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悪寒
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悪寒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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途中まではどうなるのか?先を急ごうどんどん読もうでしたが、結末主犯の犯行説明みたいのは二時間ドラマの最終みたいでガッカリ | ||||
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読み進める中でかなり辛い展開になって行き、この話をどうまとめるのかなと思っていました。 最後にどんでん返しが有り、結局は胸を撫で下ろす事ができました。 文章力が有り構成的にも興味深いものが有ったのですが、結末から肉付けしていった感じが有り、 それぞれの人物、人物同士の関わり、人物と組織との関係などで細部が粗削りな印象が有りました。 特に主人公の立ち位置は難しく苦しいのですが、今一つ彼と「一体感」を持つ事が出来ませんでした。 もう少しシンプルな構図で、人物にもっと踏み込めばもっと印象に残る作品になったと考えます。 | ||||
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まあまあ | ||||
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世の中理不尽な事は多いけど、このようなことに巻き込まれた主人公はとっても不憫だなあと思いました。ちょっといい人過ぎるような気がする。不可解なことに巻き込まれる主人公の描写は読みごたえはあったが、全体の筋書きとしてはなんだか虚を突かれたような感じがしなくもないです。主人公を含めた人間関係のもつれがもっと複雑であれば、物語の厚みがでてくるかなあと思いました。 | ||||
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なかなか主人公の感情移入できない。必ずしもハッピーな展開を望む方でもないが、重い展開が続くので読んでいて気持ちもどんよりしてくる。結構好き嫌いが分かれる小説かなと思う。 個人的には、証拠を探しだして、謎を解いていくような小説ではないのでミステリーとも違うような気がします。 | ||||
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法廷シーンから始まるが、法廷サスペンスでもなく、ミステりでもなく、サラリーマンの悲哀を描いた企業小説でもなく、強いて言えば「家族と妊娠について無知な中年男の愚かさ」を描いた自戒小説である。物語が全て主人公の視点で語られ、警察や弁護士の視点では語られない点が特徴である。題名の「悪寒」はロス・マクドナルド「さむけ」に酷似しているが、真犯人のおぞましく歪んだ心情を表しているとも言えるし、それこそ、主人公の自戒とも言える。 前半、主人公が派閥争いに巻き込まれて左遷させられたり、全編を通じて企業関連の話が出たりする辺り、私もサラリーマンだったので良く分かるが、こんなに細かく描く必要があったのだろうか ? 問題は殺人の真相解明で、これが全体の3/4位から始まるので物足りない(書くだけの要素がないのだ)。犯行現場に居た可能性があるのは自白して逮捕された主人公の妻を含めて4人。この内の1人である主人公の母親が認知症というのは卑怯な設定で、共犯の可能性を考えても母親が首謀者という事は考えられない(突発的事態はあり得るが)。すると、妻の自白を素直に信じればそれまで、さもなくば2人の内どちらか(あるいは両方)を妻が庇っている事になる。即ち、推理の幅はなく、後は家族関係に委ねるしかない。作中、真犯人が頻繁に「***」と口に出していたので、類推は容易だが。 それより、妻が殺人を犯したと聞かされると動揺し(これは仕方ない)、妻が凌辱されたと聞かされると信用し、更に、堕胎したと聞かされると信用して妻を信じ切れず、娘に他人扱いされるとどうして良いか分らない(これはあるだろう)、今は遠い左遷先に居るために家族の絆を確かめられない中年男の不甲斐なさ・愚かが浮かび上がって来る。リーダビリティが良いのでスラスラ読めるが、家庭持ちの中年男性の方にとっては身につまされる作品である。 | ||||
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伊岡節炸裂! なんだけど、…彼の小説は一刷あたりの部数が少ないのか、いつも割高。 320ページの小説に税込2000円近くも出すのは、ファン以外ではちょっとツラい。 | ||||
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この作者の著作は初めて読みました。テンポ良く話が進み、一気に読了しました。 レビュアーの「キュール」さんが、主人公の藤井が「駄目すぎじゃない?」と書かれておられましたが同感です。大企業の社員だったのに、会社の不祥事とエライさんの派閥争いに巻き込まれて東北の孫会社に飛ばされ、東京の本社に呼び戻してもらえる日を心待ちに汲々とするサラリーマン。それが前半なら、後半は認知症の実母、妻、妻の妹、思春期・反抗期真っ盛りの一人娘、と女性達に振り回されてテンパってばかりの使えない(?)おとーさんです。ミステリの主人公としてはどうかと思いますが、キュールさんのおっしゃるように確かにリアルではあります。捜査をする警視庁の刑事さんの方がクールでカッコいいですが、リアリティに欠けるかも。読者の好みが分かれるところです。 ミステリとしては、二転三転して読み手を飽きさせませんが、結局は殺した人も殺された人も自分の勝手や我儘が原因だったので、そのあたりがちょっと浅い感じがしました。 | ||||
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火曜サスペンスと言う感じで気楽に読めました。読後感が何も残らない感じなので何か心に訴えるような内容では無いです。 | ||||
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新聞広告の釣り書きに惹かれ、図書館でリクエストして読んだ。前半はなかなか良かったが、後半の種明し部分が若干リアリティ不足。全体としてはまずまずといったところ。次回作に期待したい。 | ||||
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