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野良犬トビーの愛すべき転生
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野良犬トビーの愛すべき転生の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 21~37 2/2ページ
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私は愛犬が亡くなる前の1週間、寝たきりになった彼に「赤ちゃんの体に入って、又お母さんのところに帰ってきてね」毎日と数回ずつ話していました。最後にやっと、私の左右の瞳を交互に覗くように確かめながら「うん。」と合図したのです。4年前「長生きしてね」と頼んだときには「出来ない」と言われました。だから、息を引き取った次の日から、約束を守るために必死で彼の生まれ変わりを探しました。 苦しく、ある意味罪悪感にさいなまれるような日々だったけれど、毎日この本と、「小犬のピピン」を読みながら自分に言い聞かせて、彼の後追って死んだりせずに密やかな奇跡を体験することが出来たのです。 | ||||
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動物モノでここでまで涙した1冊はありません。 普段目にしているワンちゃんたちが、どんな風に人間と接しているのか、どんあことを思っているのか、じつに考えさせられる1冊です。 泣けます! | ||||
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最初にこの本を知ったのは映画の予告を見てからでした。 今現在日本で上映も決まっていない、やっと最初のトレーラーがアメリカで公開された段階です。(題名は本の洋題と同じ) その予告だけでもウルウルしてしまい、すぐにその映画について調べました。 小説が元になっていて、翻訳もされているとわかり、すぐにポチ。 犬を飼っている方なら心当たりある犬の行動がたくさん引用されていて、そのときの行動動機や考えていることも本当にリアル! (たくさんの本をリサーチして作者なりの解釈で書いているようです。) リアルというか・・・結局はフィクションなんですけどね。 犬の気持ちとか考えていることって100パーセントわからないからこの小説はフィクションなんです。 でも犬を飼っている人飼っていた人にはそうじゃない!そうとは思えない。 つじつまが合ってしまうというか、どうにも納得してしますんですよね。 一度のめりこむともうノンストップです。翌日は目が腫れるのでご注意を。。。 それだけに続編の翻訳を強く望みます! この本を読む前と後では愛犬に対する接し方が変わります。だって犬にとっては飼い主あなただけが世界の中心なんですよ。 | ||||
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今までに読んだことがなかったタイプの物語でした。 全編犬目線で描かれていますが、その犬の目線がとても犬らしく、擬人化が最小限に抑えられていたように思います。 とても犬らしい面が表現されていたと思います。また2017年の映画公開も楽しみです。 | ||||
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野良犬トビーは何回か転生して別の犬として人間と接していくのだが、最後の転生で最初に大事にしてくれた今は老人になった少年に再会して自分の転生してきた意味を知り魂の目的を果たすのだが、どうしても納得がいかないことは、アメリカの犬は、死を確信した時点で安楽死さすのが犬への愛情なのかなあ〜??? | ||||
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読み終えて。。。 このお話は「小説」だということ 犬が言葉を綴って原稿を書かないこと ・・・充分理解した上で それでも、トビーが、ベイリーが この本を書いたんだ、と 信じずにはいられませんでした。 私の中には確信があります。 このお話は真実だと。 読み終えて、立ち上がり 冷蔵庫から水を出して飲み そして「おいで」とアッシュを呼びました。 『ジョン? ケリー?・・・ リョウ? ライス?』 アッシュはいつも通り 私の顔をなめて 仰向けになって甘えています。 私の人生で愛してきた犬たち みんなが、今目の前にいるアッシュに宿っている そう思える瞬間を この本は与えてくれました。 これからは愛する4頭の犬たちと 今目の前にいるアッシュと みんなといつも一緒です。 この本に出会えてよかった。 ありがとう。 本当に、ありがとう。 | ||||
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表紙の写真のわんちゃんが可愛くて衝動買いしました 毎日少しずつ読んでいます。 | ||||
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英語版を読んだので、こちらの本の訳し方によっては本のレビューも変わるかと思いますが、とてもお勧めです。 ポロポロと何回も涙が出ました。 犬のように無条件の愛情を人間が持てたなら、争いなんてないんだろうなと思います。 素敵なお話です。 | ||||
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よくできたお話です。いっきに読み終えました。犬のことがわかりやすく書かれてます。 | ||||
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大変に迅速な配送と予告通りの現物の状態にとても満足しています。 | ||||
