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北海に消えた少女



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【この小説が収録されている参考書籍】
北海に消えた少女(ハヤカワ・ミステリ文庫)

北海に消えた少女の評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

ロマンチック・サスペンス程度でしょう

「デンマーク発のクライム・ノベル」なんて売り出されていたので、本格的なミステリーかと期待しましたが、英国・北欧の昨今の傑作ミステリーの美味しいところを無理やり継ぎ合わせたような、独創性のない安易な展開にがっくりしました。
主人公のノラは、若くて美しく優秀なジャーナリストです。そんな魅力的な主人公だったら、迷宮入りした過去の失踪事件の手がかりを偶然に発見し、彼女に首ったけで、気前よく情報教えてくれる警察官の友人とその親戚がうようよいても不思議ではないの?などとツッコミを入れながら読みました。また、スコットランドヤードの犯罪分析官や大物犯罪者も実に都合よく彼女へ協力してくれます。
しかも、物語のクライマックスが、私の大好きな犯罪心理捜査官セバスチャンの「模倣犯」やベリンダ・バウアーの「ブラック・ランズ」と似ているなあ…と嫌な予感が的中。服役中のサイコパスが実にあっさりと脱獄し、主人公の身に危険が迫るという荒唐無稽さに呆れました。サイコパスとノラが対決する場面も、息詰まるような心理作戦や緊迫感もなく、まるで漫画のようにでした。
北海に消えた少女(ハヤカワ・ミステリ文庫)Amazon書評・レビュー:北海に消えた少女(ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4151829512

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