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悪寒
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悪寒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 41~60 3/4ページ
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読みやすく、とても面白かったです。 | ||||
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「代償」をはじめて読んで、処女作も読んで、3冊目がこれだったが。。まさに、「ばかやろーー」です。なぜって、これは多分、書き始め、書き進めていくうちに、どうにもオチがとれなくて強引に、ま、これで許して、みたいに無理に、「終了」させた感がつよいからです。つまり当初からプロットが失敗している、印象。ようするにだ。。そんな怨恨の絡んだきょーーだいが、近くに住んで、あたかも仲良く、家に出入りするかーーーーての。よくぞ、最後までよませてくれて、暇つぶしにはなったが、、あきれて、あきれて。。「代償」のさもありなん、、は感じられなかった。あと真壁刑事だの、美女弁護士だの、、再登場組みがいるのに、最後、絡みがない。????なんで出てきての。。シリーズ化するの、、よーくわからん。。作者自身も、ああ、失敗してしもうた、、と後悔しているに違いない。かけばかくほど成長型の作家なのか、先細り方の作家なのか、、ちょっと心配ではある。。物語の細部、裁判、刑事、アルツハイマー病、、多少、勉強した感はあるのだが、すこし足りてない。そこの深みがないと、おそらく底の浅いまま、松本清張いわく、背景のない、人が書けてない、作品に落ちぶれてしまうのではないか。少々、売れてしまっているのが、かえって作家の将来を奪わないことを願う。 | ||||
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面白いですよ、それしか言えません。 ざっくりと書こうと思いましたが、本の表紙に書いてあるキャッチコピーの繰り返しになりそうなのでやめます。ネタばらしレビューを投稿する方がいますがなんのためにそんなことをするのか、理解に苦しみます。まぁ、でもネタをばらされてもこの種の小説は、感情などの表現を読み手なりの咀嚼により場面の再構築をはかることができるのでそれなりに楽しめます。 | ||||
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文章は読みやすいが、動機や犯行描写に無理がありリアリティが一切ない。 同作者の別の作品は評価が高いものも多いようだが、この作品に関してはミステリーファンは満足できないだろう。 | ||||
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母に頼まれて注文しました。 届くのが1日早く、母がとても喜んでいました。早速読み始めました。 1日早いクリスマスプレゼントで喜んでもらえて良かったです。 | ||||
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突然来た妻・倫子からの不審なメール。胸騒ぎがした賢一は、出向先の酒田から、妻の住む東京に夜行バスで帰る。その途上で、自分の勤める会社の常務を、妻が自宅で殴り殺したという警察からの一報。混乱しながら帰ってからは、全てが地獄だった。警察から、会社から、親族から、マスコミから追われ、詰られる賢一には、妻が常務を殺したということが信じられない。その後に「殺したのは自分だ」と言い出す家族たち。もう賢一には、何が何だかわからない。しかし事件を捜査していた真壁刑事から「貴方が奥さんを信じなくて、誰が信じるんですか」と言われて、賢一は覚醒する。そして驚天動地の真相に至る。 | ||||
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最初からあまりにも不幸なリアル加減に、気持ちが暗ーくなりましたが、主人公や取り巻く人間関係とのからみに夢中になって読みました。一気読みできるなかなか面白い作品です。 | ||||
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代償は面白かったから、読んでみたけど、イマイチだったなぁ~ もっと大波乱、大どんでんかえし、現実ではありえない大残酷さを期待したのだが 今度は痣を読みます。当たりであすますように。 | ||||
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この作家の作品を読むのはこれが初めて。 展開に無理があるが、それなりに面白い。 それにしても、作品に感情移入して腹が立った。 主人公の妻が殺した会社の上司。 現実にいたら、自分がぶち殺してやりたい(笑)自分なら、そいつの家族も皆殺しにするだろう。そんな風に読者に思わせるこの作家は凄い❗️ それにしても、同族会社なんてゴミだな。 | ||||
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作者の意図に関係なく、この本から教訓を得るとしたら、「思い込みによる勘違いで、人生を棒に振るな」「ネガティブな動機で目標を設定しても、幸せな人生にはならない」かな。面白かった。買った日に一気に読んじゃいました。 | ||||
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キチンと包装されて、ほとんど新刊でした!内容も、評判通り、、、どんでん返しで、読みごたえ有りました! | ||||
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とても面白かった。すごい展開でハラハラドキドキでした。 | ||||
