告白

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

告白の評価:

4.48/5点 レビュー 176件。 D ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.48pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全350件 21〜40 2/18ページ
No.330
(4pt)

小説を読んでることを忘れるほど熱中した

途中までは熊太郎というクズに共感し、社会からつまみ出されたものへの同情の念が少なからずあった。しかし熊太郎があの事件を起こしてからは、自分の中で彼がただの犯罪者に成り下がってしまったのが悲しかった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.329
(4pt)

小説を読んでることを忘れるほど熱中した

途中までは熊太郎というクズに共感し、社会からつまみ出されたものへの同情の念が少なからずあった。しかし熊太郎があの事件を起こしてからは、自分の中で彼がただの犯罪者に成り下がってしまったのが悲しかった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.328
(4pt)

傑作。

こんな作品、町田康さんにしか書けないと思います。独特な文体とリズムで。さすがパンクロッカー。合う合わないはあるかと思いますが。

この作品が下敷にしている司馬遼太郎の『俄』を読んでいると、より愉しめます。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.327
(4pt)

傑作。

こんな作品、町田康さんにしか書けないと思います。独特な文体とリズムで。さすがパンクロッカー。合う合わないはあるかと思いますが。

この作品が下敷にしている司馬遼太郎の『俄』を読んでいると、より愉しめます。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.326
(3pt)

古典・傑作の系譜に連なり損ねた可能性を秘めていた佳作以下の超長編

若い編集者が大絶賛するので初めて町田康の本を読みました。帯の宣伝の「平成を代表する一冊」とか、中央公論新社新入社員の「人生の一冊になることをお約束します」とか、(時代を経た或いは時代を経るであろう古典や傑作を読んだことがある身としては)ちゃんちゃら可笑しくて、文中の言葉を借りれば、銭、銭、銭の宣伝文句に感じました。

本をあまり読まない新入社員(若い人)が読書のとっかかりの一つとして読むのは有りかも知れませんが、私なら決して薦めません。可能性は秘めていたものの古典・傑作の系譜にその未熟さ故に連なり損ねた佳作以下の超長編小説ではないでしょうか。

本書から著者が意識的・無意識的に影響を受けていると感じた本物の傑作を以下に記します。

・「罪と罰」「悪霊」(ドストエフスキー)
・「居酒屋」「ナナ」(エミール・ゾラ)
・「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹)
・「赤目四十八瀧心中未遂」(車谷長吉)
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.325
(3pt)

古典・傑作の系譜に連なり損ねた可能性を秘めていた佳作以下の超長編

若い編集者が大絶賛するので初めて町田康の本を読みました。帯の宣伝の「平成を代表する一冊」とか、中央公論新社新入社員の「人生の一冊になることをお約束します」とか、(時代を経た或いは時代を経るであろう古典や傑作を読んだことがある身としては)ちゃんちゃら可笑しくて、文中の言葉を借りれば、銭、銭、銭の宣伝文句に感じました。

本をあまり読まない新入社員(若い人)が読書のとっかかりの一つとして読むのは有りかも知れませんが、私なら決して薦めません。可能性は秘めていたものの古典・傑作の系譜にその未熟さ故に連なり損ねた佳作以下の超長編小説ではないでしょうか。

本書から著者が意識的・無意識的に影響を受けていると感じた本物の傑作を以下に記します。

・「罪と罰」「悪霊」(ドストエフスキー)
・「居酒屋」「ナナ」(エミール・ゾラ)
・「ねじまき鳥クロニクル」(村上春樹)
・「赤目四十八瀧心中未遂」(車谷長吉)
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.324
(5pt)

