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悪寒
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悪寒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 1~20 1/4ページ
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なんと言っても主人公藤井賢一の性格、ある面ダメな夫であり、社会人としても小心者であるという、普通ならば主人公にはならない性格の人物が、よく描かれていると感じるのは自分だけでしょうか?読んでいて誠にイライラさせられる程です。しかしそれだからこそ、事件のある意味での取り回し役を演じられているのです。即ち、周囲に寄って来る人物が、会社の上司たちであれ、義理の妹、娘であれ、警察関係者であれ主人公が踏ん切りのつかない人物であるだけに、会話も行動も活きているのは、実に上手い展開を考えたもので、そこは著者の筆力でしょう。意外にも一気に読まされたのは不思議です。もっとも最後のオチとも言える結末は、少々急ぎ過ぎて、無理な力業を感じますが・・・。 | ||||
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正直、全然おもしろくありませんでした。 展開が遅いというか、主人公が周りから隠されたりはぐらかされたり焦らされたりしてばかりで、読んでいるこちら側としてもフラストレーションがたまりました。 伊岡瞬大好きでしたががっかりしました。 | ||||
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まだ読み始めの評価です。 前段が長過ぎなので、星2つ評価です。 | ||||
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伊岡瞬にはまっています。 「代償」に続いて読んだ作品がこれです。 中年男の鈍感さは犯罪ーと、帯にあるように、イライラしましたが、犯人には 少し驚きました。その動機の希薄さにも… ラストが good ending で良かった。 | ||||
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冒頭から、いまいちストーリーがリアルさに欠け、一応、退屈しながらも最後まで読みました。 その結果この作者の小説は、二度と読まなくていいな、とがっかりしました。 | ||||
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何とはなしに手に取ってみて、ゆっくり読もうと思ったが、一気に読み終えた。 文庫化されてかなり売れている作品。レビューの数も随分と多い。 冒頭から何が始まるのか分からないうちに、そのまま物語に引き込まれた。 落ち目の主人公のところに、妻からのメールが届く。その妻とはうまくいって おらず、左遷され飛ばされた東北の街から東京に戻り、そこで主人公が少しずつ 事件の内部を知り始める。この手のストーリーは結構あると思うが、著者の筆は かなり早い。主人公への感情移入もしやすく設定してあって、主人公の性格も魅 力となっている。義妹しか頼れるものがない主人公。 とここまで前半部分はいいのだが、主人公がいつでも同じように(まあ最後ま でだが)実に情けない。読み始めてからすぐに、主人公の「いつでも、どこでも、 誰にでも」下手に出て、操られるだけの存在であることが、些かうんざりしてく る。闘争心の欠片すらない主人公。この設定は苛立ちがつのる。 前半部分での主人公に関わる、会社、家庭、警察、その全てが主人公を責める 道具でしかなく、この「もやもや感」は、主人公が自立した意思を持っていない 故だろう。ここまで自分に反感を持つ人の中で、主人公が心を壊さないのが不思 議。徹底的に軽んじられても、笑顔や愛想を振りまくのは実に奇異で、物語全体 のリアリティも失わせる。 後半が謎解きになるが、くどくどとその犯行の原因について語れられ、スピー ド感が削がれ気味になっている。後半を読み通せたのは、面白いというよりも、 次々にどんでん返しされるそのストーリーの結末を読みたい、という欲求だけだ った。あっという間に犯人が変わっていく様子は、紙芝居を見るような気分。好 みもあろうが奇を衒いすぎ。 読者を惹きつける構成力はある作家だろうが、ストーリーの肉付けが足りなく て、どうにも登場人物がお人形さんのように見えてしまう。実にもったいない。 特に後半部分は、そのストーリー展開の早さだけで勝負している。 「不倫」、「妊娠」、「家族」、それらのキーワードをちりばめただけの作品 になっていて、読後の爽快感もなかった。 読み終えたら、この作品を二度読もうとは思えないだろう。ちょうど、ありきた りのTvのミステリものを二度見しないのと同じ。そのレベル。 時間つぶしにはいいかもしれないが、時代を超えて残る作品ではない。 ☆ は、せいぜい ☆☆ です。 | ||||
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問題無く読めて、満足して居ます。 | ||||
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※ネタバレはいります、ご注意。 日頃ミステリーは全然読まないけど、これは読みやすく最後までぐいぐい引き込まれ1日で読み切ってしまった。「南田兄弟、最悪!エロジジイ、氏ね!」と憎悪憤懣で思いつつ読み進めてたけど、一体犯人は誰?真相はどこに?とドキドキしながら読み進んだ。犯人の動機はちょっとせつないし、勘の良い読者なら序盤で大体の犯人の目星はたってたんじゃないかなあとも。 最後の最後で薄皮を剥ぐように真実が明かされていく。「中年男の鈍感さは犯罪」とあったけど、主人公の賢一はそこまで鈍感じゃないし、むしろ後半にいくにつれて刑事を上回る推察と行動力をみせます。でも夫婦の絆はダメージなし。ただ優子のほうが人間味があるというか、倫子は美人で夫思いの良い妻で。なんかそこだけがちょっと理想の妻像、ご都合主義っぽく感じた部分もあるかな。 願わくは倫子と優子の確執をもう少し深入りして読んでみたい感じもしました! | ||||
