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レベル7
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レベル7の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全132件 101~120 6/7ページ
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何か面白い推理小説を読みたいなあと思い、初めて宮部みゆきさんの著書に挑戦。結果、引き込まれてぐいぐい読んでしまった。程よい不気味さと緊張感を最後まで保たせてくれ、非常に読みやすい。おすすめです! | ||||
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男が目覚めると、そこはオフホワイトの壁に囲まれた見知らぬ部屋。隣には見知らぬ女が眠っている。腕には謎の暗号、LEVEL7…。ひんやりとした恐怖感で、ぐいっと引き込まれる。平行して進む、女子高生失踪事件。彼女を捜す女性カウンセラーが、やがてたどり着いたのは、少女を陥れた恐ろしいゲーム、そして、家族の過去…。物語が進むにつれ、色々な事が明らかになってくる課程は、スリリングで、息苦しくなってくる。ページをめくる手が止まらなくなる。冒頭部分や人間関係を注意深く読んでいると、途中で展開が見えてくるので、最後に驚かされる快感は、さほど味わえなかったし、いわゆる「悪」側の計画や行動が隙だらけで、ツッコミをいれたくなる点も随所にあるのだが、それを差し引いてもなお、読み手の心を強く引きつける魅力的な作品だと思う。お勧めです。 | ||||
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2つの物語がつながっていく面白さがたまりません。私には、少し厚い本で長くなりそうだなと思ったのですが、止まらなくなってすぐ読み終わってしまいました。 | ||||
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記憶を失った男性と女性の親族を殺した狂気の医者と、特殊な薬でレベル7と呼ばれる命の危険のある領域に入ってしまった少女の物語。ストーリーはころころ展開するが、他の著者の作品にも共通して言えることだが、引っ張り込むインパクトに欠ける。SF的な展開を期待させる導入部分の割には、普通の推理小説に途中で摩り替わる。その辺りのギャップが平凡で単調さを増している。 | ||||
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記憶を失った状態で目を覚ました一組の男女と失踪した女子高生を探すカウンセラーの一家。どちらもキーワードは「レベル7」の言葉。双方の視点でストーリーが展開していく。男女のパートは、次々と表れる謎、そして自らの存在に対する疑惑・・・と緊迫感溢れるサスペンス。一方、カウンセラーのパートでも、勿論、謎は多く表れるのだが、家族の絆、夫婦の絆・・・という人情話が多く盛り込まれ、男女のパートとは異なった趣を見せる。両者とも不思議な宮部みゆきらしい緻密な文章で、どちらも読み応えあるものと仕上げられている。 | ||||
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「宝島社 このミステリーがすごい!」 91年版 14位 「週間文春 傑作ミステリーベスト10」 90年 10位 本作品は宮部みゆき氏の長編第4作目である。 記憶を無くした男女が記憶を取り戻すために自分達を捜索する。他方、早くに夫を亡くした女性が突然謎の失踪をした友達を捜索する。 捜索のキーワードは「レベル7」。 この2つの捜索が進むにつれて、次第に絡み合い、1つの場所へ彼らは導かれていく。 大どんでん返しが何回もあり、最後まで目が離せない。 たった4日間の出来事が660頁もの分厚い本の中にぎっしりと詰まっています。彼らとともに濃密な4日間を過ごしてみたらどうでしょうか? ソレデハ… | ||||
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女子高生の失踪を追うカウンセラーと記憶喪失になった自分たちの正体を追う二人。 全く違う二つの事件が一つに結びついていく描写がすごい。 物語はどんでん返しに次ぐどんでん返しで、読むうちに何度も予想を裏切られ、作者の思うように翻弄されて悔しい思いはあるが読み応えは充分! これ以上書くとネタバレしてしまうので興味があれば是非読んで欲しい。 ページ数がかなりあるがなるべく集中して一気に読んだ方がいい。 | ||||
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設定がいいですね。何も分からない状態から、ジグソーパズルのピースを当てはめていくような感覚になります。4日間という時間軸も絶妙です。心地よい緊張感を与えてくれます。中古の価格もこなれていますから、旅のお供にぜひ。 | ||||
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最後までどうなるかわからない展開にどきどきです。医療に関する様々な問題もからみ、読み応えがあります。分厚い本ですが、一気に読めます。 | ||||
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目が覚めたら知らないマンションの一室に居た男女、お互いが誰かも分らず、自分が何故そこにいるのかも分らない、記憶喪失。でも腕にくっきりと浮かぶレベル7という文字。そして時を同じくして消えた女の子。手掛かりとなるのは日記帳の文章。『レベル7までいったら戻れない』違う場所で同じ時間それぞれが一方では自分自身を知る為に、一方では失踪した女の子を探す為に動き回ります。レベル7って何なのか?物?場所?それとも形の無い物なのか。そして何故2人の男女は記憶が無いんだろう、誰かが記憶を消したのか?何の為に?そんな事は可能なのか?2人は誰なんだ?レベル7まで行ったって事なんだろうか?そして行方知れずの女の子は何処に行ったんだろうか?レベル7まで行くってどういう意味?戻ってこれない?とにかく謎だらけで、少しずつ解明されていく事実、そして時々感じる登場人物の行動の違和感。とても読み応えのある本でした。何度も立ち止まり、出て来た事実・状況を整理し、自分なりに推測しながら読みました。ただ、2つの異なった場所での追跡が描かれているので、場面が切り替わった時に少し前後の状況が把握し辛い事もありました。しかし後半別の場所で追跡してた2組が同じ場所に立ち寄ったり、密接に関わってくると、ドキリとしてなんとも言えない緊張感が味わえました。ストーリー自体かなり面白く、とてもお勧めです。 | ||||
