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シャーロック・ホームズの栄冠



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【この小説が収録されている参考書籍】
シャーロック・ホームズの栄冠 (創元推理文庫)

シャーロック・ホームズの栄冠の評価: 3.38/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.38pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

真性シャーロキアン向け

シャーロキアンといえるほどではないが、普通の人よりホームズ物のパロディ/パスティーシュを読んでいる。というようなミステリファン(僕です)にとって「面白い!」と言えるかというと、ちょっとビミョーかなという本である。

ここまでくると、相当なマニア向けなのである。編訳者の北原尚彦氏のような真性シャーロキアンにとっては、どれも大いに価値がある、ということはわかる。それを認めることにやぶさかではない。が、読んだからと言って別にどうということはない作品ばかりでもある。

救いは、一作ごとに北原氏の序文が付き、巻末にはさらに詳しい解説が付く、と紹介が丁寧に行われていることだ。その熱に導かれるようにして何とか最後まで読了できた、という気もする。

しかし、また似たような企画の本が出ても、僕はもう買わないだろう。優れた過去のパスティーシュ/パロディはすでに出尽くしていると思うし、そこまでマニアックなものは求めていないことが本書でよくわかったから。
シャーロック・ホームズの栄冠 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャーロック・ホームズの栄冠 (創元推理文庫)より
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No.7:
(1pt)

あーあ!

『クマのプーさん』の作者であるA·A·ミルンの短編が入っていると書いてあったので、この本を購入したんですが、
ミルンの短編はたったの3ページでした。
……深く深呼吸、そして、大きく口を開けて、夕陽に向かって、
「金返せーーーーーーーーーー!」
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No.6:
(5pt)

面白い!

期待通りの楽しい内容でした!
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No.5:
(1pt)

面白さがわからない

書評欄では面白さがわからない.期待して購入したがどこが面白いのかわからない。やはり正当ドイルの延原訳が一番
です。最初の2編を読んで続きを読む意欲が失せました。これも「お金を返せ」の組に入る期待はずれだった。
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No.4:
(5pt)

良かった❗

本当に、コナン・ドイルが書いたシャーロック・ホームズの冒険劇でした。マリールイーズ孃の将来に期待します。
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No.3:
(3pt)

1900年代の前半に書かれた著名人によるパロディ集

おおよそホームズ譚がリアルに掲載されていた時代に、著名人が執筆したパロディの集成です。
2007年に論創社から同書名で発刊されていたものの文庫版。
文庫にあたって1編「シャーロックホームズと<ボーダーの橋>バザー」が追加されています。

総じて、「パロディ」が多く「パスティーシュ」はほとんどありません。(「パスティーシュ」はホームズや時代背景の設定などを正典と同じにしている作品群)
うーん。これがホームズかというと、いろいろ酷評されるかもしれませんね。
「トスカ枢機卿事件」「小惑星の力学」「シャーロックホームズなんか怖くない」あたりが、おもしろいと思いましたね。
「小惑星の力学」は「黒後家蜘蛛の会 2巻」の話の方がモリアーティらしくてよかったですが。
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No.2:
(4pt)

楽しいパロディ/パスティーシュのアンソロジー

いわゆる贋作ホームズもの、パロディ、パスティーシュのたぐいの作品を集めたアンソロジーである。
あらためて自分の書棚をみてみると、ドイルの作品も含めて「ホームズ」と名のつく書籍が30冊近く。ほとんどがこの種の作品もしくはアンソロジーである。そこに加わる1冊なのだが、本書の特徴はその執筆陣(といってもこの出版のために執筆したわけではもちろんないわけだが)。
ノックス(陸橋殺人事件!)から始まり、ベントリー、ミルン、などなど、そうそうたるメンバーが続く。

収録柵のなかには少々マニアが過ぎるのか、解釈に困惑するような作品もあったりするわけだが、それとは対照的にまるでドイルが書いたかのような体裁の作品もちらほら。かと思えば、モリアーティ教授がアメリカに登場してみたり、もう縦横無尽な感じ。ホームズものとは、それだけ後年のひとびとにアイデアを想起させるネタ帳みたいなものなのかも。

編者による巻末の解説、これがまたいろんな意味で面白い。このへんはシャーロッキアン病膏肓という感じなのでしょうか。いやはや。
たしか第2集もちかぢか刊行という話をどこかで読んだので、それも楽しみにしておきたい。
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No.1:
(5pt)

セレクトされた作品が素晴らしいです!!シャーロッキアン必読です!!

北原尚彦氏は、ミステリー、SF作家ですが、また同時に日本有数のシャーロッキアンとしても知られていて、
 その方面の著作も多数あります。
 本書は、そんな北原氏が、編訳したシャーロックホームズのパロディ、パスティーシュ集です。
 この種の本では、「シャーロックホームズの災難」(早川)、「シャーロック・ホームズの功績」(早川)がよく知られています。
 また、最近では新しい創作物も沢山出版されています。
 本書では、都合25編収録されていますが、古典的作品、未訳のものを中心に編纂されていて、19編が本邦初訳となっています。
 全体は、  第Ⅰ部:王道篇  第Ⅱ部:もどき篇  第Ⅲ部:語られざる事件篇  第Ⅳ篇:対決篇  第Ⅴ部:異色篇
 に大別されています。以下、私が興味を持った作品を少し紹介します。
 第Ⅰ部:ロナルド・E・ノックス、E・C・べントリー、アントニー・バウチャー、A・A・ミルン、ロバート・バー・・・・・
 有名作家が綺羅星のごとく並んでいますが、中でも「ワトソン博士の友人」は飛び切りの存在です。
 森氏がおそらくオークションで競り落としたのでしょうが、スクラップ・ブックから発見した作品で、全く幻の作品です。
 第Ⅱ部:ステイトリー・ホームズの3部作:推理小説好きにはたまらない作品でしょう!
 著名探偵も多数登場しますし、この内2編は推理的にも面白いです。
 第Ⅳ部:対戦相手が凄いです。デュポン、勇者ジェラール、そして、007、但し時代設定はめちゃくちゃですけど!!
 第Ⅴ部:「小惑星の力学」なんとあのMが生きていたという設定です!!
 全ての作品が面白い、シャーロッキアン必読です!!
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