告白

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評判

告白の評価:

4.48/5点 レビュー 176件。 D ランク

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平均点4.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全350件 241〜260 13/18ページ
No.110
(5pt)

言葉=自分を持て余した者

軽快かつ、重厚さをにじませる文章にただただ凄まじさを感じ、残るのは寂しさ。

宿屋めぐりを先に読んでいたので、どうにもならない状況に翻弄される主人公という点が共通していると感じた。
ただ、宿屋めぐりの主人公が運命に翻弄されて、他者にすがり、言い訳を繰り返すのに比べ、熊太郎はどうにもならない状況を思弁のうちに見つめ、納得してもがいているように見えた。

それがまた、寂しさを感じさせる。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.109
(5pt)

言葉=自分を持て余した者

軽快かつ、重厚さをにじませる文章にただただ凄まじさを感じ、残るのは寂しさ。

宿屋めぐりを先に読んでいたので、どうにもならない状況に翻弄される主人公という点が共通していると感じた。
ただ、宿屋めぐりの主人公が運命に翻弄されて、他者にすがり、言い訳を繰り返すのに比べ、熊太郎はどうにもならない状況を思弁のうちに見つめ、納得してもがいているように見えた。

それがまた、寂しさを感じさせる。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.108
(5pt)

人はなぜ人を殺すのか?じゃないだろ

この本で書かれていることは徹頭徹尾、
「熊太郎がなぜ傳次郎一家・親族ら、妻、乳幼児、そして…を殺したか」
という主題に終始している。
「人はなぜ人を殺すのか」という帯のコピーはその無神経さもよいところだ。
熊太郎は、そのように抽象され一括りにされることを最も忌避していたのだ。

だが、
その結果のあの結末を示唆して、
結局は彼も没個性化された犯罪者の一人だったという
皮肉を表現した上での、
「人はなぜ人を殺すのか」であるなら、
実に秀逸なコピーであると言わざるを得ない。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.107
(5pt)

人はなぜ人を殺すのか?じゃないだろ

この本で書かれていることは徹頭徹尾、
「熊太郎がなぜ傳次郎一家・親族ら、妻、乳幼児、そして…を殺したか」
という主題に終始している。
「人はなぜ人を殺すのか」という帯のコピーはその無神経さもよいところだ。
熊太郎は、そのように抽象され一括りにされることを最も忌避していたのだ。

だが、
その結果のあの結末を示唆して、
結局は彼も没個性化された犯罪者の一人だったという
皮肉を表現した上での、
「人はなぜ人を殺すのか」であるなら、
実に秀逸なコピーであると言わざるを得ない。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.106
(5pt)

素晴らしい

人間の業や偏りを詰め込み表現しきった一冊。いや、とにかく素晴らしい。
冒頭より贅肉の少ないノイズ交じりのタイトな文体でリズムを作り後半にかけて頂点に達する。
最終コーナー回って少し変調。プログレな感じがする。
リズム偏重で考えれば短編のクラスターで本小説が再構成されているものも読んでみたいと【浄土】を併読して思った。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.105
(5pt)

素晴らしい

人間の業や偏りを詰め込み表現しきった一冊。いや、とにかく素晴らしい。
冒頭より贅肉の少ないノイズ交じりのタイトな文体でリズムを作り後半にかけて頂点に達する。
最終コーナー回って少し変調。プログレな感じがする。
リズム偏重で考えれば短編のクラスターで本小説が再構成されているものも読んでみたいと【浄土】を併読して思った。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.104
(5pt)

日本文学史上最高の作品

町田康の凄さは一瞬の感情を数頁に渡り表現している所だと思う
それが顕著に表れているのがこの作品
しかも結末に向って様々な感情の糸が一本に紡がれて最後は数頁に纏まっていく
そして最後の一言で熊太郎の本当の言葉として吐露される
知らない間に涙していた
間違いなく日本文学最高の作品
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.103
(5pt)

