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レベル7



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【この小説が収録されている参考書籍】
レベル7(セブン) (新潮文庫)
レベル7 (宮部みゆきEarly Collection)

レベル7の評価: 3.57/5点 レビュー 132件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全132件 21~40 2/7ページ
No.112:
(4pt)

ドラマ化は失敗、読んで損はない秀作

彼女の超能力モノは好きではない。
しかし、こうした犯罪小説は実に素晴らしい。
導入部からマンションの一室で記憶を無くしたカップルが出現し、惹き付けられる。そして彼らをサポートすることになる謎の人物の出現。本当の主人公はこの男かもしれない、最後の最後まで敵か味方で揺れ動く。
ストーリーの展開は起伏にとんで、場面もくるくる変わる。
本当に楽しめた優れた作品だと思います。
ドラマ化されたけど、省略だらけで、この小説のスケール感が全く表現出来ていなくてがっかり
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4101369127
No.111:
(3pt)

一気に読めるサスペンスであった。SFではありません。バベル17とお間違えなく。

とりあえず長い割には一気になんとか読めるサスペンスであった。
もう少し短くまとめることができればもっとスッキリした作品になったであろう。
サスペンス物の常ではあるがもう一度読む気にさせるほどではない。
図書館で借りるか古本でも良いと思う。
SF物にありそうな題名が気に入ってつい買ってしまった。
バベル17 と題名が似ている。
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No.110:
(5pt)

卓越したストーリーテリングで小説好きを満足させる大作

文庫本で750ページ超と言う大作だが、驚くほど短時間で読破出来た。まずこのリーダビリティが素晴らしい。一見無関係に思える2つの話が交互に語られていくが、どちらもミステリアスで、表題の「レベル7」を始めいろいろ提示される伏線がどのように回収されるのか全く予想も付かないのだけど、グイグイ読まされた。そして2つの話も相当後まで交わらないのだが、これだけ先の展開が読めない話を読ませるストーリーテリングは抜群。大作だけに後半次々に伏線が回収されていくカタルシスも格別で、記憶を喪失した状態で意識を取り戻した若い男女がラストの一行で綺麗に収束し、大満足の出来。
 あえて難を探せば大作過ぎる事や、書かれた当時の時代を感じさせるやや古めかしい部分。そしていかにも怪しい疑似科学的な記憶喪失の作成法などだが、個人的にはさほど気にならなかった。小説好きを満足させる傑作と評価したい。
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No.109:
(4pt)

面白かった。

いい意味で裏切られた作品でした。

最高に面白かったですとは言えないので☆4。
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No.108:
(4pt)

興味津々!

宮部みゆきの作風は元々興味がありますが、2分割された内容が最後に意味が通じるので、読んでいて引き込まれそうになります。楽しいですよ‼
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No.107:
(3pt)

レベル7というタイトルの謎

があまりにも魅力的な響きで、それが何なのかを突き止めるがためにこの長い長い小説を読破できたような気がしました。きっとそれが作者の意図だったのかもしれない・・・でもそのワクワク・ドキドキから期待しすぎてしまったのか、実際にわかってみると「え?これだけ?」とガッカリしてしまいました。それから2つの全く違う話が同時進行していくのですが、それらがいつか交差するということはわかっていたにもかかわらず、それがあまりにも先延ばしになっていたせいかやっと交わったときにはもう何がなんだか訳が分からなくてなっていて、他のレビューにあったようなスッキリ感はなくイライラだけが残ってしまっていました。ドラマではみたことありますが、宮部みゆきの作品を読むのはこれが初めてです。初期の作品ということで他の作品も読んでみたいと思います。
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No.106:
(3pt)

「まじめな人」が、どうやって報われるのか?

過去にいろいろなことがあると、その「記憶」をなくしたくなる時があると思う。
「記憶喪失」となり、<記憶>をもどしていく過程の中で、もう一度自分しっていくこと。

「犯罪」者ー大きな仕掛けで「巨利をむさぶるもの」をどうやって、
切り抜けていくのか ということがこれからの課題か。
「まじめな人」が、どうやって報われるのか?

