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レベル7



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【この小説が収録されている参考書籍】
レベル7(セブン) (新潮文庫)
レベル7 (宮部みゆきEarly Collection)

レベル7の評価: 3.57/5点 レビュー 132件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.57pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全132件 61~80 4/7ページ
No.72:
(5pt)

真行寺さんにぬくもりを感じた

真行寺さんとみさお、それと記憶を失った若い2人の男女の物語が同時平行的に進んでいき、最後のクライマックスでその2つがぶつかり合う、息もつかせぬ展開、作者の超絶技巧が冴え渡る。本が分厚いのと不可思議なプロローグから敬遠してしまっては惜しい名作、とても素晴らしいと思うと同時に最近作者が時代物に移ってしまった事を残念に思う。もう一度ミステリー者か蒲生邸事件のような小説を書かれます事をファンとして切に希望します。
レベル7(セブン) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レベル7(セブン) (新潮文庫)より
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No.71:
(4pt)

ツイストに次ぐツイスト!!は見ごたえあり

地道な捜査方式。主人公たちが持っている手掛かりから、方々へ足を運んでまた新たな手掛かりを発見する。それをくりかえし、犯人へいきつく。
ものすごく簡略化するとこんな話。
少し地味なのもあって、中盤は多少中だるみしてしまいますが、ラストの展開は非常におもしろいです。この展開のためだけに読んでも、爽快な読了感にうち震えることになるでしょう。
レベル7の意味の意外性のなさ、みさおの存在意義のわかりにくさ、中だるみの点で☆一つ減点。
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No.70:
(2pt)

期待感だけ

レベル7の意味、みさおのストーリーは必要なのか。
確かに期待を煽る点では十分役割を果たしたと言えるが。
本編(あえてこう呼ばせてもらう)だけの展開の方が、
恐らく作者がやりたかったであろうラストのからくりが
テンポ良く読めたのではないかと思う。
あと登場する子供が妙に利発的。
こんなとこプッシュしなくていいのに結構出てくる。
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No.69:
(3pt)

説明オチ

導入から中盤までのストーリー展開は素晴らしく見事に
引きつけられ、一気に読んでしまいました。
しかしラストは結局、異常に長い黒幕の告白と
もう一人の重要人物の長い告白ですべてが説明されるというミステリーに
ありがちな「説明オチ」です。
シャーロック・ホームズのように自らの推理を自慢げに語るのが
ひとつのパーソナリティーになっているような人物なら理解できるのですが、
普通の悪人や登場人物が相手に対して長々と説明するのは、不自然だと思います。
そういうミステリー多いですけどね。
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No.68:
(2pt)

タイトル勝ち(負け)

「レベル7」という題名と、導入の記憶喪失の二人と腕に刻まれた文字の入りは凄く良く、物語への期待感が膨らむ。…がしかし、その後、明らかになっていく「レベル7」の正体がうーんいまいち。「レベル7」の意味は、中盤でだいたい予想がついてくるし、それも裏切ってくれるのかなと、期待して最後まで読んでも、それを裏切られる事はなかった。登場人物のそれぞれの思惑は最後まで「ツイスト」したが、つまるところの黒幕は変わらず。しかも小悪。
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4101369127
No.67:
(2pt)

予測できるオチ

レベル7という題名がウリなわけだから、もっと「なるほど、そういうことか!」というオチが必要だと思うんだけれど、見事な尻すぼみ。
それと、文章からオバサン臭さがにじみ出ている。ゆえに登場人物の中でオバサンだけが輝いている。活き活きとしている。
無駄に長いし、オススメは出来ません。
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No.66:
(5pt)

読み出すと止まらない一冊!!

まず、全く先の読めない始まり方が良い!!
そして想像しやすい!!本当に頭の中でリアルに物語が繰り広げられてました。
最後も、「ん?」っていうオチじゃなく、ド派手なクライマックス。
そしてどんでん返し!!!!!是非騙されてください。
本読むスピードがものすごく遅い私ですが
(よしもとばななの158ページの本を読むのに1ヶ月かかりました・・・)、
656ページあるなかなかの厚みのこの本を3日で読み終えました。
それくらいさくっと読めてしまう読みやすさ!なのに面白い!!
読み終えた瞬間「うゎ!コレはやばいわ!」とついつい言葉に出てしまった一冊です。
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No.65:
(4pt)

