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完璧な家
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完璧な家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 21~36 2/2ページ
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個人的にはサイコホラーは苦手なのですが 仕事で読むことも多く、ラノベ系のサイコホラーなど多数読んだので、 ラノベ系と比べれば「作品としておもしろい」と思いました。 心理描写が面白いのと、 訳にクセがなく、読みやすいのがいいと思います。 サイコホラーは映像化でも人気あるジャンルなので これを上手に映像化してくれる人がいたらいいなぁと思いました。 | ||||
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現在と過去を往復するような構成となっており、最初はちょっと理解し難かったですが、だんだんと恐怖が伝わってまいりました。 別に虐待は暴力によるものではないと実感でき、ゾッとしました。 海外小説らしい陰惨な話だなと感じましたが、読後感は良好でした。 | ||||
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海外作家物はおおよそイントロがまどろこしかったり、登場人物の把握がなかなかできなかったりするのですが、この本もそんな印象があります。冒頭のみの「完璧な家 【無料試し読み版】」がアマゾンサイトにあったので、こちらをダウンロード。まずはスマホでしっかり把握して、その後、こちらの本番を読み始めました。 それにしても主人公の精神的強さはすごい。わたしだったらこんなシチュエーションに放り込まれたら、完全に無気力になりそうです。こんなに強いんだったら、もっと違う手もあるのに・・・とちょっともどかしさも感じたりしたりするのですが、このじれったさがまたいい・・・ 最後まで楽しめました。 | ||||
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いわゆるサイコホラーです。 家庭は密室なのでこういったタイプの配偶者は程度の差があれ日本にも意外なほど多くいることは、SNSの発達でわかってきつつあります。これはすごく極端なタイプですが、主人公が逃げられない状況も良くわかり、本当に怖いです。真綿でじめじめクビをしめられる感じで、まっとうな感想としては「色々理由もございましょうが、逃げろよ」なんですが。。。 こうくるのは、米国だからかなぁと思う結末。 | ||||
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サイコ・サスペンスは怖いイメージがあるので、最初は読むのを躊躇していたのですが、全英100万部重版と人気作品なので、恐るおそる読み始めたところ、のめり込んでしまいました。 幸せな結婚をしたと思っていたら、実は夫は悪魔の心を持った男で、家に監禁され逃げ場を失い失望しながらも、夫を殺すために、いろいろな手段を考えていくのですが、その流れを読みながら、ずっとドキドキが止まりませんでした。 文章に会話が多く、本を読んでいるのに映画を観ている感覚で、本当にアッと言う間に読み終えました。 とっても面白かったです。 | ||||
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こんな恐ろしい話、よく思いついたものだ。 非常によくできていて、すーっと入っていけた。 ネタバレしてはいけないので、うまく書けないが、最後は喝采! ただ、エスターはどうして全てを理解したのか?ちょっと違和感を感じた。 | ||||
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序盤こそ「あらまぁ大変」みたなホンワカなノリで始まる本作ですが、終盤まで追い込まれ続ける救われない展開が続く、精神的虐待仕立てのサスペンス作品です。 主人公はダウン症気味の妹を献身的に支える女性【グレース】で、本作の癌となるのはその夫【ジャック・エンジェル】です。 見るからに二面性を秘めて良そうな名前が示す通りに【ジャック】は、表向きは完璧と言える男性像で弁護士を演じていますが、家庭内ではその知的さまでもが猟奇的に裏返り、物理的では無く心理的な監獄が形成され、文字通りの『完璧な家』が成立すると言う流れです。 見所は、やはり序盤の幸せな空気から一転し、結婚後はノンストップ展開の2時間ドラマと言う感じで急展開していき、台詞には「罠」とか「殺す」と言う言葉が混じり出し、ドキドキ感が高まっていく点でしょう。 中でも主人公自信が、各々の策略により他人から奇異の目で見られ始め、ドンゾコまで追い詰められる様は、かなり鬱ギリギリの展開で、それだけにエピローグでの快心は大きいです。 そんな中でも、一見は脆そうな姉妹愛が何だかんだで堅持され、実質外野と言えるキャストからも重要な要素が投げ付けられ、波立つ展開に華は添えられています。 ただ処女作故なのか、翻訳で広い切れなかった要素でもあるのか、ツッコミ所はそこそこあり、そこまで緻密明瞭とは言い難い造りの部分もありました。 は英国生まれで、タイトルには【密室】と付けられ、より『心理的監禁』を表立った物となっています。 従って、一種の虐待描写に耐えられる心を持っている事が前提とはなりますが、サスペンスとしては救いの部分も含めて、一定の体裁が完成されていると感じましたので、☆×4とします。 | ||||
