告白

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告白の評価:

4.48/5点 レビュー 176件。 D ランク

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平均点4.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全350件 161〜180 9/18ページ
No.190
(4pt)

「告白」

この「告白」は熊太郎の告白だけなのだろうか。
昔の事件を題材にしてはいるが、もしかしたら「町田自身」の告白が描かれているのではないだろうか。

いろんな思考がめぐり、皆に伝えたいのに伝わらない。伝えているのに伝わらない。それでも伝えなくてはいられない、叫ばずにはいられない。彼のパンクの衝動のような何かが、この、三島の『仮面の告白』のような傑作を書かせたのかとも思う。

そう言ってみると、三島の『金閣寺』のようなラストに向かっての疾走感や、『憂国』のような刃物と血の生々しい描写も感じられる。

現代版関西の三島に、と期待しつつ、星は一つ預けます。

追伸:
町田自身の「告白」だとすると、最初に殺した顔のでかい「葛木ドール」は〇〇〇か?そして最後に殺した「葛木モヘア(熊次郎)」は自分の言うことをアホ扱いしたすべての人々なのか…妄想だが。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.189
(4pt)

「告白」

この「告白」は熊太郎の告白だけなのだろうか。
昔の事件を題材にしてはいるが、もしかしたら「町田自身」の告白が描かれているのではないだろうか。

いろんな思考がめぐり、皆に伝えたいのに伝わらない。伝えているのに伝わらない。それでも伝えなくてはいられない、叫ばずにはいられない。彼のパンクの衝動のような何かが、この、三島の『仮面の告白』のような傑作を書かせたのかとも思う。

そう言ってみると、三島の『金閣寺』のようなラストに向かっての疾走感や、『憂国』のような刃物と血の生々しい描写も感じられる。

現代版関西の三島に、と期待しつつ、星は一つ預けます。

追伸:
町田自身の「告白」だとすると、最初に殺した顔のでかい「葛木ドール」は〇〇〇か?そして最後に殺した「葛木モヘア(熊次郎)」は自分の言うことをアホ扱いしたすべての人々なのか…妄想だが。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.188
(5pt)

「あかんではないか」

文庫本で850頁。上・下の分冊にもなっておらず、持ち運びで荷物になったが、足掛け4日ほどかけて読み継ぎ、読み終えて、1冊に収めた作者なりのこだわりが分かってきたような気がした。それほどに、破局に向かってなだれ込んでいくような連続感・疾走感がうかがえた。

 明治中期、大阪・河内の寒村で起きた極道者2人による「十人斬り」事件を、幾多の記録・資料を踏まえて再現し、やたらと思弁にふける主人公、熊太郎の内面に向かっていく。「河内饒舌体」とでもいうべき、長々しい熊太郎の独白・思弁にはえもいえぬ迫力があり、同時に、地の文での作者自身の作者らしいツッコミなどが顔を出してサービス精神も旺盛。独特の面白さが感じられた。評者が勝手にピックアップした本作のキーワードは、最初のころに2、3回出てくる「あかんではないか」だった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.187
(5pt)

「あかんではないか」

文庫本で850頁。上・下の分冊にもなっておらず、持ち運びで荷物になったが、足掛け4日ほどかけて読み継ぎ、読み終えて、1冊に収めた作者なりのこだわりが分かってきたような気がした。それほどに、破局に向かってなだれ込んでいくような連続感・疾走感がうかがえた。

 明治中期、大阪・河内の寒村で起きた極道者2人による「十人斬り」事件を、幾多の記録・資料を踏まえて再現し、やたらと思弁にふける主人公、熊太郎の内面に向かっていく。「河内饒舌体」とでもいうべき、長々しい熊太郎の独白・思弁にはえもいえぬ迫力があり、同時に、地の文での作者自身の作者らしいツッコミなどが顔を出してサービス精神も旺盛。独特の面白さが感じられた。評者が勝手にピックアップした本作のキーワードは、最初のころに2、3回出てくる「あかんではないか」だった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.186
(5pt)

一読の価値あり(激しく飛ばし読み推奨)

熊太郎「あかんかった」

うんうん、でしょうね、そうでしょうね、

というだけの話。突き詰めたら(突き詰めなくても)たったそれだけの話。
ものすごく素晴らしいラスト10ページちょいに至るまでが、ものすごく長い長い長い話。
こんなんまともに読むほうが阿呆やわ。この本自体が、熊太郎そのものやん。こんなん相手にするほうがおかしわ。この本読んでなんや分かったよなふりしてレビュー書きこむとか自分阿呆やな。おほほほほほほ。と笑われているような気がするけども何か書き残したくなる傑作。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.185
(5pt)

一読の価値あり(激しく飛ばし読み推奨)

熊太郎「あかんかった」

うんうん、でしょうね、そうでしょうね、

というだけの話。突き詰めたら(突き詰めなくても)たったそれだけの話。
ものすごく素晴らしいラスト10ページちょいに至るまでが、ものすごく長い長い長い話。
こんなんまともに読むほうが阿呆やわ。この本自体が、熊太郎そのものやん。こんなん相手にするほうがおかしわ。この本読んでなんや分かったよなふりしてレビュー書きこむとか自分阿呆やな。おほほほほほほ。と笑われているような気がするけども何か書き残したくなる傑作。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.184
(5pt)