サスペンスとして読むなら充分に楽しめる作品です

「レベル7」という言葉に隠された謎とは?
失踪した女子高生と、記憶を失った男女が織り成すサスペンスです。
サスペンスとしてみれば、謳い文句どおりツイストに次ぐツイストで、
ページをめくる手が止まりませんが、ミステリーとして冷静にみると、
いくつか気になる点があります。
実際には、こんな手の込んだ事はしないだろうなという気がします。
この作品のタイトルでもあり、読者を引き付けるキーワードである
「レベル7」という言葉も、物語の中ではあまり重要な要素では無
かったりします。
終盤の展開は、先が読めてしまいます。もちろんそれは、安っぽい
作りなのではなく、計算された伏線が張られていて、巧みに読者を
リードしているからなのですが。
犯人の結末も、納得できない部分があります。
登場人物たちは、これで満足したのでしょうか。
作者の長所である登場人物の描写の上手さや、緻密な構成により、
ミステリーとしては粗もありますが、サスペンスとして読むなら充分に
楽しめる作品です。
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No.64:
(4pt)

加速するおもしろさ

奥が深く意外性もあり整合性も取れており、非常によく練られたおもしろいストーリーでした。
残念なのは、構成上仕方ないのですが、序盤は話的に何が何やら全く分からない状態が延々と続きます。しかも、何が何か分からないだけに読んでる方は常に???状態でリズムに乗れません。そのせいか、ついつい、そんな風景描写いらんでしょ、とイラついくることが多々ありました。話の展開が見えなさ過ぎて途中で投げ出そうかとも思いました。
が、話が見えてきて波に乗りだすともう止まれないような感じで引き込まれていきます。前半を我慢?して乗り越えた甲斐がありました。
ただタイトルの『レベル7』という言葉や『レベル7まで行ったらもう戻ってこなくていいんだよ』という意味深な台詞が、実は大した深い意味がない(というか普通に想像通り)なだけに、少しがっかり。。
しかしまあ、クライマックスの走り抜けるようなおもしろさは一読の価値あり。
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No.63:
(4pt)

ストーリーは★5。

本の厚さにひきながらも、作者が宮部みゆきさんという事で読んでみました。
全体的なストーリーは文句なしでした。まったく別々の場面から始まった人々が、ひとつの最終地点で真相にたどり着く。ちょっと「模倣犯」っぽかったです。時々、「ああ、ここはこうなるんだろうな」と読めてしまう部分もあったけど、そこは伏線なので仕方ないとして。
ただ、文章としては長すぎでした。そして、淡々としすぎでした。たとえ夢の中の光景でも、もうちょっとあっさり描写をして欲しかったです。記憶喪失のふたりが目覚めた所とか、もうちょっとスリムな文章にならんかったかな。
あとは、後半の語りが長く、ちょっと不自然でした。。主人公の手紙もめちゃくちゃ長い。あの辺は登場人物に喋らせるより、地の文のが良かったです。それに、ボスの所に乗り込むと決定した時は「は!?」と思いました。なぜに話がそっち行く!?って感じで。
うん、後の1/3ぐらいはサスペンスドラマといわれても仕方ないわ。
とはいえ、一気に読める面白さはあったので☆4つにしました。
レベル7 (宮部みゆきEarly Collection)Amazon書評・レビュー:レベル7 (宮部みゆきEarly Collection)より
4103750065
No.62:
(4pt)

最後は確かに2時間ドラマみたい

ストーリーの最後のほうは良くも悪くもサスペンスドラマ2時間もの見たいな感じでしたが、
それまでの人間模様がやっぱりこの人の表現が好き。
現実なら行方不明のみさおちゃんは、
男たちにいいようにもてあそばれちゃったりするんじゃないの?って思ってしまいましたが、そんなどろどろはこの人の作品には無いかな。
みさお母、ありえない!とか思ったけど、
読み終わってよく考えたら
現実自分の娘が友人の彼氏を盗って云々ってPTAで突き上げられたら、
あんなふうな母親がいっちょあがり!になるかもしれない。
悦子母、亡くなるときに父親ではなく娘の心配をしていたのが、
娘が若くして夫を亡くしたばかりなので母心だなあとおもって涙がにじんでしまったのが、
読み終わってみたら、あー、この人(悦子母)にとって夫とは何だったんだろう?ってつくづく。
という二人の母親についてうーん・・・と考え込まされました。
あんまりストーリーには関係ないかもしれないけど。
その点、悦子とその娘はしっかり信頼関係で結ばれて素晴らしい母子ですね。
もうちょっとカップルが最後成立して欲しかったかな。
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No.61:
(3pt)

もう少し

SFだと思っていたらぜんぜん違いましたね。
推理小説なのに初心者の私にも結末が簡単に読めてしまうのが残念でした。
ストーリー重視の小説だったらそれでもいいのですが。
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No.60:
(4pt)

