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(アンソロジー)
シャーロック・ホームズの栄冠
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シャーロック・ホームズの栄冠の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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シャーロキアンといえるほどではないが、普通の人よりホームズ物のパロディ/パスティーシュを読んでいる。というようなミステリファン(僕です)にとって「面白い!」と言えるかというと、ちょっとビミョーかなという本である。 ここまでくると、相当なマニア向けなのである。編訳者の北原尚彦氏のような真性シャーロキアンにとっては、どれも大いに価値がある、ということはわかる。それを認めることにやぶさかではない。が、読んだからと言って別にどうということはない作品ばかりでもある。 救いは、一作ごとに北原氏の序文が付き、巻末にはさらに詳しい解説が付く、と紹介が丁寧に行われていることだ。その熱に導かれるようにして何とか最後まで読了できた、という気もする。 しかし、また似たような企画の本が出ても、僕はもう買わないだろう。優れた過去のパスティーシュ/パロディはすでに出尽くしていると思うし、そこまでマニアックなものは求めていないことが本書でよくわかったから。 | ||||
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おおよそホームズ譚がリアルに掲載されていた時代に、著名人が執筆したパロディの集成です。 2007年に論創社から同書名で発刊されていたものの文庫版。 文庫にあたって1編「シャーロックホームズと<ボーダーの橋>バザー」が追加されています。 総じて、「パロディ」が多く「パスティーシュ」はほとんどありません。(「パスティーシュ」はホームズや時代背景の設定などを正典と同じにしている作品群) うーん。これがホームズかというと、いろいろ酷評されるかもしれませんね。 「トスカ枢機卿事件」「小惑星の力学」「シャーロックホームズなんか怖くない」あたりが、おもしろいと思いましたね。 「小惑星の力学」は「黒後家蜘蛛の会 2巻」の話の方がモリアーティらしくてよかったですが。 | ||||
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