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黄砂の籠城
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黄砂の籠城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.49pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全102件 1~20 1/6ページ
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プロローグ箇所を読み進めているのだが、浅田次郎作品と言われても異議はない。珍妃の井戸を好ましいと思っているかもしれない。 | ||||
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「見つめる」「しめす」という動詞が頻出するのが素人くさくて気になりました。 | ||||
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史実に基づいた話ですが、ついつい先が気になって読みたくなってしまいます。 | ||||
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下巻の方にコメントを、先に書いてしまいました。m(_ _)m 良かったら、読んでください。 とても日本人として、誇りを持てる本です。 | ||||
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本当に明治時代の日本人は、立派でした。 尊敬に値する人達が沢山いました。 彼らだったら、今の日本より、素晴らしい日本を創ってくれたでしょう。 本当に、残念。 | ||||
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特にお花畑野党の議員には最良のテキストになるだろう。(笑) また、高校の必読書にしてもよいくらいだ。 | ||||
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良い | ||||
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これがフィクションの要素が混じってると口角泡を飛ばして必死で指摘しなくても、だれの目にも小説だと分かります。「蒼穹の昴」と同じです。ノンフィクションが読みたければ、柴五郎の語りをまとめた本がちゃんとあるのだし、そっちを読めばいいでしょう。重要なことは、こういう日本が世界にデビューした時の偉業が、幕末物語のように虚実入り混じったストーリーとして語り継がれることさえなく、ただ教科書の一行で消化されてしまっているという事実です。冒険譚なんだから美化しすぎ、ヒロイックすぎという指摘は、清国側から描いた「黄砂の進撃」や、両面を描いた「義和団の乱」という著書があることを知らないだけの話です。大筋で重要な事が語られていて、歴史を知るきっかけになるという意味で、この作品は万人が読むに値すると思います。なお某国会議員が賛辞を寄せたからうんぬんという指摘はまったく的外れです。議員は与党にあっても現政権とは対立関係にあるじゃないですか。誰が褒めたとか関係なしに、まずは楽しんで読んでいただきたい作品です。 | ||||
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ノンフィクションの柴五郎関連書物を紐解くと、当時の現地には地下坑道なるものが確かに図面にあります。しかしそれはあくまで建物の地下に存在するトンネルであって、あのような大砲の攻略戦は史実になかったと思われます。けれどもそういう所は作劇上の工夫であって、冒険小説として大いに盛り上がる所ですから、純粋に楽しむべきだと思います。それぞれが命の限りを尽くし戦った事実はあるのですから、様々なエピソードでそれをわかりやすく描いたと考えるべきでしょう。「黄砂の進撃」と両方読むべきですし、1冊で読みたいという人は両方がミックスされた「義和団の乱」を読めばいいと思います。戦争は常に味方側しか見えないものであり、両側が見える神の視点は本来存在しないものです。その意味でもこのリリースの仕方は正しいと思います。 | ||||
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一気に読み切りました。 | ||||
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義和団の乱については歴史の教科書で触れられていたが詳しいことは知らなかった。 今から50年以上も前に私がマニラに駐在しているときにアメリカ映画「北京の55日」が公開された。 1900年、欧米列強の蹂躙に任されていた中国(当時の清国)に農民を中心とする武装勢力「義和団」が発生、北京に公使館を置く列強11か国の居留民、在外公館に対し攻撃をしかけてきた。この映画を見た時、マニラの中国系フィリピン人たちは義和団が格闘技を駆使して欧米人をやっつける場面には拍手喝采していた。 当時の清国の実力者、西太后(せいたいこう)は義和団を鎮圧するどころか義和団と一緒になって列強を攻撃、ついに一敗地に塗れることになる。 この映画に出てくる列強11か国の一国であった日本は芝五郎中佐の指揮のもと整然と行動し欧米各国からの賛辞をほしいままにした。この映画でが若かりし伊丹十三が芝五郎を演じており、アメリカ軍と呼応して結構活躍していたの見て私も誇らしく思ったものだ。 振り返って本書は、桜井伍長なるスーパーマンが主役である。伍長という一般兵卒の位ながら、英語、フランス語、中国語に堪能で、芝五郎中佐に目をかけられ、戦闘のさなか各国との連絡に奔走する。そればかりではない、この桜井伍長は不死身であって、度重なる義和団(本書中では紅巾と呼ばれている)との遭遇戦にも、さながら講談のように相手を銃撃、刺殺、斬殺などの方法でことごとくやっつけ、最後まで生き延びる。この桜井伍長に輪をかけたスーパーマンが芝五郎砲兵中佐である。桜井同様、語学に優れ、沈着冷静、慌てふためく列強の公使たちをまとめ、ついに彼らを心服させるに至る。 