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【原尞】
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3.69/5点 レビュー 91件。 C ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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少々ネタバレあります。
長い沈黙から沢崎が帰ってきた。
この30年、恐ろしいばかりに世の中が変わりました。「私が殺した少女」では喫茶店やファミレスの公衆電話に散々振り回されたのがスマホの時代になり、日本中が嫌煙状態になって両切りのピースが吸える場はかなり限られてしまい、愛車ブルーバードも販売が終了してしまいました。
それでも、内容紹介にもあるように、「時代がどれだけ変わろうと、この男だけは変わらない」。原さんがジャズピアニストということで先入観があるのかもしれませんが、どの作品もジャズが通奏低音に流れているような、この雰囲気!
本書で初めて沢崎シリーズを読んだ方は、多少人間関係が理解しづらい部分もあるかと思いますが、それでも充分堪能できる作品です。
本書の割と早い時点で「民主党の官房長官」と書かれてあり、「あれ?何で?」と思いながら読み進めていたのですが、ラストで東日本大震災が起こり、沢崎さんが(無事でしたが)呆然とするところで話が終わります。なぜ、震災から7年経つ今、震災前が舞台の話にしたのか?あえてそういう設定にしたのなら、震災後の話の構想が、原さんの頭にあるのか?そうだとしたら、次作がとても楽しみです。(何年後かはわかりませんが)