日本文学史上最高の作品

町田康の凄さは一瞬の感情を数頁に渡り表現している所だと思う
それが顕著に表れているのがこの作品
しかも結末に向って様々な感情の糸が一本に紡がれて最後は数頁に纏まっていく
そして最後の一言で熊太郎の本当の言葉として吐露される
知らない間に涙していた
間違いなく日本文学最高の作品
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.102
(5pt)

「お笑い」より面白い

実話を基に完璧に逆算されつくしたキャラクターや
人間関係が現代にも通じていて、その秀逸さに本作が小説ではなく
全くの事実ではないかと思わされてしまう。
登場する人間の行動や動作、その感情や心理、動機を見事に文体化し
それらの表現の仕方が最高に滑稽。
(関西以西の方は大丈夫だと思うが河内弁の表現が
 理解できなければ滑稽さが若干伝わりにくいかも)
時には笑いを超え感心すらしたし、切なさに読後も数ヶ月余韻が残った。

あらためて町田康を天才だと思った作品。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.101
(5pt)

「お笑い」より面白い

実話を基に完璧に逆算されつくしたキャラクターや
人間関係が現代にも通じていて、その秀逸さに本作が小説ではなく
全くの事実ではないかと思わされてしまう。
登場する人間の行動や動作、その感情や心理、動機を見事に文体化し
それらの表現の仕方が最高に滑稽。
(関西以西の方は大丈夫だと思うが河内弁の表現が
 理解できなければ滑稽さが若干伝わりにくいかも)
時には笑いを超え感心すらしたし、切なさに読後も数ヶ月余韻が残った。

あらためて町田康を天才だと思った作品。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.100
(5pt)

ずっと読んでいたい

この分量なのに、どんどん読み進められる語り口。水分の世界観が脳裏から離れず、河内弁がすきになってしまいそうなほど心につきささってきた。おそらく、人生で何度か読み返す小説だと思う。難しいテーマをこれほど元気に展開、最後のオチで終わることを実感し、さびしくなった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.99
(5pt)

ずっと読んでいたい

この分量なのに、どんどん読み進められる語り口。水分の世界観が脳裏から離れず、河内弁がすきになってしまいそうなほど心につきささってきた。おそらく、人生で何度か読み返す小説だと思う。難しいテーマをこれほど元気に展開、最後のオチで終わることを実感し、さびしくなった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.98
(5pt)

パンクな音頭=町田節

“河内十人斬り”の主犯であり、“告白”の主人公、城戸熊太郎。
熊太郎はいかにして十人もの人間を斬り殺すまでに至ったのか!?

       一人の男の人生ココニアリ

明治初期の話ですが、熊太郎は昭和後期、平成生まれの現代人みたい。
時代モノであるが感情移入しやすいです。もはや自分自身主人公です。

孤独と闘って、矛盾と闘って、己と闘って、必ず無惨に敗北。そんな男。
人生の岐路を踏み外し、狂気し乱舞し酒乱と化す。読んでいて痛々しこと甚だし。

しかし傍若無人に突き進むパンクな音頭=町田節。ざっくばらんに抱腹し絶倒すること間違いなし!!

現代日本文学に熊太郎の最期の言葉が突き刺さる。涙し狂気し絶望し至った周知の結末を超えたラスト。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.97
(5pt)

パンクな音頭=町田節

“河内十人斬り”の主犯であり、“告白”の主人公、城戸熊太郎。
熊太郎はいかにして十人もの人間を斬り殺すまでに至ったのか!?

       一人の男の人生ココニアリ

明治初期の話ですが、熊太郎は昭和後期、平成生まれの現代人みたい。
時代モノであるが感情移入しやすいです。もはや自分自身主人公です。

孤独と闘って、矛盾と闘って、己と闘って、必ず無惨に敗北。そんな男。
人生の岐路を踏み外し、狂気し乱舞し酒乱と化す。読んでいて痛々しこと甚だし。

しかし傍若無人に突き進むパンクな音頭=町田節。ざっくばらんに抱腹し絶倒すること間違いなし!!