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法廷シーンから始まるが、法廷サスペンスでもなく、ミステりでもなく、サラリーマンの悲哀を描いた企業小説でもなく、強いて言えば「家族と妊娠について無知な中年男の愚かさ」を描いた自戒小説である。物語が全て主人公の視点で語られ、警察や弁護士の視点では語られない点が特徴である。題名の「悪寒」はロス・マクドナルド「さむけ」に酷似しているが、真犯人のおぞましく歪んだ心情を表しているとも言えるし、それこそ、主人公の自戒とも言える。 前半、主人公が派閥争いに巻き込まれて左遷させられたり、全編を通じて企業関連の話が出たりする辺り、私もサラリーマンだったので良く分かるが、こんなに細かく描く必要があったのだろうか ? 問題は殺人の真相解明で、これが全体の3/4位から始まるので物足りない(書くだけの要素がないのだ)。犯行現場に居た可能性があるのは自白して逮捕された主人公の妻を含めて4人。この内の1人である主人公の母親が認知症というのは卑怯な設定で、共犯の可能性を考えても母親が首謀者という事は考えられない(突発的事態はあり得るが)。すると、妻の自白を素直に信じればそれまで、さもなくば2人の内どちらか(あるいは両方)を妻が庇っている事になる。即ち、推理の幅はなく、後は家族関係に委ねるしかない。作中、真犯人が頻繁に「***」と口に出していたので、類推は容易だが。 それより、妻が殺人を犯したと聞かされると動揺し(これは仕方ない)、妻が凌辱されたと聞かされると信用し、更に、堕胎したと聞かされると信用して妻を信じ切れず、娘に他人扱いされるとどうして良いか分らない(これはあるだろう)、今は遠い左遷先に居るために家族の絆を確かめられない中年男の不甲斐なさ・愚かが浮かび上がって来る。リーダビリティが良いのでスラスラ読めるが、家庭持ちの中年男性の方にとっては身につまされる作品である。 | ||||
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ここ数年読んだミステリーの中で、最も満足できる作品です。出張帰りの列車の中で読み始め、帰宅してからも寝床で読み続けて文字通り一気読みしました。主人公のダメ男ぶりを指摘するレビューもありますが、当レビュー子を含め世の中の大半のサラリーマン諸氏からすれば、多かれ少なかれ「あり得るよなぁ」という感じなのではないでしょうか。この導入部分でリアリティーが高まり、その後の派手な展開が不自然に感じられません。 左遷先の主人公に妻から送られてきた要領を得ないメールから、主人公の上司が殺されるという事件を軸に、物語は急展開を始めます。そこからは「たぶんこういうオチなのではないか」と思わせながら、スピード感のある展開で、ページをめくる手が止まりません。そして、「やっぱりこうだったか」という結末に至りますが、そこから更に二転三転。その上、真相が明らかになってからも、背景にある意外な真実が明かされます。これには意表を突かれました。 全体としてドロドロの悲劇が描かれた作品ですが、エンディングには救われる思いがします。 映像化にもぴったりだと思います。 「痣」「代償」も優れた作品でしたが、当レビュー子はこの「悪寒」が一番好みです。 | ||||
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一気に読みました。意外な展開が続き、最後まであっという間でした。同じ作者の「代償」に続き、秀逸な作品だと思います。 | ||||
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被害者がいちばん悪役で、そいつがケチョンケチョンに言われるのがいちばんスカッとするという面白い構造のミステリ。ホワイダニットとしても良く出来てると思います。 | ||||
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ストーリーの展開については、今まで読んだ中では大変興奮させられるものでもあり、時間も忘れて一気に読み終えてしまった。著者の小説については、初めて読むものでもあったが、これを機会に昨今の社会的話題を題材にした著書の完成を待ち望んでいます。 | ||||
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この人の作品はこれ見よがしな凝った言い回しや難しい語句を使用しないのでとても読みやすいのですが、この作品は展開全てが後出しジャンケンなのでちょっと面白味が無かったです。二部構成になってはいるものの代償のような大きなうねりは無く、ある種淡々と〈実はこうだった〉という後出しジャンケンが続くだけでした。こういう展開だとどうとでも話が作れるよな、と思うとちょっとシラけてしまい、冒頭からの主人公の不甲斐なさも相まってどうでもよくなってしまいました。 唯一、キャラが際立っていた真壁刑事の存在が面白かったので次は痣(あざ)を読んでみたいと思います。 | ||||
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読みやすかった。文章もそうだが展開も早くイライラしない。何よりもウンチクを読まされるところがなくていい。 | ||||
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伊岡さんの作品は「代償」が記憶に残る作品であったことから、読み始める前から高い期待を持っていた。 こうした期待を裏切らない面白い作品だった。冒頭から単身赴任の旦那に、妻から旦那の上司を殺害した旨のメールが届くなど、ストーリーの行き先が気になって仕方がない展開。 個人的に唯一残念に思ったのは、中盤から概ね犯人が分かってしまった点。 つまり、読了して「やっぱりそうだったか」といった終わり方だった。 ただ、全体としてみれば、ミステリー要素に加えて、家族の絆を考えさせられるような佳作だったと言える作品。 | ||||
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