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友達に勧められて読んだ一冊です。とにかく、ストーリーがすごい。最後の最後までハラハラドキドキしました。さすが、宮部さんといったところでしょうか。彼女は、やはりこうゆうお話を書かせるとうまいですね・・・。宮部マジックにみごとはまってしまいました。彼女の作品の中では一番好きかもしれません | ||||
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宮部さん作品は初読だったのですが、とても楽しめました。本の厚さは気にならないほどスイスイ読めます。しかし読後は爽やかに終われますが、反面私には物足りなく感じました。犯人やその他の人たちの行動の理由・心理がいまいちよく書かれていなかった(作者の意図かもしれませんが)ため、登場人物たちのキャラクターに魅力を感じられずにいました。誰に感情移入したらよいのか最後まで漠然としていた気がします。ミステリーとはこういうものなのかな、と感じました。次は「模倣犯」を読んでみたいと思います。 | ||||
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宮部みゆき作品は数多くあるため、どれを選んでいいか分からない人もいると思うが、そんな人には、展開に告ぐ展開で読者を楽しませてくれる「レベル7」をぜひおすすめしたい。ミステリー通の人でも、ミステリー初心者の人でも、先の読めない展開に夢中になってしまうだろう。ただ、amazonで見ただけでは分からないが、実は宮部みゆきの中でも特にページ数が多い作品の一つであるため、読書慣れしていない人は遠慮した方がいいかもしれない。 | ||||
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ラストのどんでん返しにつぐどんでん返しにはかなり驚かされたが、その一発ネタだけで終わってしまった印象だ。後半の緊迫感に比べて前半はどうも物足りなく、かったるい感じだった。もっと前半から息もつかせぬ展開で、二転三転するストーリーで読者を引き込んで欲しかった。ラストさえよければ全て良いとは限らない。だが、「レベル7」という言葉がキーワードになってきたり、登場人物の巧みな心理描写は、作者の才能を大いに感じさせるものがある。それだけに、もう少しで化ける可能性のあった、惜しい小説だと思った。 | ||||
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Amazonに載っているカスタマーレビューを読んで面白そうだと思って『火車』と一緒に買って何度か読みました。 確かに話の展開が早くて面白いのですが、 終盤になって登場人物が全員同じ場所に集まってストーリー全体の説明がなされるのが何となく『〇曜サスペンス劇場』みたいだなあと感じるのは私だけでしょうか? | ||||
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読み始めの数ページで引き込まれてしまった。物語のラストに答えが出るような大きな謎だけでなく、小さな謎が幾つもある。その小さな謎の答えを少しずつ出しながら、さらに幾つかの謎を加えていく。こんな展開で、先を急いで読みました。細かな伏線も多いのに、伏線を忘れさせる(強く印象付けない)表現も流石です。 | ||||
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失踪した少女を捜すカウンセラーと、記憶を失ってしまった男女。この2組が一体どこでどうやってつながるの?細い細い糸を手繰りながら進んでいった先に、ある事件が見えてきます。ははあ、そういうことなのね、と予測してみるものの、見事に裏切られて、やられたっ!という感じでした。そういえばあそこにもここにも伏線が隠されていた・・・ 分厚い本なのに、一気に読んでしまいました。特に後半部分は、時間のたっぷりある時に読むことをおすすめします! | ||||
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読み終わって見ての第一声は「偶然も必然のうち」かな。ミステリーはどっかで人為的なことがあるから、それを上手に偶然化するのが作家の巧いところ。宮部みゆきも、かな。ストーリーのプロット、心理描写。宮部みゆきの初期にあたるにしては高い完成度だと思う。 「レベル7まで行ったら戻れない」と日記に残して失踪した女子高生。同じ頃記憶喪失になって目覚めた2人の男女。まずここからこの2組をつなげなきゃいけないし、それの根拠も要る。4日間にしては寧ろスピードで圧倒している感じ。面白いから手がやまない。 心理サスペンスの要素もある。貝原みさおなんかは思いっきりそうだ。描写がキツイのは、女性作家特有なのかどうなのか。しかし話自体は思いっきりミステリーである。話がすり変わっていき、協力者は誰が見方で誰が敵なのか。そして犯人は誰なのか。と言う風に自分で推理するのもいい。だから読み終わって回想すると「偶然も必然のうち」かなあと考える。俺は騙されてしまったので犯人を推測した主人公は勘がよすぎる気が。 タイトルからゲーム的要素を想像してしまったがそのままだ。こういうエンタテインメントも面白いと思う。正直にこれは面白い。宮部みゆきもテレビゲームが好きで体験談も書くほど。だからこそこういう小説が出来たのかとも思う。遊び心満載って感じか。 | ||||
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どうしよう、どうなるの、ミステリー、複雑、あっと思わせる結末など全部一度に体感したい人!いませんか?おもしろいですよ。駅のホームで何本電車を乗らないで過ごしたか、駅に到着して何分ベンチに座ってたかな・・・読書から少し離れていた私を読書に引きずり戻した本です。内容?「レベル7」の内容ですか?読んでください。あなたも超高速サスペンスを体験できますよ。あなたもきっと「レベル7までいくと戻れませんよ」でもね・・・宮部さん、この本の流れはどこかで読んだことがあるかも・・・・思い出せなくて悔しいです。 | ||||
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これが初めての宮部みゆき作品だったのですが、すぐに宮部ワールドにハマリました!かなり厚めの本だけど、寝る間を惜しんで読んでしまうという感じです。2つの別々の事件が、絶妙に絡んで徐々に1つの事件として成り立っていく「緊迫の四日間」が、この本の見所だと思います。「レベル7まで行ったら戻れない」えっ!?何で戻れないの?と思った人は、是非読んでみてください! | ||||
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