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人間小唄
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人間小唄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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復讐しているのに、全体的にどこかリラックスしている復讐者が魅力的でした。万人に受けそうな当たり障りない内容では全くないです。自分の中の常識を全てOFFにして、楽しもうというモードで読まないといけない本だと思います。そういう種類の本を書くのってなかなか勇気がいるんじゃないかな、とも思い、それを堂々とやってしまう作者を尊敬します。 | ||||
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昔からパンクが好きで、フェイクが多い世界を嫌うように生きてきた道外れな自分には最高に爽快な小説。 ぶっ飛んだ小角の言葉や思弁はギャグとして捉えて。意味じゃなくて語感でいい。 町田康の素晴らしいのは自己投影させないところ。高橋さんとか佐藤さんと言った名字名前も絶対使わないし(自分と同じ名前の人が出てきたらその時点でもう読みたくないもん)、常人ではありえない着眼点も「自分には全くない思想」で感情移入出来ないのがホント素晴らしい。それが優しさとも感じる。 15回位読み返してる。町田康の作品で一番好き。文学として、とかカッコつけて読むなよ。これは最高の復讐コメディ。ふぁきゃきゃきゃきゃきゃ。 | ||||
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初めはどうなっていくのかおもしろかったけど、小角の視点に変わってからだんだん意味不明で眠くなってきました。半分くらいは読んだけどもう読めない。残念。 | ||||
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どこが軽快でリズムよく読めるのか謎な文体。一言で済むことを長々と同じ言い回しが多く時間をかけて読むほどの内容はない。又吉先生はお好きだとおっしゃっていましたが、凡人には向きません。是非読まれないことをお勧めします。 | ||||
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私はもともと町田町蔵のファンで小説も読み始めた者です。 なので、結構贔屓目に見てしまいますが「告白」「宿屋めぐり」は間違いなく傑作だと思います。 あと、短編も筒井康隆の昔の短編を読んでいるようで心地良いです。 でも、これはなんですか。こんなに面白くない小説も珍しい。 これを評価している方たちはこの本のどこら辺が面白かったんでしょうか? 私は何か印象に残るような場面はひとつもありませんでした。 又吉さんは町田康のこの本だけを紹介されたのでしょうか? 普通なら「告白」か「宿屋めぐり」を薦めるでしょうに。 まぁ、私は断然「宿屋めぐり」ですが。 | ||||
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ピース又吉さんオススメの本なので読みました。ツツもたせにだまされて捕らえられて、どおやったら解放されるかという話で、なかなかおもしろい設定でした。読みやすい内容でした。 | ||||
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少し言葉を盛り過ぎな印象です。読者により深みを持たせる手法なのだと思いますが、少々子供じみたやり方で、読み手が疲れる割に内容に乏しいという印象です。期待していただけに残念です。 | ||||
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解説が糞ださいので星一個マイナス。もうちょっとマシな人はいなかったのでしょうか。 | ||||
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意味がわからなすぎると、人間は恐怖を感じるのだと知りました。 私にはこの作品の面白さが少しも理解できなかった。怖かった。。 箱って、なに? | ||||
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他の方々のレビューでストーリーを評価される方は殆ど見受けられない通り、ストーリーの真新しさや、斬新さ、意外性などと何も目立った部分はなく、取って付けた様な何でもありのストーリー。強いて言えば、インスタント食品の様に簡易的でチープな内容。 この小説の特異的な部分はやはり、延々と現れるストーリーに無関係な作者オリジナル言語や単語、また意味不明な会話の掛け合い。ここに面白さを感じ取るというのは、些か無理がある。 登場人物達も名前の読み方が不明で、且つ意味不明な掛け合いや単語が度々出現し、かなりストレスに感じる。 この作品を町田康氏のパンク、ロックな表現と評価される方が沢山いるようだが、ストーリーに無関係且つ、無意味で意味も不明な単語の羅列をして高評価は強引過ぎる。そういった方々は他の町田氏の作品に感銘を受けた方々ばかりで、評価に少なからず他の作品を踏襲した評価になっており、正しい評価がなされていない。 そういったものを全て抜きに評価すると、当然といえば当然、☆は最低の完成度。一度試しに読んでみたい方は、予め無意味で無関係な単語の羅列が度々出現すると思って読んで頂いた方が、ストレスは緩和されると思われる。 | ||||
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私にはいまいち意味がわかりませんでした。 表現の仕方や漢字の読み方も独特なセンスで… 楽しみにしていただけあって、残念です。 読みきらずに古本屋に出しました。 | ||||
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某タレントがテレビで話したあらすじを聞きおもしろそうだと購入。しかしおもしろそうだったのはあらすじだけで、この作者の表現方法は自分には合いませんでした。 | ||||
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鵜呑みにして、町田康を読むのが悪い。町田康のオフィシャルサイトに、日記があるから、それを読んでつまらないと思ったら、小説も読まなきゃ良いと思います。ファンからしたら、最近、最新のレビュー読むと、すごく面白いです。町田康は、そーゆー作家なんです。『告白』にしろ、『パンク侍~』にしろ。 | ||||
