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病める狐
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病める狐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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さすがミネット! | ||||
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悪くはないが、期待したほどは…という印象。 変にややこしくしすぎなんじゃないだろうか。上下巻でなく一冊にして焦点を絞って書いて欲しかったかもしれない。人物描写は見事。 | ||||
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一読したら、作者の人間に対する視線の厳しさに圧倒されるはずです。心理描写はただものでないです。牧歌的であるはずのキツネ狩りが舞台な所もよいです。中島みゆきの「キツネ狩りの歌」が脳裏にハッキリうかんできます、この歌が好きな人にも是非読んで頂きたいです。 | ||||
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しばらくぶりのウォルターズでした。Fox Evil率いる流れ者(トラヴェラー)の集団、望まれない子であった孫を探している旧家の話が、どこで交わるのだろうかと思わせながらすすんでいく。 彼女の小説には、ほとんど毎回、英国の階層社会や、社会問題が描かれていきます。どちらかと言えば、中よりは上の人たちの視点が中心に。蛇の形の時には、人種差別や、神経系の病気に対する差別。今回のトラヴェラ−というのもおそらく、問題になっているのでしょう。児童虐待や、人格障害も。英国ばかりでなくて。 ヒロインが事件を積極的に解決することも多いのですが、今回は、、、。やや能動的でしょうか。 初めてのウォルターズとしては、確かに辛いかもしれませんね。じっくり面白いのですが。 | ||||
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『蛇の形』から3年ぶりになるミネット・ウォルターズ翻訳新作。 イングランド南西部の寒村を舞台に、旧家の財産相続問題、流れ者(トラヴェラー)の一団による土地の不法占拠という2つの事件が絡み合いながら急速に進行し、ボクシング・デイの一日にクライマックスを迎える−相変わらずユニークかつ容赦ない人物描写と、視点が目まぐるしく入れ替わる展開の妙でページを繰る手が止まりません。 精神病質の犯罪者、子供の虐待、社会的階級差に根ざす嫉妬と怨恨など、これまでの作品でさんざん使われているネタが今回も盛り込まれていますが、それでも読ませてしまうのは、さすがミステリーの女王ウォルターズの熟練の筆運びといったところでしょうか。 ただし、デビュー作にして最高傑作『氷の家』を彷彿とさせる舞台設定と人物関係(かのヒロイン、アン・カトレルも名前のみですが登場します)のため、既視感というか「焼き直し」の印象は拭えません。 そういった「ウォルターズ節」の愛好者なら読んで損はありませんが、それ以外の人には微妙なところですね。 | ||||
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