ふたつの設定が絡み合うストーリー展開に引き込まれる

タイトルが「レベル7」や表紙のイラストなどから、今回はSF小説かな、なんて思ったけど、(実際、僕がそうでした)しっかりサスペンスものでした。
記憶を失った男女が同じ部屋で目を覚ます。部屋には拳銃やら5,000万円の大金やら物騒なものが次々と出てきて、否が応でも作品に引き込まれます。彼らは自分たちの過去を探す計画を立てる。
一方、電話相談室に勤める真行寺は、常連のみさおが謎の失踪をする。にわか探偵で彼女の行方を探る。
これら別々のストーリーが、徐々にからみあい、ひとつに事件へとつながっていきます。
このあたりの展開はさすがですね。
「レベル7」とは? 「ふたりの過去」とは? ひとりのクレイジーのために、こうも善良な市民が巻き込まれていいものかと、最後は当然の報いを受けることになります。
読み応え十分のスカッとする小説です。
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4101369127
No.59:
(5pt)

宮部ファンに!!

初めて読む宮部みゆきの作品だったのですが、改めて自分はミステリー好きだと実感!
結構、長編なのですが、謎が謎を呼び、ちょっとだらけてきたと思ったらさらに謎?という読む側をあきさせない展開で、一気に読めた。
この一冊で、宮部ファンになっちゃいました。
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No.58:
(5pt)

点が線になり線が交わって絵になっていくような

ずっと読みたかったんですが本が厚いので持ち歩くのが億劫になりそうで購入を控えていたんですが先日友人から譲り受け読んたのでみました。
この物語、いくつかの話が重なり合って構成されているんですがこれがまた秀逸でおどろかされました。
何より驚いたのが場面の移り変わりの絶妙さです。
ちょっとだるくなってくるとちょうど場面が移り変わり読者を飽きさせません。
キャラクターもきちんと確立されており場面が飛んだ際、誰が誰だかわからなくなるということもありませんでした。
こんな分厚い文庫本…と思ってる方、是非買って読んでみて頂きたい。
きっとよっぽど薄い小説より早く読み終わるはずです。
レベル7(セブン) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レベル7(セブン) (新潮文庫)より
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No.57:
(2pt)

退屈でした・お勧めできません

宮部みゆきの作品を最近読んでいます。「火車」に始まり、「あかんべえ」「霊験お初捕り物控」、などの時代物、「模倣犯」、「楽園」等の現代物、「竜は眠る」・「ブレイブストーリ」等のサイキック&ファンタジー、「ステップファザー・ステップ」の軽いのりのコメディー、など引きつけられる作品が大好きでした。しかし、このセブンは余分な登場人物が多いし、話の展開も遅く途中でもう読むのをやめようかなぁと思ってしまいました。最後のどんでん返しはさすがによく練られたものではありますが、それを書くためにかなりの無駄な部分が多い作品であると思いました。あえて勧める作品ではありません。
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No.56:
(4pt)

うまくデコレートできた作品

文庫本でいて本が厚いので文字が読みたくなったときのアイテムにぴったり。
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4101369127
No.55:
(4pt)

良かった

中盤くらいまでずっと謎が明かされなくて、自分で人物・団体の関係等 どーなっているのか考えるのが楽しかったです。
しかし最後が惜しい。別の視点から書かれていた彼らが 幸山荘で初めて鉢合わせになった後 部屋に詰め寄って話す場面なんですが、、もうちょっと上手く書けないかなぁ・・と もったいなく思いました。
じゃあ自分で書けと言われても無理なので 偉い事など言えませんが;
最後の最後でフリも無しにいきなり新しい人物も出てきたり、少しとってつけた様な説明も気になりました。
それでも最初からハラハラな展開に 読むのが止められなくなるくらいにはまりました(*^^*)最後は少しグダグダ感ありますが それくらい目を瞑ってもokな方にはオススメします。
レベル7(セブン) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レベル7(セブン) (新潮文庫)より
4101369127
No.54:
(3pt)

登場人物が多いかな。

途中からどんどん面白くなっていった。
登場人物が多くて、P268の人物相関図が手放せなかったけど。
最初、読んでいても全然意味が分からなかったけど、全部読んでからプロローグを読み直したら意味が分かってすっきりした。
レベル7(セブン) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レベル7(セブン) (新潮文庫)より
4101369127
No.53:
(3pt)

疲れた

高校生が主人公のレベル7、期待して読みましたが、あまり深さがないように感じられました。私は宮部みゆきさんの『火車』が現代の社会事情を問うているような気がして気に入っていたのですが、他の作品にもそれを求めすぎるのでしょうか?少し物足りない気がしました。
レベル7(セブン) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:レベル7(セブン) (新潮文庫)より
4101369127

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