列強公使館が次々と紅巾に攻撃され、清国側の秘密兵器クルップ砲によって公使館建物が次々と破壊されていく中、辛うじて残った日本公使館を根拠地として桜井伍長を中心とする4人組がクルップ砲を破壊するのが本書のクライマックスである。このときタイミング良く列強の援軍が到着、清国群を蹴散らして列強の大勝利となる。 本書の帯には石破茂氏推薦の文字が見られるが、書いてあることが事実とすれば日本人の優秀性、規律の良さなどに胸のすく思いがすることは確かである。 桜井伍長は実在してないと思うが、芝五郎中佐はれっきとした実在の人物で、本書に出てくる英国の雑誌「タイムズ」の特派員モリソンによって、その活躍は欧米で広く報道されイギリス、フランス、ロシア、イタリアなどの欧米各国か ら多くの勲章を貰ったこともまた歴史的事実である。 本書のストーリーには読みだした最初からグングン引き込まれる面白さがあるが、文庫分上下2冊600ページを超えるといささか繰り返し、冗長の感は免れない。 このレビューは上下巻両方に亘るものです。 | ||||
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百田尚樹著「日本国紀」にも出てくる柴五郎中佐(当時)が指揮を執った、義和団と清正規軍との北京の東港民巷をめぐる481対20万の奇跡の籠城戦。 柴中佐の優れた人格は勿論のこと、登場してくる若き日本人の下士や義勇兵の勇気に落涙する。 すぐにでも映画化出来そうな臨場感と、内通者が誰なのかというミステリー要素も夢中にさせる。 | ||||
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「友のために自分の命をなげうつ者、これに勝る愛はありません。」(ヨハネ15:13) この言葉を聖書も読まない明治の日本人たちがが当たり前に体現できている。日本人としてもっと胸を張っていいはずだ。 「力の無い愛は無力であり、愛無き力は暴力である」という言葉の真実味を改めて実感させた作品。 そして明らかになる内通者の背景にも驚愕する。 | ||||
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あまりに面白く、上下巻を一気読みしました。 ラストがキレイにまとまりすぎているのが、 ヒネクレ者の私にはひっかかったところではありますが。 いやぁ、おもしろかった。 続編の「黄砂の進撃」も面白かった。 これを読むと「義和団の命の無駄遣い」の理由も納得できます。 義和団側から視点も書くというのが、この作家の誠実さかと。 | ||||
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どんどん引き込まれていった。清国での籠城の中で活躍した日本人の活躍、フィクションでないことに驚いた。同国の者として、誇りだし胸を張れることなのは間違いない。 ただ、この勤勉さを今の日本人が持っているだろうか?その時代の教育があったからこそできたことだと思う。 今の時代に同じことは出来ない。思想も信念も異なる。ただし、日本人は規律を重んじ、謙虚であることは受け継がれている。欧米化する中でどんどんその価値が失われつつある気がするが、それを活かすかどうかは当人次第。本書の真似は出来ないが、学び特性を活かす方法を考えたい。 | ||||
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義和団事件、聞いた事はあるけど詳しくは知らない近代史の事件。 国際社会における当時の日本の立場や雰囲気を伝える面白い小説である。 テンポも良く、読みやすく、主人公にも好感が持てる。 が、日本人の美徳をことさらに吹聴するスタイルが作品を安っぽくしてしまっているようで残念に思えた。 明治維新から30年、武士道が色濃く残る日本軍下士の気概の頼もしさは理解するが、それを列強の兵士たちに理路整然と称賛させるというシナリオは、作者の思い入れが強すぎて空回りしてしまった感が否めない。 一流の歴史小説が持つ実直な重々しさを好む方にとっては、読んで損は無いけが、ちょっと安っぽく感じてしまうだろう。 星三つにしようかと思ったけど、題材が面白いから四つにしました。 | ||||
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何故、戦争物ってこんなに心躍って楽しめるんでしょう・・清国の義和団騒乱は清国の民衆が列強諸国の侵略に抗して立ち上がったという史実だと思います。であれば租界に閉じ込められて籠城戦を展開した列強諸国は侵略者であり、正義は義和団にあったと思うのですが・・その認識をもってしても、籠城戦を指揮した柴五郎には人間的魅力を感じずにはいられない。 明治維新以来の近代史は学ぶ事が少ないと思いますが、近代史を学び検証する事が更なる平和への認識と希求を育てるのだと思います。・・と、言い訳しつつ、ばっちり戦争を心躍らせて読みました。 | ||||
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扶清滅洋を掲げた義和団が各国が籠城している東交民巷に突撃を!?各国の援軍は間に合うのか?はたまた全滅か?柴五郎中佐と櫻井伍長の活躍を描く❗ 久し振りに良い本に巡り会えたなぁ~( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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扶清滅洋を唱えた義和團に対し、欧米各国は東交民巷の中で籠城戦へ!芝少佐と櫻井伍長の活躍を描く❗ 下巻も楽しみなシリーズだよね( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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松岡圭介が天才であることを思い知らさせた傑作。手に汗握る怒涛の展開に、上下巻一気読みした。惜しむらくは恋愛要素が不発だったこと。まあ、これは他の松岡作品にも通じることだけど。ぜひ映画化して欲しいです。 | ||||
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