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読み始めはありがちなストーリーかと思っていたが、途中から感情移入し、読み進めるうちに感動が高まる作品。 犬が語り手として書かれる中に、作者の犬への理解や愛情が感じられ、「犬の目線からは確かにこう見えるだろうな」とうなづかされる。 犬そのものだけでなく、それを取り巻くアメリカ人の家庭の様子がほのぼのとして映像に浮かぶ。 読み終わると、傍らに寝そべる犬を抱きしめて「大事にするよ」と言いたくなる作品だ。 | ||||
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ほんとにこの子みたいになんども生き返って最後に元の一番愛すべき御主人のもとに 戻れたらなんて素敵なんだろうと思いました。 邦題ではなく英語のタイトルみたいに犬たちが自分の目的を考えているとしたら。 それに命を落とすときの描写がおだやかで、犬を飼っている私にはほっとするというか、 そんな本でした。 | ||||
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この本は、まず着想が面白い。最初の犬の心をもちながら、次々と生まれ変わっていくのが、物語の展開として斬新だと思った。それに、犬の気持ちは、人間が想像するだけで、本当はわからない、とは思うのだが、その書きぶりに、ついつい本当に犬が語っているように思えてきて、これを「罠にはまる」というのだろう。罠にはまった私は、犬の安楽死というものについて、深く考えさせられた。私事で恐縮だが、ちょうどうちの犬の1匹が骨のがんで、獣医から「安楽死」を勧められていたこともある。私は犬の安楽死を受け入れることはできなかった。犬が苦しんでいるのを見るのはつらい。でも犬が生きたがっているのだとしたら?そういう中で、この本を読んだ。そして、犬自身が、覚悟して、死を受容していくこともあるのかもしれない、と思った。そして、犬に別れを告げる決断をした時、犬ももう覚悟していたのだと思う。獣医の所へ連れて行った時、いつも抵抗していた犬が、全く抵抗せず、私に撫でられながら、静かに死んでいったから。本当のところはわからない。でも、そういう決断をさせる説得力が、この本にはあった。 | ||||
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これは犬が書いた物語です。犬にしか書けないお話です。犬が何を感じ、何を考えて、そうしてどうやって行動するかをヒトに教えてくれます。ハラハラします。泣けます。今では犬が何を思っているか理解できるようになりました。 | ||||
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原題はA dog's purpose。こっちの方がしっくりきます。 犬が転生を通じて重ね、学び、生きる理由を犬目線で書かれた本。 転生、ということでもちろん死ぬわけなのですが、その死に方も色々。でも死が怖い、とか可哀想、悲しい、といった感情にはならない。誰もが死ぬことが当たり前のようにアッサリと綴られる。 なんで何度も転生しているのか。 最後でそれが分かった時、これまでの色々な彼のストーリーがちょっと面白くて、ちょっと胸が痛くなって、あたたかくて、自分の犬への、他の犬への愛しさが倍増するような本でした。 人生の旅というより、魂の旅、のような感じです。 ぎゅっと短縮して絵本にしたら、子供にも良さそうな本です。 | ||||
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正直“犬モノ”は好きではない。 人と犬の種を超えた魂の絆だとか、一匹の犬がもたらす感動の物語だとか、 何そのお涙頂戴系?もううんざりだ。 と、思っていた。 でも一応全米でベストセラーになったらしいし? まあ読んであげてもいいけど。 そんな不届きなスタンスで読み始めた私のなんと愚かだったことか。 内容については先の方が触れている通りである。 付け加えるなら、号泣に備えポケットティッシュくらいは用意した方が無難だろう。 語訳も始めはいささか稚拙に感じたが、それも後の展開の布石であったとは…不覚である。 ただ、原著のタイトル「A Dog’s Purpose」をそのまま日本語訳しなかったのは何故だろう。 本書を語る上で必要にして十分な、すてきタイトルなのに。 ちなみにアメリカでは既に映画公開が決定している。 5月に続編の「A Dog's Journey」が刊行されたことも併せて、今後の展開が楽しみな作品である。 | ||||
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本を読んで久しぶりに泣いた。この本の最終章は犬を飼っている人、特にソウルメイトと呼べる犬と暮らしている、あるいは暮らした経験のある人にとっては特別な奇跡だろう。犬にとってもだ。 こんな奇跡に出会いたいと切に願わずにはいられない。 本書の主人公トビーは野良犬としてこの世に生を受けた。そして短い生涯のあと生まれ変わり、初めて人間と深い絆で結ばれる。幸福な一生のあとまた生まれ変わり今度は優秀な警察犬として活躍し、多くの人命を救う。生まれ変わるたびに彼/彼女は考える。自分が生きる意味はなんなのだろうと。三度目の転生にしてやっと彼/彼女はその意味を悟る。 本書には犬を飼うに値しない人物が多く登場する。保護と言う大義名分を掲げておきながら彼らに愛情をかけることのないアニマルホーダー、犬を繁殖の道具としか考えていない人間。女の気を引くために気軽に子犬をプレゼントする男、その犬をもてあまして捨てる女。彼らの手を経つつも前世で学んだことを教訓にしてトビー(→ベイリー→エリー→バディ)は生きる。「生きている目的はなんなのか」と自分に問い続けながら。 主人公に過度な擬人化をさせることなく犬の目線で描かれているので、人間側の背景や事情などの細かい部分はあえて説明されていない。だからこそ読み手の私たちは犬の感覚を通して彼らの世界を共有することができる。本書は決して子供だましの安っぽい読み物ではない。誰かを愛すること、その愛情に応えるとはどういうことなのかをこの主人公から教えられた。 | ||||
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