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サイレンス
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サイレンスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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この作者の作品は初めてだけど、少しホラーっぽい雰囲気で妙に目を引く表紙の絵と、「婚約者が雪深い孤島で突然失踪……、故郷の島には恐ろしい“秘密”があった。」というシャッターアイランドを彷彿とさせるような文句に興味を牽かれて読み始めたが、なんか思ってたのとは違った。 あの婚約者のあのなりゆきを「婚約者が雪深い孤島で突然失踪」というのかい!...、とも思いましたが、この辺りから俄然面白くなって確かに一気読み必至ではあったので、まぁいいかなと。 「故郷の島には恐ろしい“秘密”があった。」と、「島」全体で秘密を共有しているかのような謳い文句が引っ掛かって、最後のシーンを何回も読み返してしまいましたが、お義母さんは何も知らないよね? まぁ、このように謳い文句で想像したものとは違ったけれど、ある意味シンプルなプロットの読みやすいサスペンスで、この結末の読後感は悪くなかったです。 | ||||
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各章の初め半ページは、跳んだ時系列の場面が挿入されていたりして、ちょっと凝っている。 およその話はわかったが、スーツが誰のものだったのかは一回読んだだけではわからず、ネットで他人の口コミでわかった。なるほど。このようにあとで膝を打つ謎が書けてることは星に値する。が、実際に人口減を抱える地方の人は不愉快に思わないかと気になりました。 | ||||
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この手のじわじわするミステリーが好きです。この作品を読んで作者にハマりました。 一番好きな作品です。 | ||||
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実在はしない、新潟の雪之島での奇妙なお話。堪能しました。 物語も強烈ですが、表紙のインパクトもなかなかのもの。この本だけは表紙をこちらに向けて飾っておきたい。 | ||||
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おもしろい。あっという間に読み進めた | ||||
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雪之島で生まれた女は共通するいくつかの特徴を有している。 1、東京に対して強い憧れを持つ。 2、どうしようもなくダメな男と恋に落ちる。 3、甲斐甲斐しく尽くし、都合のいい女に成り下がる。 4、未来には破滅と絶望が待っている。 そんな彼女等が島に彼氏、もしくは婚約者を連れてきたなら男は殺され、女は島の外に出さないために島民総出で画策し、妨害する。 最終的に女は島の男と結ばれ、子宝にも恵まれ、不便であり刺激も少ない雪之島でささやかな幸せを享受しながら生きていく。 まあ、本人が幸せであればそれでいいのだが、そこに至るまでの過程があまりにも陰湿過ぎる。 雪之島という土地自体が自らを存続させるために、女には上記のような特徴を付与し、島民には殺人や妨害工作のような陰湿な行為をさせていると思うと、非常に薄気味が悪い。 島で行われている殺人や妨害工作を島民がみな「黙認」しているからこそ、本書のタイトルが「サイレンス」なのかと思うと、作者のタイトルセンスの高さにただただ感服するばかりである。 | ||||
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結局、たっちゃんという幼なじみにトシアキだっけ、どうしようもない深雪の婚約者は殺されたんですよね。氷室にトシアキの携帯が凍ってたから。深雪はどう思ったか?そう思うとなかなか面白いミステリーではないでしょうか? | ||||
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秋吉理香子さんの小説が好きで買いました。 読み始めたらどんどん話にすいこまれていき、気付いたら読み終わっていました。それほど面白かったです。 ミステリー小説は苦手だっだのですが理香子さんの作品を読み好きになれました。 購入してよかったです。新作期待しています! | ||||
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「イヤミス」を得意とする作者なので、そのつもりで読んだが、都会暮らしと島の暮らし、それぞれの嫌な点が赤裸々に語られる序中盤は本領の面白さ。が、読んでいて着地点をどこに求めるのか気になった。エンタメ小説の常道として、ヒロインが島での暮らしを選ぶのだろうと予想はついても、島暮らしの嫌な点をこれだけ見せつけられて、明るい未来への展望が開けるとは思えなかったのである。 絵に描いたようなクズの最低男と結ばれる事だけは回避されたものの、この余りにも楽観的なハッピーエンドも違和感を覚えた。例えば婚約者について興信所に調べさせる行為を肯定的に捉えるのは、決して褒められた事でなく、陋習にこだわる島の保守的な体質の象徴と思うが、そんな島の未来を美化したラストはやはり違和感を覚えずにいられなかった。 もっとも作者も心得ており、最後に若い親戚の彼氏を冬に連れて来るよう促したヒロインの悪意を描いて「イヤミス」として一応の面目は果たし、単純なハッピーエンドで終わらせなかった点は評価したい。 | ||||
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「暗黒少女」の作者である秋吉理香子さんの新作。架空の島だと思うが、新潟の沖合にある人口300人の雪乃島。島を出て都会で暮らす主人公は、お正月に婚約者を連れて帰省する。小さなコミュニティの様子が良く書けている。まるで、普通のヒューマンドラマのように進んでいく物語。そこは、秋吉さん。ちゃんとイヤミスが隠されていました。後半のスーツのところで、結末は全て読めてしまうけど、楽しく読書出来ました。 | ||||
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秋吉さんらしい良い作品でした(^ν^) 絶対正義や暗黒女子のように多少ですが純粋に怖い(ゾクッ)とする場面がやはりありました。 舞台となるのは新潟県本土からフェリーに揺られ見えてくるのは人口(300人)程度の離島【雪之島 】が舞台となります。 『内容』【未読者注意】 主人公、深雪(ミユキ)はとても美しく幼いこれからアイドルに憧れていた。というよりも都会(東京)に憧れていた。島出身というコンプレックスを持ちながら上京した深雪は俊亜貴(トシアキ)と出会い雪見の両親に挨拶に行く話です。この島の女性は必ず幸せになれるそうです。何故なら島の守神が必ず守ってくれるからです。そして婚約者を島に連れてくるのは雪が綺麗で幻想的で神秘的なな冬場が良いと言われます。 | ||||
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