごく気味が悪い。中学生の兄弟の性生活(?)さわやかさもなく、気分悪いだけ。人には薦めません。 | ||||
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読んでいる途中から、不幸になるのがわかってしまったので、読むのがきつかった。 結局は少し救いがあったけど、好きな話ではないなぁ。 全体的に思い苦しい話です。 | ||||
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心の傷を封印し、何も壊れてないふりをしながら壊れてかけていた家族が、過去に向き合って再生する過程が、やわらかな言葉でつづられている感動的な物語、なのだと思う。 しかし、とにかく文章が気持悪くて自分には全く受け入れられなかった。わざとらしい比喩、過剰な軽やかさ、そもそも「〜とゆう」という表現が馬鹿っぽくて耐えられない(わざとなのだろうけれども)。テーマ自体もそれほど目新しさはない。ほっこり癒し系(?)の文章で書かれているから、逆にインパクトがあるように感じられるだけではないだろうか。 文章と相性が合う人なら感動できるのだろうが、そうでないと金と時間の無駄なので、まず数ページ読んでみてから買うことをお勧めする。 | ||||
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ストーリーはともかく、描写に使う表現において言葉を飾りすぎていて 最後まで馴染めませんでした。無理して言葉を美化しようとしてる感じがして かえって臨場感に欠ける感じがしました。 | ||||
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いろんなキャラクターを描くのが楽しかったんだろうなっていうのは伝わってくるけど、それだけじゃ小説にならないよなと思った。 前半の、家族が幸せだったころの場面、幸福さを表す描写がこれでもかと出てきたが、どれも鼻につく表現でいらいらした。表現力の無さを隠すために、近親相姦とか同性愛とか自殺とかをてんこもりにして、展開だけでも起伏をつけようとしたのかなと思った。 | ||||
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結論から言うと、私には合わなかった。小説の世界には現実にはありえないことが たくさんある。そのことを充分認識して読んでも、何か違和感を感じずにはいられ なかった。日常のさまざまな描写も、思いつくままにダラダラと書いた脈絡のない 言葉の羅列としか思えない。とにかく無駄な描写が多すぎて、なめらかに読むことが できなかった。家族の人物像の設定もまるでマンガの世界のようだ。読者を感動 させようとする作者の気持ちは感じられるが、メリハリのない作品で読後感もいまいち だった。 | ||||
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話題になっていて文庫になったので読みました。 今流行りの携帯小説の噂は聞いていましたが、コレもそのようなモノじゃないでしょうか。若い人達が喜ぶ「事件」や「事故」を詰め込んで、ラストは派手なイベントでみんなが大声出して解決って話で、読んでいて膝の力が抜けるような感じがしてしまいました。大体、この本の主人公って何なのでしょう。ドキュメンタリーのナレーターとカメラマンが合体したみたいな存在? 作者はこれまでに色々なモノを吸収してきたのでしょう、本も沢山読まれているのでしょう。そうして得られたコトを、自分好みにコラージュしてみても、大人の心は揺り動かせないですよ。マンガとメロドラマ好きのヒマな女性向きであって、古いタイプの本好きにはまったく勧められません。まあ作者が若いから、こういうのを書くのも無理ないかもしれませんが・・・ ミステリーやSFのように、仕掛けを楽しむ本に近い感じはしました。「本を読んで泣きたい!」という人達のためのツールとしては、おそらく有効なんでしょう。そういうのが流行ってますしね。 | ||||
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「セカチュウ、今あいの次はこれ!」なんていう酷くセンスのない帯のついた本。 テレビや雑誌で絶賛された裏には、出版社と編集部の影の努力があるんだろうけど、 この小説のドキュメンタリーが何かのニュースでちょっと流れてて、 これが作品ではなく、商品であることは、明白だった。 だから、この商品は一言でいうと品がないと思う。 マーケティングが下品だから、仕方がない。 そして、作品は気持ち悪かった。 登場人物はみんな薄っぺらいし、これのどこが家族愛なんだろうと思う。 作者の妄想と編集部の欲望からみあったそれこそ汚物を見せられてるようだった。 ネタバレだけど、ラストがそんな感じだったから、余計にそう思った。 | ||||
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評判が良いようだったので読んでみましたが、ちょっと期待はずれでした。 「仲の良い温かい家庭の崩壊と再生」とか、「愛の形」のような意味の感想がよくあるのですが、私には、そもそもこの家庭はそんなに理想的なものには見えませんでした。キャラクターが現実離れしすぎているし、主人公や妹の内面の描写などを見ると、最初から歪んだ家族だったような気がして仕方がありません。写真の中でだけ微笑むうわべだけの家族なんだと思います。結末では、ほんの少し、本当の家族に近づいたのかな?って気はしますが、どこかすっきりしなくて、感動はしませんでした。 ただ、読んでいると、輝かしい人ほどもろくて、あまり輝かしくはなかった主人公やサクラの方が地に足の着いた強さを持っているように感じて、普通に生きていることの尊さということを考えました。そういったことが作者の本当のメッセージなのかどうかはわかりませんが。 | ||||
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