追求していく過程、事実が分かっていく過程、「不自然なつながり」など
偶然がおこりうる事件の内容。
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No.105:
(3pt)

導入は抜群!

最初の導入は抜群です。この後にどうなってしまうのか、ページをめくる手が止まりません。でも後半失速します。せめてレベル7まで行って欲しかった。でも前半だけでも、買って読む価値はあります。
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No.104:
(5pt)

やられた!痺れた!

最後まで真相が分からない展開がスリリングで、一気に読めた。エンターテイメントとしてのレベルは申し分ない。地方都市で思いのままに権力を振るう悪徳精神科医や友達の作り方が分からない少女などの登場人物にもリアリティがあるので、社会性もある小説だと思う。やっと2つの事件がつながった時はスッキリした。
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No.103:
(1pt)

全く面白くない。

爆笑問題の太田が面白いと言っていたので、読んでみたが、長いだけで、吐き気がするぐらい面白くなかった。バカじゃないの。
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No.102:
(5pt)

途中から

最初はなかなか世界観になじめなく話が進まなかったが途中から一気に点と線がつながった。
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No.101:
(3pt)

終盤が....

前半、前振りはワクワク感を持ちながら読めました。
ただ、読破してみると腑に落ちない事が色々あります。
まず第一に、散々これまでページを割いてきたみさおの話自体が、全体のストーリーに直接的に関わっていないこと。真行寺親子と三枝の関係を作り上げるために生み出されたであろうみさおというキャラクターの存在意義に疑問符がつきます。
第二に、最後の最後で新キャラがひょろっと出てきて、それはないだろうと出鼻を挫かれました。残念な感じが否めません。
最後の裏切りからのどんでん返しは一気読みしてしまうくらいでしたが、読み終わってみるとあれ、こんなもんか、という感じもしました
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No.100:
(1pt)

率直に結末が…

いまいち理解できませんでした。 私の理解力が乏しいのでしょうか。 結局結末は確信を掴めないまま終わってしまい、物語の中に投げ出された感じ。
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No.99:
(1pt)

織江がいらない

二つの物語が同時進行で整理されてないのは他の方が指摘されていますが、
それでもということならせめて義夫と三枝の接点つくるのに織江の不倫のくだりを削ってほしかったです。
ホテルまでのこのこいって不倫してませんと言い訳してお父さんのすごさに目覚めましたという母親。
そしてそれを娘にぺらぺら話しておいてお母さんを信じろ許せという父親。
なんだこの人たち。

終盤に物語解決編が押し込まれてだれてきても、
作者の描く登場人物には魅力あるからと気張って読んでいたので、ここで決定的に気持ちが削がれました。
エピローグにしても、
最後の最後になって悦子の容貌が亡き母に似ていることに触れられ、
その悦子が母の不倫相手と憎からぬ雰囲気で佇んでいる。
水に流そうとしている義夫に対し
今なおかつての不倫相手の娘に酔ったような目を向ける三枝の図々しさに不快感しか残りませんでした。
「お母さんにそっくりですね」なんて口にしますかね。この人の立場で。

好意的に解釈して、
「(夫を裏切らず一線を超えなかった)お母さんにそっくり(で、毅然としてますね)」と、
受け取りたいところですが
織江の毅然とした能動的なエピソードは
自己申告の不倫未遂の話しかありません。
また中盤で、織江の不倫に腹を立てつつも
悦子は「わかる気がする」と一定の理解を示してしまっていること、
最後に唐突に突っ込まれるルックス類似という情報により
悦子はラストシーンで織江とリンクさせられており、
二人きりのシーンで醸される叙情性のだめ押しによって
織江と三枝が未遂で片付けるには難しい関係だったことを強調してしまっているように思います。

