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悪寒
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悪寒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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正直、全然おもしろくありませんでした。 展開が遅いというか、主人公が周りから隠されたりはぐらかされたり焦らされたりしてばかりで、読んでいるこちら側としてもフラストレーションがたまりました。 伊岡瞬大好きでしたががっかりしました。 | ||||
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まだ読み始めの評価です。 前段が長過ぎなので、星2つ評価です。 | ||||
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冒頭から、いまいちストーリーがリアルさに欠け、一応、退屈しながらも最後まで読みました。 その結果この作者の小説は、二度と読まなくていいな、とがっかりしました。 | ||||
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何とはなしに手に取ってみて、ゆっくり読もうと思ったが、一気に読み終えた。 文庫化されてかなり売れている作品。レビューの数も随分と多い。 冒頭から何が始まるのか分からないうちに、そのまま物語に引き込まれた。 落ち目の主人公のところに、妻からのメールが届く。その妻とはうまくいって おらず、左遷され飛ばされた東北の街から東京に戻り、そこで主人公が少しずつ 事件の内部を知り始める。この手のストーリーは結構あると思うが、著者の筆は かなり早い。主人公への感情移入もしやすく設定してあって、主人公の性格も魅 力となっている。義妹しか頼れるものがない主人公。 とここまで前半部分はいいのだが、主人公がいつでも同じように(まあ最後ま でだが)実に情けない。読み始めてからすぐに、主人公の「いつでも、どこでも、 誰にでも」下手に出て、操られるだけの存在であることが、些かうんざりしてく る。闘争心の欠片すらない主人公。この設定は苛立ちがつのる。 前半部分での主人公に関わる、会社、家庭、警察、その全てが主人公を責める 道具でしかなく、この「もやもや感」は、主人公が自立した意思を持っていない 故だろう。ここまで自分に反感を持つ人の中で、主人公が心を壊さないのが不思 議。徹底的に軽んじられても、笑顔や愛想を振りまくのは実に奇異で、物語全体 のリアリティも失わせる。 後半が謎解きになるが、くどくどとその犯行の原因について語れられ、スピー ド感が削がれ気味になっている。後半を読み通せたのは、面白いというよりも、 次々にどんでん返しされるそのストーリーの結末を読みたい、という欲求だけだ った。あっという間に犯人が変わっていく様子は、紙芝居を見るような気分。好 みもあろうが奇を衒いすぎ。 読者を惹きつける構成力はある作家だろうが、ストーリーの肉付けが足りなく て、どうにも登場人物がお人形さんのように見えてしまう。実にもったいない。 特に後半部分は、そのストーリー展開の早さだけで勝負している。 「不倫」、「妊娠」、「家族」、それらのキーワードをちりばめただけの作品 になっていて、読後の爽快感もなかった。 読み終えたら、この作品を二度読もうとは思えないだろう。ちょうど、ありきた りのTvのミステリものを二度見しないのと同じ。そのレベル。 時間つぶしにはいいかもしれないが、時代を超えて残る作品ではない。 ☆ は、せいぜい ☆☆ です。 | ||||
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ストーリーが重いのに、この人が出るとほっとするような好人物が一人も登場しない。 全員がそうなのはありえないが、一人も居ないのはむしろ現実に反しているだろう。 一番ありえないのが妻で、そこまでする義理があるのか? 家族全員の未来をぶち壊してまで? だったら最初から結婚するな。 | ||||
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いかに男がおバカで、空気が読めず鈍感で、共感力も低く救い難い存在であることか。 家族を妻を「愛してる | ||||
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主人公が軽すぎて感情移入できず、話の展開も矛盾点も多く現実味に欠け、重厚さは感じられませんでした。 | ||||
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最後まで読み切ったが、再読は無し。ストーリーがそれほど面白く無かった。残念。 | ||||
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読みやすくていいですが、犯人がなんとなく分かるような展開で、中盤くらいまでハラハラしませんでした。 終盤、家族間の過去の意外な出来事が入り交じり一気読みしましたが、全体的にカンのするどい方は分かる展開かと思いました。 | ||||