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テレビで芸人が推してたので読みましたが、残念ながら私にはこの本の面白さが全くわかりませんでした(芸人推薦のほかの本には面白いのがありましたが・・・)。この人の本をはじめて読むもので良くわからいのですが、私には最初から最後までキチガイが書いた文章のように思いました。セリフ中の引用で唯一わかったディープパープルの有名なリフの擬音にしても、なぜこの場面でこのリフの引用が必要なのか、まったく理解できませんでした。深く考えずにすべてのセリフはノリで読め、ということなんですかね。私にはたぶんこの人の本を読むにはいろいろな知識とかセンスとかが足りないのだと思います。私はこの人の本は二度と読むことはないと思います。 | ||||
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気持ちのいい町田康が理不尽に蹂躙されるちゅう意味でほんま革命的。 川の流れは涅槃へと伸びやかに。 | ||||
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THIS IS パンク小説。 町田康さんの小説は近年の作品ほど、よりパンクに、音楽的に、言いかえれば難解になってきている気がする。 デビュー作である「くっすん大黒」を中島らも氏は「全く役に立たない小説」として高評価した。 町田さんの小説は、無意味に意味を置くことでパンクな世界を生みだしてきた。 やがて、社会の不条理と戦うアナーキズムをもって、天下無敵のパンク文学を確立し、それは歴史的名作である「告白」に結実したように思う。 本作は、その延長線上にある作品だ。 だけど、どこかで、一般読者の理解する範疇を超えてしまっている。線は同じなのだけど、点が行きすぎてしまったような感が否めない。しかし、それはきっとわざとなのだろう。 思えば、「きれぎれ」もそうだった。 町田さんはきっと故意に、ギターのフレットを操作するように高音と低音を使い分けているのだと思う。 そういう意味で、先日出版した「残響」ほどではないが、これはかなり高音に近い作品だ。 | ||||
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冒頭の下りは、とても奇妙で 彼独特の文体もあいまって、わらけるぐらいに良い感じ。 そこから、違った展開になっていく。 感じとしては、「悪い村上春樹」のような世界観だったなぁ。 まあ、ネタバレするのでそれ以上は書けないけれども | ||||
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まずは本書から私が授かった教訓、感想、印象、そんなところを本文より引用しながら紹介したいと思う。 ◆正直に生きるのは、大事◇ (前略)ただひとつ。そう思った、すなわち、自分がノートちゃん、と思ったのにもかかわらず、そんなことを言ったら莫迦だと思われると思って、体面を取り繕い、ノート、と云ひ替える文学者を私が軽蔑していることを申し添えておく。 ◆猫は周りよりも少しでも高いところにいたがるらしい◇ 猫の毛のつきたる衣服の下腹の腹の丸みをいまは撫でている。 ◆無駄な時間、と思われている時間を、すてき、に活用するのは、粋◇ 俺は団子型の携帯電話ができないものか、と思った。(中略)そんなものができるわけがない、という考えと、いや、いまある現実に縛られていては新しいものは生み出せない、という考えを竜虎、頭のなかで闘わせていると、突然、隆子という見知らぬ女が現れて、すべてを台無しにしてしまおうかな、なんて呟いている。撲殺しようかな、と思っていると、ようやっと、未無と糺田両奴が村ヒョゲの部屋に入ってきた。 ◆誰かを侮辱する行為は醜いが、それをガラス越しに眺めるとき、それは滑稽に映ることもある◇ 「土下座。そんなものこっちがしてやるよ」/そう言って俺は土下座し、ふたりは相対して土下座をする恰好となった。ずっと額を地面にこすりつけていると、やがて糺田がゆっくり頭を上げたので俺も上げて、二人は土間に正座して向かい合う恰好になった。 ◆ふざけ切った文章の中から、ときどき、まっとう、な言葉の連なりが姿を現す◇ 「ああ。なんでこんなことになったんだろう」/糺田はそう言って頭を抱えた。/私はそれこそが神に与えられた修行であると思う。それをきわめていけば次第に願いがかなったり、人に思いやりが持てるようになってくる。思いやり。これが一番大事なことだ。人を思いやるということは自分を思いやるということにひとしい。 ◆しゃしゃっ、として、ぽぽっ、として、ぽわっ◇ 日本人というのは即興が好きである。ずっしりしたものを構築するよりは、仮の廬、しゃしゃっ、と仮設したり、ぽぽっ、と添えたりして、それが、ぽわっ、とたまたま決まるのが好きである。 つぎに清水次郎長傳‐虎造節、外国映画orドラマの吹き替え節でのやりとり、どちらかが「箱」と言えば、もうひとりが「館」と答えるなど(ほかにもヴァリエイションがある)、蘇我臣と未無との掛け合いが、私にはおかしかった、と述べて、私のレヴューはおしまい。 | ||||
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町田康氏のサイン会があり、サイン欲しさに本作を購入しました。 この作品には、「いつもの」町田節があります。 けれど、その「いつもの」が、少し、勢いだけで突っ走ってしまっているかのような感覚を抱いたのは僕だけでしょうか・・・。 勿論、この文体のリズム感が、町田康なのですが、本作はちょっと出てくるキャラクター、ストーリーについていけていない自分がいました。 少し、辛口で評価すれば、星2つというところかな、と。 | ||||
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短歌の解釈まではおもしろく読めたのだが 本筋の拉致監禁以降は正直、つまらなかった。 蘇我臣と未無の2人の内面が全く分からない(というか描かれていない)ので 主人公が理不尽な仕打ちを受けているようでただただ悲惨だった。 あと一番残念なのは、2人の会話のやりとりがかなり雑だということ。 過去の名著のような言葉を選んでる感じがなく、あまり笑えない。 唯一笑えたのは、どういった場面か忘れてしまったが 「あらよっと」の場面です。 気に入ったので今度使ってみようと思います、職人気分で。 | ||||
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