であれば、なおさら「お母さんにそっくり」という言葉が
物語通じて他人のために奔走してきた悦子へのはなむけの言葉としてふさわしくないように思います。
人間は多面的であり
悦子と織江がある面では地続きであるとしても
ラストまで悦子を他人のために奔走させている以上、キャラクターとしてはどう美化しようとも自分がいっぱいいっぱいなら他人を踏んづけても仕方なしという織江と対極であり、慌ててキャラクター同士の共感や理解めいたものにこじつける意味がわかりませんでした。爽快さが増すならまだしも。
義夫の不憫さは言うまでもないです。

終わりよければなんとやら、で、読後感がよければ物語の未整理な部分は気にならなかったと思うのですが
長大な物語のほぼラストシーンがこれだったため
アマゾンで悪評価のペテロの葬列と同じくらい読むんじゃなかったと思った作品でした。
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No.98:
(4pt)

スチュワーデスとかディスコwww

さすが宮部さん、そこそこ楽しめますよ 多少の無理も楽しめます ただ気になったのが、 2008年なのに言葉がね・・・ 昭和なんだよね 2008年の若者がスチュワーデスとかディスコって言わないでしょう? キャビンアテンダンドにクラブだよ それと、2008年の30歳代でアッシーが今時の言葉でわからないってのもちょっとあり得ないし えーと。 そういうところでつまずくというか あれって思っちゃうと なんかせっかく入り込んでいた世界から抜けちゃうんだよねー 編集の人ってそういうことは 指摘しないのかなー うーん。
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No.97:
(1pt)

損した

無意味に、ただダラダラと長いだけ。
時間の無駄でした。時間を返して欲しい。
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No.96:
(3pt)

ちょっと期待外れ

『火車』のように、世俗的で徹底してリアルな作品を期待して購入。しかし、初っ端からその期待は裏切られる。出だしが記憶喪失の男女が見知らぬ部屋で寝ているというのは、SF地味ていて、いささか現実離れし過ぎている。

後半になって根拠があっての描写というのが明らかになっていくのだが、それにしてもオリジナルの薬品等、あまりリアリティを感じない。そういう意味で期待外れだったため、評価はいまいち。

ただ、緊迫感はあるので、そういう小説と割り切って読めば楽しめないこともないと感じる。
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No.95:
(3pt)

そんなに驚きはしなかったが・・・

『ソロモンの偽証』の次に読んだ宮部みゆき作品。

 結末に驚かされる、ということをどこかで観たのだけど、その点はそこまででもなかった感じがする。

 それよりも読んで、感じなければいけないことは見栄や虚栄心を張ることの愚かしさだったり、子供を含め、人を教育する、導く立場の人間が心がけなければいけないことだと思う。

 ぜひ多くの人に読んでもらい、それらのことについて考えてほしい。
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No.94:
(2pt)

無駄が多い

二つの事件が、最終的に一つに収束する。ミステリーではよくある流れですが、問題なのは片方の事件が本筋にまったく関係がないということです。最初から記憶喪失の男女にのみ焦点を当てた方が良かったと思います。
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No.93:
(3pt)

悪くはないですが・・・

記憶を無くした男女が記憶を取り戻そうとする話と、失踪した女子高生の捜索が同時並行して描かれ、最後には一つの結果に収斂するという展開ですが、これって女子高生のくだり必要でしょうか?
おそらくどちらにも影響を及ぼす人物の背景を描くためにあった話なのでしょうが、その割には思わせぶりな展開が続き、本筋である記憶を取り戻す話よりもこちらの方に興味が向いてしまい、その割には結末にはさして影響を与えていないあたりで、ちょっと肩すかしをくったような気にさせられました。

また、『模倣犯』『火車』を読んだ時にも感じたことですが、この人の話って途中かなり中だるみしませんか?
おそらく、その半分の字数でも同じ話を書けるのに、無駄に長く書かれているように感じるのは私だけでしょうか?
話としては面白くないことはないですが、数あるミステリの中で「この一冊!」とされるような話ではなかった、というのが私の感想です。
レベル7(セブン) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レベル7(セブン) (新潮文庫)より
4101369127

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