空からにゅうめんが

短編なら『くっすん大黒』『けものがれ、俺らの猿と』、長編なら本書の後に発表された『宿屋めぐり』『ギケイキ』といった傑作もあれど、町田康の最高傑作は何かと問われれば、2005年発表の本書をあげる方が多いのではないでしょうか。 
 1893年(明治26年)に大阪府の金剛山麓の村で実際に起こった殺人事件をベースに、そこに至らざるを得なかった犯人城戸熊太郎の思考の流れを少年時代から描き出す、渾身の作だと言えます。
 単行本で676ページと読み応えある作品ですが、最初から最後までだれることなく力業で書ききった感があります(町田康の長編作品には「同じことの繰り返しじゃないか」と読むのが嫌になるもの、たとえば『ホサナ』のような作品がないでもないのですが、本書はラストに向けてくんくんに読ませる力を感じさせます)。
 10歳の餓鬼の頃「俺はなぜこんなに思弁的なのだ」の気づくものの、田舎の百姓の子供ばかりの中でその思弁を共有する友達などいるはずもなく、このことが熊太郎の根本の不幸であった。
 極度に思弁的であるものの、それを言葉で表すことができないがため、熊太郎が思っていることは村の人には絶対に伝わらず、よって、村人から見れば、あほでもできることができない大たわけものとみられてしまう。
 村人の心無い言葉に熊太郎は絶望した。
 熊太郎はふるふるし、「空からにゅうめんが」「空からにゅうめんが」とおめく。
 現実に起こった殺人事件をモデルにしているので、当然後半は「人間停止っ」と怒鳴りながら熊太郎を追い込んだ村人を殺害することになるのですが、不謹慎ながら、ここに至って少なからずの村人が感じたカタルシスを読者も感じることでしょう。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.323
(5pt)

空からにゅうめんが

短編なら『くっすん大黒』『けものがれ、俺らの猿と』、長編なら本書の後に発表された『宿屋めぐり』『ギケイキ』といった傑作もあれど、町田康の最高傑作は何かと問われれば、2005年発表の本書をあげる方が多いのではないでしょうか。 
 1893年(明治26年)に大阪府の金剛山麓の村で実際に起こった殺人事件をベースに、そこに至らざるを得なかった犯人城戸熊太郎の思考の流れを少年時代から描き出す、渾身の作だと言えます。
 単行本で676ページと読み応えある作品ですが、最初から最後までだれることなく力業で書ききった感があります(町田康の長編作品には「同じことの繰り返しじゃないか」と読むのが嫌になるもの、たとえば『ホサナ』のような作品がないでもないのですが、本書はラストに向けてくんくんに読ませる力を感じさせます)。
 10歳の餓鬼の頃「俺はなぜこんなに思弁的なのだ」の気づくものの、田舎の百姓の子供ばかりの中でその思弁を共有する友達などいるはずもなく、このことが熊太郎の根本の不幸であった。
 極度に思弁的であるものの、それを言葉で表すことができないがため、熊太郎が思っていることは村の人には絶対に伝わらず、よって、村人から見れば、あほでもできることができない大たわけものとみられてしまう。
 村人の心無い言葉に熊太郎は絶望した。
 熊太郎はふるふるし、「空からにゅうめんが」「空からにゅうめんが」とおめく。
 現実に起こった殺人事件をモデルにしているので、当然後半は「人間停止っ」と怒鳴りながら熊太郎を追い込んだ村人を殺害することになるのですが、不謹慎ながら、ここに至って少なからずの村人が感じたカタルシスを読者も感じることでしょう。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.322
(2pt)

魅力的な文章だが、不自然なキャラ設定で白けてしまう

主人公の熊太郎は、思考をうまく言語化することができないという。
しかしほんらい、思考と言語とは不可分であろう。

熊太郎の思考内容は、地の文で独白的に、雄弁に、詳細に記されている。
思考内容を言葉として表出できないとすれば、運動性失語や吃音のごとき障害が存する可能性もある。
だが会話文を読むかぎり、そういうことではないらしい。

とすれば、熊太郎は言語に頼らず思考しているのか?そしてその思考を、著者が代弁しているのか?
・・・これはやはりおかしい。「言語なしの思考」を前提に置く時点で、破綻している。

文章が魅力的であるだけに、こうした不自然さが余計に残念である。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.321
(2pt)