最後の最後まで

今し方読了したが、かつてない脱力と衝撃で、この文字を打つ指がうまく動かない。もう詳しくは読んで欲しいとしか言いようが無い。四の五の言わんで良いから、まずはこの八百頁超の大作の、一頁目を開いてみることをお勧めする。
「人は何故人を殺すか」というテーマ、とあるが、果たしてそうであろうか。作者の町田康がそう言っているのなら、そうかもしれないが、しかしこの惨殺事件の根幹は、城戸熊太郎の個人に問題があって、殺人者全ての共通にはなり得ないだろうと思って読んでいた。
それが覆されたのは、ラスト五頁のことである。
様々な人がこの作品を紹介する際、「思弁的な主人公の、他人に自分を告白できないもどかしさ」と言う。主人公である城戸熊太郎は、確かに「思弁的」である。しかし熊太郎は最後、その思弁が、他人の為で無く、自分の為のみに行われたものだと気づく。本当に最後の最後のことである。
つまり、熊太郎の思弁の中で、最後に辿り着いたのは、「自分の為に思弁する自分」即ち個人である。そうした場合、様々な因果を持つとされる数々の殺人者は、皆最後は個人に帰ってくるという図式が自然に成り立つ。
町田康は、読者の知らぬ間に、熊太郎が信じたもの、縋ったもの、全てがドツボの中の曲がった壁となる様子を、八百頁の中に次々と書いていく。そしてそのドツボに蓋をするのは、熊太郎の最後の考察であり、読者はそこまで到達するまで、熊太郎、アホだなぁ、という風にしか読めないように町田康の文章によって緻密に操られ、そして読者は最後の最後に、熊太郎の最後の最後に到達する。
そして熊太郎の「告白」に至る。
その熊太郎の「告白」がどのような結末を迎えたかは、八百頁超の熊太郎の人生を、町田康に操られながら読んだ読者のみ到達できる地点である。是非、一読すべき作品だ。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.183
(5pt)

最後の最後まで

今し方読了したが、かつてない脱力と衝撃で、この文字を打つ指がうまく動かない。もう詳しくは読んで欲しいとしか言いようが無い。四の五の言わんで良いから、まずはこの八百頁超の大作の、一頁目を開いてみることをお勧めする。
「人は何故人を殺すか」というテーマ、とあるが、果たしてそうであろうか。作者の町田康がそう言っているのなら、そうかもしれないが、しかしこの惨殺事件の根幹は、城戸熊太郎の個人に問題があって、殺人者全ての共通にはなり得ないだろうと思って読んでいた。
それが覆されたのは、ラスト五頁のことである。
様々な人がこの作品を紹介する際、「思弁的な主人公の、他人に自分を告白できないもどかしさ」と言う。主人公である城戸熊太郎は、確かに「思弁的」である。しかし熊太郎は最後、その思弁が、他人の為で無く、自分の為のみに行われたものだと気づく。本当に最後の最後のことである。
つまり、熊太郎の思弁の中で、最後に辿り着いたのは、「自分の為に思弁する自分」即ち個人である。そうした場合、様々な因果を持つとされる数々の殺人者は、皆最後は個人に帰ってくるという図式が自然に成り立つ。
町田康は、読者の知らぬ間に、熊太郎が信じたもの、縋ったもの、全てがドツボの中の曲がった壁となる様子を、八百頁の中に次々と書いていく。そしてそのドツボに蓋をするのは、熊太郎の最後の考察であり、読者はそこまで到達するまで、熊太郎、アホだなぁ、という風にしか読めないように町田康の文章によって緻密に操られ、そして読者は最後の最後に、熊太郎の最後の最後に到達する。
そして熊太郎の「告白」に至る。
その熊太郎の「告白」がどのような結末を迎えたかは、八百頁超の熊太郎の人生を、町田康に操られながら読んだ読者のみ到達できる地点である。是非、一読すべき作品だ。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.182
(2pt)

自己表現が上手くできないばっかりに大量殺人に至るバカの話

それを超長ったらしく回りくどく描いた長編。

最後の大量殺人のシーンはまるで映画のようなはじける感じがして秀逸だったが、いかんせんそこに至るまでが長すぎる。長かったゆえに溜めに溜めこんだものがババババーんと放出されたようなラストに繋がったかもしれないが、大して面白くない話を長々と聞かされているようなしんどさがあった。

神の視点であるナビゲーターが現代語を話すというのはアイデアとしては面白いが、ちょっと自己満足だなと感じる文体も多かった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.181
(2pt)

自己表現が上手くできないばっかりに大量殺人に至るバカの話

それを超長ったらしく回りくどく描いた長編。

最後の大量殺人のシーンはまるで映画のようなはじける感じがして秀逸だったが、いかんせんそこに至るまでが長すぎる。長かったゆえに溜めに溜めこんだものがババババーんと放出されたようなラストに繋がったかもしれないが、大して面白くない話を長々と聞かされているようなしんどさがあった。

