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忌物堂鬼談
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忌物堂鬼談の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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確かに成功してますよね、ある意味じゃ三津田信三の新境地かも。 デビュー以来今年で20年になるベテラン作家なのに、いまだ進化(深化)し続けてる感が一ファンとして嬉しい限りです(もっとも本作は4年前の作品ですが)。 事更にホラーミステリを今まで以上に突き詰めようとした印象が強いです{忌物堂鬼談}。 文章力や表現力そのものも、10数年前とは比べ物にならないほど上達されていると思います(プロ作家に対して失礼な)。特にかつての{スラッシャー~}なんかとは比肩できないレベルのグロ描写は特筆に値するでしょう。 個人的に今まで読んだ中では「最も緊張と弛緩の振り幅が大きい」・・・要は「恐怖と笑いのギャップが激しい」三津田作品だと感じましたね。 続編を希望します、続きを読んでみたいですよ、このまま終わらすのは勿体ない感が強すぎます{忌物堂鬼談}! | ||||
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怪異にあって助けを求めに寺に来た由羽希という少女を軸にしたストーリーを枠にした5話の連作短編です。 由羽希に関わるメインの一つと、寺の住職が集めている忌物に関する3つの怪異譚があります。 この作者らしいミステリ的な要素も途中にありますが、怪異のことがはっきり解き明かされるのではなく、基本的には住職も作中で語るように「訳がわからんけど、怖い」話となっています。 そうした怪異自体のはっきりした謎解きこそありませんが、伏線というのとは違うものの、各短編が上手くラストの話に収束していくまとまりの良さはありました。 また続編をにおわせる終わり方をしているので、忌物たちの怖い話はまだ続いていくのかもしれません。 | ||||
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少女とイケメン(坊主)の組み合わせや会話のノリの軽さから、いつもよりも若者向けなライトな作品なのかな、と思いつつ読み進めたら、三津田作品でもトップクラスに不条理で悪趣味でグロい短編があってビビりました。 夢に出そうです。 続編があるようですが、どんな感じで続いていくのか気になります。 | ||||
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の作品と違いホラーミステリの要素は減っていると思う。ただ全くミステリ要素が無くなったわけではなく、忌物当ていわゆる犯人当てに近いや、そもそも何が起こったのかを想像する楽しみは残されていると思う。天山天空の名前は今までのシリーズでちょくちょく出てきたのでそういう意味では楽しく読めた。流行りのホラー映画でいうと死霊館シリーズが近いかな。シリーズものになるみたいなので今後の期待も含めて星四つ。個人的には刀城言耶シリーズが読みたいのが本音。 | ||||
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