現代日本文学に熊太郎の最期の言葉が突き刺さる。涙し狂気し絶望し至った周知の結末を超えたラスト。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.96
(5pt)

詰まった醤油差しの憂鬱

文庫にして堂々3.5センチの厚み。
湊かなえ『告白』をチェックしていてその下にあった。
あまりの絶大な支持レビューが気になり購入したが
反面ロックシンガーの二足わらじとたいした期待もせず
が、町田さんゴメン!のとてつもない大傑作、大作でありました。

どなたかのレビューにも書かれてあるとうりまさに饒舌の文学です。
主人公熊太郎の内面の生き辛さ、周りとどんどんズレてゆく焦り諦めは
魅力的な河内弁に姿を借りてとうとうと語られます。
ラストに至っては延々3ページにも渡る行変えのない文字どうり「告白」が続きますが
不思議と少しも長い文章という気がしません。
挫折と慟哭の告白は パワフルな河内弁と相まって
かなりなページ量をものともせずダレルことなく最後まで読者をひきつけます。

生きづらいほどの感性を抱えて生まれてきてしまった熊五郎の思弁は
さながら<口のつまった醤油瓶>のようです。
なんとかして出よう出ようとしなからも、だらだらと垂れて本人を周りを汚す....
文中<林のなかを飛んで行き次々と割れる無数の酢醤油の瓶>が暗示的でもあります。
しかし多分に読み手の感覚を問われるのも確かで上の文章を読まれて
なんのこっちゃ!と思われた方はやめたほうが良いかも....
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.95
(5pt)

詰まった醤油差しの憂鬱

文庫にして堂々3.5センチの厚み。
湊かなえ『告白』をチェックしていてその下にあった。
あまりの絶大な支持レビューが気になり購入したが
反面ロックシンガーの二足わらじとたいした期待もせず
が、町田さんゴメン!のとてつもない大傑作、大作でありました。

どなたかのレビューにも書かれてあるとうりまさに饒舌の文学です。
主人公熊太郎の内面の生き辛さ、周りとどんどんズレてゆく焦り諦めは
魅力的な河内弁に姿を借りてとうとうと語られます。
ラストに至っては延々3ページにも渡る行変えのない文字どうり「告白」が続きますが
不思議と少しも長い文章という気がしません。
挫折と慟哭の告白は パワフルな河内弁と相まって
かなりなページ量をものともせずダレルことなく最後まで読者をひきつけます。

生きづらいほどの感性を抱えて生まれてきてしまった熊五郎の思弁は
さながら<口のつまった醤油瓶>のようです。
なんとかして出よう出ようとしなからも、だらだらと垂れて本人を周りを汚す....
文中<林のなかを飛んで行き次々と割れる無数の酢醤油の瓶>が暗示的でもあります。
しかし多分に読み手の感覚を問われるのも確かで上の文章を読まれて
なんのこっちゃ!と思われた方はやめたほうが良いかも....
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.94
(5pt)

魂、感じへんか?

「告白」というタイトルにこめられた町田氏の真意は明らかだ。
言葉が思考を裏切ってしまう熊太郎に「これ俺ちゃうんか?」と共鳴する者と、「なんや、よう分からん」と思う者とでは作品の意味が違ってくるのではなかろーか。
私は震撼した。町田氏には臆する事なく魂を探求し続けて頂きたい。パンクスノットデッド。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.93
(5pt)

魂、感じへんか?

「告白」というタイトルにこめられた町田氏の真意は明らかだ。
言葉が思考を裏切ってしまう熊太郎に「これ俺ちゃうんか?」と共鳴する者と、「なんや、よう分からん」と思う者とでは作品の意味が違ってくるのではなかろーか。
私は震撼した。町田氏には臆する事なく魂を探求し続けて頂きたい。パンクスノットデッド。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.92
(5pt)

破滅へ向かう人間

まず前半にある主人公の内面描写に驚いた。俺と同じやんか!!
ここで共感できたらこの作品を大いに享受できます。
また最後の「告白」も実にリアルで感動的です。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.91
(5pt)

破滅へ向かう人間

まず前半にある主人公の内面描写に驚いた。俺と同じやんか!!
ここで共感できたらこの作品を大いに享受できます。
また最後の「告白」も実にリアルで感動的です。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695