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【ネタバレ含む】5時間ほどで読み切りました。途中W杯を横目に、でも続きが気になって読み続けていたので、集中すればもっと早かったでしょう。確かに一度も本を置かずに読み終えましたが、帯曰く英尼で4.8との前評判 (訳者あとがきには"2016年のGone Girl")からすると、そこまで「完璧な小説」ではなかったというのが本音で、細かく言えば3.5くらいでしょうか。最初のジャック・ミリーの出会いと、最後の2章の終わり方はとてもいいですが、それらを描くために物語の残りの部分が冗長に思えてしまいました。小ボケを引き延ばしたコントのような。そういう意味では短編小説でもよかったかも。悪役の描写が中途半端であまり恐怖を抱けなかったのも今一つでした。過去と現在を行き来する構成なのでそれを活かしたトリック・どんでん返しがあればよかった。 Gone Girlは映画しか観ていませんが、原作からそのまま使ったと思われるナレーション部の英語は洗練されていて心地よかったです。本書は読みやすかったですが、そういった原著のスタイル・考え抜いた表現なんかはどうしてもある程度翻訳に失われてしまうので、頑張って英語で読んでみるのも面白いかもしれません。 | ||||
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「翻訳本は訳者があわないとよみにくいんだけどなぁ~」と心配していた部分がすぐに解消。 すごく読みやすい文体です。 幸せそうな新婚のふたり。 でもなんだろうこのちょっとした違和感・・・ 気のせいだろうか、それよりこの友人がとっても感じが悪いんだけど いるよね~こういう人・・・ そんな感じで読み進めていくと、ある事実が判明 先が気になり、ぐいぐい読んでしまいます。 登場人物のみんながちょっとづつ変。 主人公の両親のわが子への感情、妹に固執する姉・・・・こんな姉いるんだろうか? 変で、残酷で、読み手の良心を掻きむしります。 主人公は、最後どうなるんだろう・・・・ 夫から、無事に逃げおおせることができるのだろうか・・・・ 今のとこめっちゃおもしろいです。 オチが「なぁ~んだ」でも、日常に潜むサイコな男の恐ろしさを堪能できます。 | ||||
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外から見ると理想的な家庭だが ドアを閉めた瞬間から始まる閉塞感という言葉を通り越した支配という名の欲望 なんか日本でもこんな家庭あるのかもなー という薄気味悪さがある 海外作品にありがちな 登場人物の多さはマイナス要素だが まあそれが気になるほどではないので ジメジメした気持ち悪さを味わいたい人にはオススメ | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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主人公のグレースは、容姿も性格も完璧な男性ジャックと知り合い、結婚。戸建てで幸せな生活を送る(送っているように見える)が、実は違う。 【現在】の章と【過去】の章が交互につづき、主人公が夕食パーティーで友人たちを自宅に招き入れて順風満帆ぶりを語る【現在】の章で、「携帯電話を持っていない。携帯電話の便利さを認めない」と言っているのに、【過去】の章ではグレースは携帯電話を持っている。そのあたりの「?」が伏線となっていて、109ページ目で旦那のジャックが正体を現します。 (序盤で読むのをやめてしまうのではなく、がんばって109〜117ページあたりまで読んでいくと、この本の面白さが見えてきます) (物語そのものに対する好き嫌いはあると思います) 訳者あとがきにもあるように、ギリアン・フリンの『ゴーン・ガール』と同じ要素を持っています。「完璧に見える夫婦の裏側」という部分において。しかし『ゴーン・ガール』とは全く異なる物語なので、ドキドキしながら最後まで読みすすめることができます。 主人公のグレースは、歳の離れた妹ミリーの面倒をみていて、このミリーとグレース、そしてジャックの関係。駆け引き。 台詞が多いので、改行や余白も多め。サクサク読むことができます。 | ||||
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こういうサイコパスなストーリーはどこの国にでもあるのだろうと思います。 そう考えると、人種や民族や文化や時代が違っても、人間の本質は同じようなものなんだなぁと。 原著が面白いのでしょうが、訳者もいいのでしょうね、難しい話でもないし、あっという間に読み切れます。 | ||||
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じわじわひたひたと迫ってくる嫌な感じが何とも。 『完璧な家』というタイトルが言い得て妙なる一冊でした。 | ||||
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ネタバレになるので内容にはふれませんが、最後まで一気に読み進めることが出来ました。 文庫本なので持ち運びにも困りません。 電子書籍が普及しても、やはり紙は読みやすいですね! 評判通りの面白さでした。 | ||||
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最後まで、ぐいぐいよめて面白かったです。 こいいう外づらのいいサイコパスの男って、あるあると思って読んでいました。 千葉大にかよっていた男子学生による女子中学生の監禁事件を思い出しました。 相手を監禁して、心理的に追い詰めていくのが快感だという男って どこの国にもいるんだなと思いました。 | ||||
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