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この作品は、正直、中だるみを起こす。何とか読み切ったが、ものすごい時間を放置しながら途中で読むのを諦めようと思うぐらいである。ネタバレしてはいけないのですが、正直、本星の目処は早い段階からついています。ただ動機が不明。ただ、この動機もそれをかばう人々に対して、何だそりゃとなる。と言うのも主人公の男性が最悪である。常に自分ファーストであるため、会社でのポジションを気にしまくる。自分の会社のしかも経営者一族を妻がどんな理由であれ殺害したら、そこで終わり。残れると思っている時点で?ってなる。ましてや自分の母親が認知症で介護が必要なのに無関心。これはあまりに酷い。妻に裏切られたとか、ってなる心理状況もさっぱり不明。原因はあなたですよ!ってイライラする。また、この妻も妹を庇って殺人の罪を被るか?と言うのも夫婦二人でならわからないでもないが、娘がいる。しかも高校生という思春期に娘より大切なものが存在するのだろうか?殺人犯になれば娘の人生もこの時点で終わり。この夫にこの妻あり。ラストはあっけらかんで、大切な娘は何処へ?全てが?である。読後も時間を無駄にしてしまったと言う疲れしかない。 | ||||
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「代償」をはじめて読んで、処女作も読んで、3冊目がこれだったが。。まさに、「ばかやろーー」です。なぜって、これは多分、書き始め、書き進めていくうちに、どうにもオチがとれなくて強引に、ま、これで許して、みたいに無理に、「終了」させた感がつよいからです。つまり当初からプロットが失敗している、印象。ようするにだ。。そんな怨恨の絡んだきょーーだいが、近くに住んで、あたかも仲良く、家に出入りするかーーーーての。よくぞ、最後までよませてくれて、暇つぶしにはなったが、、あきれて、あきれて。。「代償」のさもありなん、、は感じられなかった。あと真壁刑事だの、美女弁護士だの、、再登場組みがいるのに、最後、絡みがない。????なんで出てきての。。シリーズ化するの、、よーくわからん。。作者自身も、ああ、失敗してしもうた、、と後悔しているに違いない。かけばかくほど成長型の作家なのか、先細り方の作家なのか、、ちょっと心配ではある。。物語の細部、裁判、刑事、アルツハイマー病、、多少、勉強した感はあるのだが、すこし足りてない。そこの深みがないと、おそらく底の浅いまま、松本清張いわく、背景のない、人が書けてない、作品に落ちぶれてしまうのではないか。少々、売れてしまっているのが、かえって作家の将来を奪わないことを願う。 | ||||
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文章は読みやすいが、動機や犯行描写に無理がありリアリティが一切ない。 同作者の別の作品は評価が高いものも多いようだが、この作品に関してはミステリーファンは満足できないだろう。 | ||||
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代償は面白かったから、読んでみたけど、イマイチだったなぁ~ もっと大波乱、大どんでんかえし、現実ではありえない大残酷さを期待したのだが 今度は痣を読みます。当たりであすますように。 | ||||
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この人の作品はこれ見よがしな凝った言い回しや難しい語句を使用しないのでとても読みやすいのですが、この作品は展開全てが後出しジャンケンなのでちょっと面白味が無かったです。二部構成になってはいるものの代償のような大きなうねりは無く、ある種淡々と〈実はこうだった〉という後出しジャンケンが続くだけでした。こういう展開だとどうとでも話が作れるよな、と思うとちょっとシラけてしまい、冒頭からの主人公の不甲斐なさも相まってどうでもよくなってしまいました。 唯一、キャラが際立っていた真壁刑事の存在が面白かったので次は痣(あざ)を読んでみたいと思います。 | ||||
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めんどくさい小説だと思うけど つい読み進めて最後まで読んでしまった! | ||||
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作者の「痣」を読んでからファンになったのだが、この作品はいただけない。 主人公はグダグダ、プロットもありえない。犯行を自白したからと言って、送検、早すぎ。 その後の調べが警察関係者が真壁と宮下だけ。薬品会社絡みの社会派作品とは言い難い。 ただ、そんな無茶苦茶な作品を最後まで読ませるあたりは、さすが、とは言える。 | ||||
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夫婦関係、親子関係、会社人生の全てが破綻した男。夫が単身赴任中(というより左遷)の自宅で、妻が「殺した」とされるのが夫の会社の役員(しかもこいつが左遷に追いやった。)で、妻と役員の関係が疑われるという基本線です。妻は刑事裁判の罪状認否で殺人を認めたのに、どうやら誰かをかばっている形跡があって、真犯人をめぐって二転三転があるというストーリーです。結果的に本作は妻を悪人にしないことにしたため、凝ったストーリーを読ませることになってしまったのですが、登場人物の書き込みが浅く、印象が薄くなってしまいましたね。この素材なら、私はやはり役員と関係していた妻が、思い余って殺人を犯したというストーリーで、三者三様の心理をえぐってもらった方が小説としては成功したのではないかと思います。(〇池眞理子あたりがうまく読ませそう。) | ||||
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