魅力的な文章だが、不自然なキャラ設定で白けてしまう

主人公の熊太郎は、思考をうまく言語化することができないという。
しかしほんらい、思考と言語とは不可分であろう。

熊太郎の思考内容は、地の文で独白的に、雄弁に、詳細に記されている。
思考内容を言葉として表出できないとすれば、運動性失語や吃音のごとき障害が存する可能性もある。
だが会話文を読むかぎり、そういうことではないらしい。

とすれば、熊太郎は言語に頼らず思考しているのか?そしてその思考を、著者が代弁しているのか?
・・・これはやはりおかしい。「言語なしの思考」を前提に置く時点で、破綻している。

文章が魅力的であるだけに、こうした不自然さが余計に残念である。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.320
(1pt)

途中断念

私には全く合わず。
クライマックス場面だけでもと思ったがそれすら耐えきれず。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.319
(1pt)

途中断念

私には全く合わず。
クライマックス場面だけでもと思ったがそれすら耐えきれず。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.318
(5pt)

音楽と小説がつながっている世界

大量殺人事件。その犯人に同調できるはずがない。と思っていたのに、読み進めるに従って、これは…それはそうやろな…と思う。

子ども時分からの些細なことの積み重なりがその人を作る。ひとつひとつは、実にあるあるである。本人の生来の性質、周りの環境も時代もひっくるめて、こうして運命は動き出す。そのことがよくわかる。

町田康のバンド「汝、我が民に非ズ」の「土の記」も併せて必聴。「告白」の世界が詞と音楽の中に霧のように立ち上る。ので結構驚いた。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.317
(5pt)

音楽と小説がつながっている世界

大量殺人事件。その犯人に同調できるはずがない。と思っていたのに、読み進めるに従って、これは…それはそうやろな…と思う。

子ども時分からの些細なことの積み重なりがその人を作る。ひとつひとつは、実にあるあるである。本人の生来の性質、周りの環境も時代もひっくるめて、こうして運命は動き出す。そのことがよくわかる。

町田康のバンド「汝、我が民に非ズ」の「土の記」も併せて必聴。「告白」の世界が詞と音楽の中に霧のように立ち上る。ので結構驚いた。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.316
(4pt)

人の心はここまで深く複雑になれる

長い。この男は思考そのものが冗長。ただその葛藤がこの男の人間臭くて憎めないところで、一方の最期の告白はあまりにも潔く簡潔で、どこまでも人間臭い男だった。地獄の苦しみを味わい抜く、辛苦の味の書。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.315
(4pt)

人の心はここまで深く複雑になれる

長い。この男は思考そのものが冗長。ただその葛藤がこの男の人間臭くて憎めないところで、一方の最期の告白はあまりにも潔く簡潔で、どこまでも人間臭い男だった。地獄の苦しみを味わい抜く、辛苦の味の書。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.314
(4pt)

河内音頭のロックナンバー

関西人でないと読みにくいかも。
関西人であればリズミカルなテンポが心地よいかも。
思弁の語りがいい。教義的なことは一切なくて、迷い続ける人間の心理を共感できるように丁寧に丁寧に綴っているのが印象に残った。読みごたえはありまっせ。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.313
(4pt)

河内音頭のロックナンバー

関西人でないと読みにくいかも。
関西人であればリズミカルなテンポが心地よいかも。
思弁の語りがいい。教義的なことは一切なくて、迷い続ける人間の心理を共感できるように丁寧に丁寧に綴っているのが印象に残った。読みごたえはありまっせ。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219
No.312
(4pt)

大量殺人者の心

単行本p668からの熊太郎の告白が秀逸。乖離症的な主人公の魂の遍歴が集約されている。面白かった。
告白 (中公文庫) Amazon書評・レビュー: 告白 (中公文庫)より
4122049695
No.311
(4pt)

大量殺人者の心

単行本p668からの熊太郎の告白が秀逸。乖離症的な主人公の魂の遍歴が集約されている。面白かった。
告白 Amazon書評・レビュー: 告白より
4120036219