神の視点であるナビゲーターが現代語を話すというのはアイデアとしては面白いが、ちょっと自己満足だなと感じる文体も多かった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.180
(5pt)

傑作

町田作品は初めて読みましたが、文体がとにかく新鮮!是非オススメします
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.179
(5pt)

傑作

町田作品は初めて読みましたが、文体がとにかく新鮮!是非オススメします
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.178
(5pt)

町田康は確実に筒井康隆の影響を受けている。

本書は明治中期に「河内十人斬り」として有名になった殺人事件を基にした小説で、河内音頭にも歌われ、知る人ぞ知る内容なのだが、関西人でありながら、私は全く知らなかった。町田康は芥川賞作家としてしか知らなかったが、先日、日経新聞夕刊の「文学周遊」に本書の事が書かれていたので読んでみると大阪生まれで、本書も河内弁が全編に亘り書かれているとあるので、俄然興味を持った。

「おまが潰してへんもんなんでまどわんならんねん」「じゃかましい。ごてくさぬかすな」「おどれはいっこもどきゃがらんと俺にどけちゅいよんにゃ」「なんちゅいよってん」「おちょくとったらあかんど」「いてまえ」・・・・・ アトランダムに書いてみたが、この洪水のような河内弁の連鎖にボーとなる。これは一種の心地よいリズムだ。

安政4年に河内国赤坂村に生まれた城戸熊太郎は、その怠惰な生活や博奕好きから、どうしょうもない人間になっていくのだが、どこか抜けているので憎めない。「河内十人斬り」という世間的には恐ろしい事件も、事情を知るにつれ、熊太郎側にどうしても立ってしまう。結構な長編だが、この長さが全てラストの伏線となり、そのラストの一大騒動記が、筒井康隆も真っ青の痛快無比な読物になっている。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.177
(5pt)

町田康は確実に筒井康隆の影響を受けている。

本書は明治中期に「河内十人斬り」として有名になった殺人事件を基にした小説で、河内音頭にも歌われ、知る人ぞ知る内容なのだが、関西人でありながら、私は全く知らなかった。町田康は芥川賞作家としてしか知らなかったが、先日、日経新聞夕刊の「文学周遊」に本書の事が書かれていたので読んでみると大阪生まれで、本書も河内弁が全編に亘り書かれているとあるので、俄然興味を持った。

「おまが潰してへんもんなんでまどわんならんねん」「じゃかましい。ごてくさぬかすな」「おどれはいっこもどきゃがらんと俺にどけちゅいよんにゃ」「なんちゅいよってん」「おちょくとったらあかんど」「いてまえ」・・・・・ アトランダムに書いてみたが、この洪水のような河内弁の連鎖にボーとなる。これは一種の心地よいリズムだ。

安政4年に河内国赤坂村に生まれた城戸熊太郎は、その怠惰な生活や博奕好きから、どうしょうもない人間になっていくのだが、どこか抜けているので憎めない。「河内十人斬り」という世間的には恐ろしい事件も、事情を知るにつれ、熊太郎側にどうしても立ってしまう。結構な長編だが、この長さが全てラストの伏線となり、そのラストの一大騒動記が、筒井康隆も真っ青の痛快無比な読物になっている。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.176
(1pt)

これを絶賛する人は、あまり良い本に巡り合っていないのだろう。可哀想な人達だ。
これより面白い本は、いくらでもあるのに。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.175
(1pt)

これを絶賛する人は、あまり良い本に巡り合っていないのだろう。可哀想な人達だ。
これより面白い本は、いくらでもあるのに。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.174
(3pt)

吉さんの第二図書係りでも推薦と記述あり読ませ重量感あり文庫で700pほどある大ぼっりゅーム実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説

又吉さんの第二図書係りでも推薦と記述あり重量感あり文庫で700pほどある大ぼっりゅーム実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説本屋で本書を購入前に実物を確認した果たして読みきれるか読後オホホホの口癖の熊太郎さんの記述がほとんどんど前書きで最後600からで本題に入るあれれと思いました
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.173
(3pt)

吉さんの第二図書係りでも推薦と記述あり読ませ重量感あり文庫で700pほどある大ぼっりゅーム実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説

又吉さんの第二図書係りでも推薦と記述あり重量感あり文庫で700pほどある大ぼっりゅーム実際に起きた大量殺人事件「河内十人斬り」をモチーフに、永遠のテーマに迫る著者渾身の長編小説本屋で本書を購入前に実物を確認した果たして読みきれるか読後オホホホの口癖の熊太郎さんの記述がほとんどんど前書きで最後600からで本題に入るあれれと思いました
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.172
(5pt)

実写映画化してほしい。

私はこれを実写映画化してほしい。
無理かもしれないけれど、宮崎あおい、岡田准一、高岡蒼甫の3人で演じて欲しい。
正にイメージにピッタリなのだ。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.171
(5pt)

実写映画化してほしい。

私はこれを実写映画化してほしい。
無理かもしれないけれど、宮崎あおい、岡田准一、高岡蒼甫の3人で演じて欲しい。
正にイメージにピッタリなのだ。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695