■スポンサードリンク
さらば甘き口づけ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
さらば甘き口づけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
訳者が小泉喜美子氏で、苦労して訳されたのがわかる。酔いどれ探偵という魅力的な設定だが、いかんせんストーリーが散漫で、ラストにいたっても盛り上がらない。マニア向き。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回の購入も状態が良好で満足しています。良質な洋書を安価で販売して頂き貴社には本当に感謝しています。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犬の登場する小説を読み漁っています。 時々登場するビール好きのブルドッグが良い味を出しています。 ブルドッグ好き、犬好きの方は必読です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
安いのでボロボロなのを覚悟していたのですが、とてもきれいなので驚きました。表紙の絵にFireball Robertsが描いてあるので嬉しかった。写真では帯で見えなかったので。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個性豊かな登場人物が織りなすネオ・ハードボイルドの傑作?。クラムリーはこれが初めてだが、いまいち最後まで気乗りがしなかった。私立探偵スルーに対して、思い入れるほどには最後までならなかった。 少々退屈だったというのが読後の正直な感想。 個人的には好みが合わなかったというのが本当のところであろう。読者によっては、しっくりくるのかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昭和(!)61年6版のものを読みました。 今現在、改訂されているのかどうかわかりませんが、読みにくかったです。 小泉さんという方が翻訳なさったのですが、 特に登場人物の会話の言い回しで違和感を覚え、終いまで読み進めることが出来ませんでした。 チャンドラーの流れを汲む作家さん、ということですが、それはつまり「会話」にこそ面白みがあると思っています。 私見ですが、ハードボイルドやミステリーは物語の筋を読ませる一方、複雑になりすぎて読み手に嫌悪感を持たせることもままあるのではないか?と感じていました。 そこを登場人物の会話や主人公の台詞などでリズムをつけ、読者を引っ張っていく。 ですが・・・ 本作は 台詞の言い回しが、ちょっと・・。 つか、翻訳のリライト(っていう言葉があるかどうかはしりませんが)した方がいいな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人探しを依頼された酔いどれ探偵のスルーに、ひょんなことから同行することになった酔いどれ作家のトラハーン。ふたりとそれを取り巻く登場人物の精緻な描写がストーリーの核。事件そのものや謎解きは二の次。アメリカでは純文学のジャンルに分類され、なおかつ探偵小説としても高い評価を得ているというだけあり、濃密な情景描写、登場人物の設定の妙は読み応え十分。文章から深い余韻を感じる。ジェイムズ・クラムリーの代表作であり。文句なく★5つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人探しを依頼された酔いどれ探偵のスルーに、ひょんなことから同行することになった酔いどれ作家のトラハーン。ふたりとそれを取り巻く登場人物の精緻な描写がストーリーの核。事件そのものや謎解きは二の次。アメリカでは純文学のジャンルに分類され、なおかつ探偵小説としても高い評価を得ているというだけあり、濃密な情景描写、登場人物の設定の妙は読み応え十分。文章から深い余韻を感じる。ジェイムズ・クラムリーの代表作であり。文句なく★5つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
間違いなく、クラムリーの全作品中、もっとも完成度の高い作品。好みから言えば、やや甘い「酔いどれの誇り」の方が好きなのだが、読後感はこちらが上。本国では純文学扱いという事からもわかるように、ハードボイルドとしては、かなり変則的。むしろロード・ノベルといった方がいいと思われる作風だ。失踪した作家を探し出す仕事を請け負ったC.W.スルー(最近の邦訳ではシュグルー)が、見つけた作家と意気投合、酒場の女主人の家出した娘の行方を追う、というのがおおまかなあらすじ。その道中に知り合う、心に傷を負った様々な人間達の描き方が絶妙で、何度でも読み返したくなる。独特なユーモア感覚も素晴らしい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネオ・ハードボイルドの系譜に連なる作品ではあるが、時にメロウに、そしてウェットに綴られる〝泣き〟ハードボイルドと言えるだろう。 『長いお別れ』へのオマージュがそこかしこにのぞくが、どちらかといえば大鹿マロイ的な泣きなんだなぁ。卑しき街をゆく高潔な騎士は、もはや酔いと涙の向こうに霞んでしまわざるを得ないのか。 「宿酔にかかったところがすべてうちですよ」。酒に関するウィットに富んだ多くのフレーズも印象に残る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ネオ・ハードボイルドの系譜に連なる作品ではあるが、時にメロウに、そしてウェットに綴られる〝泣き〟ハードボイルドと言えるだろう。 『長いお別れ』へのオマージュがそこかしこにのぞくが、どちらかといえば大鹿マロイ的な泣きなんだなぁ。卑しき街をゆく高潔な騎士は、もはや酔いと涙の向こうに霞んでしまわざるを得ないのか。 「宿酔にかかったところがすべてうちですよ」。酒に関するウィットに富んだ多くのフレーズも印象に残る。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者クラムリーの顔写真を見ると、まさに、主人公の探偵スルーそのものである。腕っぷしが強い、酔いどれ、根が純情そう、ロンリーハートといった風情が本人にも濃厚にある。失踪した娘を捜すという端緒とセックスが通奏低音のように響く展開はマクドナルド的だが、ヒッピー文化以降の70年代アメリカはさらにセックスが全面に押し出される。娘ベティ・スーが出演したポルノ映画をめぐる展開は強烈な印象を残す。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者クラムリーの顔写真を見ると、まさに、主人公の探偵スルーそのものである。腕っぷしが強い、酔いどれ、根が純情そう、ロンリーハートといった風情が本人にも濃厚にある。失踪した娘を捜すという端緒とセックスが通奏低音のように響く展開はマクドナルド的だが、ヒッピー文化以降の70年代アメリカはさらにセックスが全面に押し出される。娘ベティ・スーが出演したポルノ映画をめぐる展開は強烈な印象を残す。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
“The Wrong Case”を読んでCrumleyが気に入り、続けてこの作品を読み始めた。前作と同じ名前の町で、同じような内容の仕事を請け負っている探偵が登場したので同じ主人公かと思うとそうでは無かった。相変わらずアル中が登場するがグラスの底に人生を見るのではなく、缶ビールを飲みながら活動している。依頼された仕事の目的であるアル中の作家を発見し、アル中犬・火の玉ロバートとも出会った。そして、酒場の女主人から10年前に失踪した娘の捜索をたった87ドルで依頼され、仕方無しに請け負って数日で結論を出して終えるつもりが、火の玉・ロバートを伴った旅の始まりとなる。40歳まえの探偵が16,7歳の女の子との瞬間的な交流で“Youth endures all things, kings poetry and love. Everything but time.”という心理描写があるところで「フムフム・・・」と思ってしまうのは私自身の年齢の所為かもしれない。失踪した娘Betty Sueと火の玉・ロバートとの交叉する所がこうなるとは・・・。それと、Betty Sueの魅力を理解できた人が、そこを中心にレヴューを書いてもらったら読みたいと思っています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!