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情景が浮かぶように詳細に書かれてるのに、まったくだらだらとした感じがなく、次へ次へと読みたくなります。読むにつれて、どういうこと? えっ、じゃぁどういうこと?と、真相を知りたくなっていくので読むのを止められませんでした。 面白い作品です。 | ||||
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途中まではどうなるのか?先を急ごうどんどん読もうでしたが、結末主犯の犯行説明みたいのは二時間ドラマの最終みたいでガッカリ | ||||
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ストーリーが重いのに、この人が出るとほっとするような好人物が一人も登場しない。 全員がそうなのはありえないが、一人も居ないのはむしろ現実に反しているだろう。 一番ありえないのが妻で、そこまでする義理があるのか? 家族全員の未来をぶち壊してまで? だったら最初から結婚するな。 | ||||
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商品説明通り 新品に近い美品でした。また発送も早く 今後も利用したいと思いました。 | ||||
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読み進める中でかなり辛い展開になって行き、この話をどうまとめるのかなと思っていました。 最後にどんでん返しが有り、結局は胸を撫で下ろす事ができました。 文章力が有り構成的にも興味深いものが有ったのですが、結末から肉付けしていった感じが有り、 それぞれの人物、人物同士の関わり、人物と組織との関係などで細部が粗削りな印象が有りました。 特に主人公の立ち位置は難しく苦しいのですが、今一つ彼と「一体感」を持つ事が出来ませんでした。 もう少しシンプルな構図で、人物にもっと踏み込めばもっと印象に残る作品になったと考えます。 | ||||
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久方ぶりに読み応えのあるプロットのしっかりした、どんでん返しで驚かせられる本格的なミステリーに 出会ったように思う。素晴らしい作品だ。大手製薬会社に勤める藤井賢一は上司の指示でやった 行為がコンプライアンス違反に問われ、東北に左遷される。1年ほどと言われた任期もなかなか呼び 戻されることもなく、その間に家庭が崩壊しつつあることを感じる。そんな中、ある日妻が自分の 上司を殺害したという知らせを受ける。前半は、この主人公藤井賢一が会社から受ける理不尽な までの仕打ちと、それに的確に対処できぬ賢一にイライラさせられる。彼はすぐに帰京して手がかりの ない中、本当に自分の妻は殺人犯なのかという事実の解明に取り組もうとする。やがて、妻は 自分の上司に妊娠までさせられていたことも分かり、彼は文字通り奈落の底に落とされる。 これからの謎解きが秀逸だ。自分の高校生の娘や認知症の母までもが、自分が犯人だと主張 する状況の中で、小さな事実を拾い上げながら最後のクライマックスまで一気にストーリーは展開して行く。 状況が急速に展開し、読者は翻弄される。だが、筋に無理がないので読後感もいい。家族の 愛情というテーマの掘り下げも巧い。秀逸のミステリーを読ませてもらった。 | ||||
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とても読みやすくあっという間に読了。伊岡さんの筆力に圧倒されます。最後に大どんでん返しが待ってます。時間を忘れて読書を楽しみたい方にお薦めしたい一冊です。 | ||||
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この作者で最初に読んだ本。今日、代償を読み終わる。つまり、この本を読んでこの作者にハマった。本が売れないのではなく、面白い書き手がいないだけなんだ。 | ||||
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中年男性の悲哀…はプロットとして使われてますが、いや違うから、これ中年男性がどうとかじゃないから、って感じのサスペンスミステリーです。誰が犯人なのか…といっても限りなく身内なんですが。はぐれ刑事っぽいのが出てきて、すこし新宿鮫を思い出しました。 | ||||
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まあまあ | ||||
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先々どう展開していくのか時間を忘れて読みました | ||||
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世の中理不尽な事は多いけど、このようなことに巻き込まれた主人公はとっても不憫だなあと思いました。ちょっといい人過ぎるような気がする。不可解なことに巻き込まれる主人公の描写は読みごたえはあったが、全体の筋書きとしてはなんだか虚を突かれたような感じがしなくもないです。主人公を含めた人間関係のもつれがもっと複雑であれば、物語の厚みがでてくるかなあと思いました。 | ||||
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