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ジョイランド



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジョイランド (文春文庫)

ジョイランドの評価: 3.81/5点 レビュー 27件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(5pt)

過ぎ去った青春を懐かしめる良作です。

アメリカンジョークが多用されるので慣れない方は読みにくいかも知れませんが最後まで読む事をお勧めします。
キングほど宝物のような青春を描くのが上手い作家はいないんじゃないかと思うほどの良作でした。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.18:
(4pt)

Story is lovely

No criticism of the stor, but the cover art is absolutely horrible. Why are the Japanese covers so unattractive and irrelevant to the story. The cover is unappealing and doesn’t get story details correct.
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.17:
(4pt)

ラブストーリーや青春もの、ミステリの部分はよかったけど、アメリカ的な部分はあまり好きになれない

今頃のキング初心者です。まだ映画「IT」を旧作、新作の両方見ただけで小説を読むのはこれが初めてです。青春、恋、遊園地、殺人鬼などのキーワードから、大好きなブラッドベリの「何かが道をやってくる」やダン・シモンズの「サマー・オブ・ナイト」を思い出して魅かれ読み始めました。

確かにそれらキーワード通りで、2012年に60歳になった主人公が1973年まだ大学生だった自分を思い出しながら苦い失恋や夏休みに遊園地でアルバイトしたことを振り返る話です。失恋や仲間たちとの友情、年上の女性への憧れなど青春の切なさがいっぱいで、誰もが自分自身の若い頃を呼び覚まされそうです。
連続殺人鬼を追ってゆく話は後の方に出てくるだけでもう少したくさんあってもよかったと思いました。が、意外な人物が犯人だったという点ではミステリの面でも満足です。

ただ、全体的に読みにくく翻訳がいまひとつこなれていない気がしました。
それからアメリカ人にとっては知っていて当たり前であろう商品とか人名を知らないので、さっぱり意味がわからないことが多々ありました。たとえば”ひょろ長い体に大きな眼鏡をかけたジョイス・キャロル・オーツ風の容姿”とか、”昔ながらの布敷きの灰皿”とか、”パプ・ア・リシャス・ドッグ(ホットドッグの一種らしい)”や”ショーニズでビスケット&グレイヴィを食べ、彼の中で洗練されたユーモアといったらミニー・パールとジュニア・サンプルズ、浮気とホンキートンクの歌が好き”という表現でどうもガサツな南部の男を表現しているらしいのですがさっぱりわかりません。
また、アメリカ独特のわざと乱暴な言い回しをすることで自分は気さくな人間なんだぞと演出するしゃべり方、ハリウッド映画でもよくありますが汚い俗語連発の会話が多く、そういうのがあまり好きではないのですんなり入り込めませんでした。

普通の長さの長編ですが、キングはたいてい上下巻ある長い話が多いので、他のレビューアさんがおっしゃるようにこれは量も内容も軽量級なんでしょう。次はもっとガツンとくるような代表作を読んでみたいと思います。
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No.16:
(4pt)

バランス良い作品

サスペンスと軽いホラー感のバランスが良く、とても読みやすい作品でした。
小さな遊園地が舞台となり、懐かしさや切なさ、さらに主人公の友情、失恋、出会いなども、キングらしい丁寧な描写で感情移入しやすく、楽しく読むことが出来ました。
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No.15:
(4pt)

遊園地という貴重な舞台

ありそうでない,遊園地が舞台というホラー
文章はいまいち読みやすくはなかったです
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No.14:
(5pt)

綺麗に届けてくれてありがとう

綺麗に届けてくれてありがとう
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No.13:
(5pt)

幸福な時代

スティーブンキング沼にハマった初期読んだ中でも印象的な作品です。五感に訴える描写が多く、ハッピーな気持ちが沢山描かれて、翻訳が滑らかで読みやすい!ストーリーは読んで確認して下さい。幼少期から青春の幸せな部分だけを一気に駆け抜けて味わい直せるステキなタイムマシンです。
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No.12:
(5pt)

せつない!そして愛おしい青春の物語

この本は、犯罪ミステリー・ゴーストストーリー・青春小説の三つの要素がある。
前者二つはまあまあ。でも特に素晴らしいのが青春小説の部分。古き良きアメリカ!70年代!「何かが道をやってきそうな」遊園地!
主人公デヴィンの味わう甘く苦くせつない数ヶ月が、自分の体験のように迫ってくる。
キング健在!
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No.11:
(5pt)

文句なしの青春小説です

思い起こせば「キャリー」にはじまって「クリスティーン」「クージョ」「スタンド バイ ミー」「シャイニング」などの初期作品から最近作まで(好評なものから駄作まで)、何でもかんでもありがたく拝読する【スティーヴン・キング教】信者の私としては、★一つのカスタマーレビューを読むと身を切られ、★5つのレビューには目を細めながら「フムフム お説ごもっとも・・・」。

そんな私が思いますに、本作品はほんのちょっぴりホラーっぽく、登場人物もほどほどに絞られかつ各自がよく描かれており、少年との絡みではホロっとさせられ、青春物としてよい出来だと思いますね。
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No.10:
(5pt)

みずみずしい青春小説

青年版の「スタンドバイミー」といった感じでホラー要素がなくても十分なくらい素晴らしい青年小説です。
物事のディテールと主人公の心模様の描写が精緻で、読んでいる間中、上質な映画を見ている感覚に襲われます。
本作を読む前に「リーシーの物語」を途中まで読んで、その読みづらさに途中で放棄して「キングも老いたか」と思ったのですが嬉しい誤算でした。
読もうかどうか迷っている人がいたら読むべきです。
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No.9:
(5pt)

傑作の青春ミステリー

主人公は、失恋した大学生〝ぼく〟ことデヴィン・ジョーンズ。

本作は、老齢に達した編集者デヴィンが過去を振り返る形で描かれます。

失恋した大学生、遊園地ジョイランドでのひと夏のアルバイト、そこで知り合いやがて
終生の友になる人々との出会い、年上の美しい女性、別れ、そして、ちらつく連続殺人鬼の影・・・

これだけ舞台がそろい、しかも作者がスティーヴン・キング、面白くないはずがありません。

まさに青春ミステリーの傑作です。一気読み間違いありません。面白いです。
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No.8:
(5pt)

大満足な買い物でした

思っていたよりも到着が早く、中身もすごく綺麗な状態でした。
また機会があれば宜しくお願い致します。
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No.7:
(5pt)

初体験シーンとシューティングが大変に素晴らしい

前半3分の2のジョイランド勤めは退屈で、後半3分の1の初体験シーンとシューティングが大変に素晴らしい。特に一晩に三回も果ててしまう初体験シーンは、まさに青春で、こういう至福シーンを書かせると、キングは絶妙にうまい。しかし、前半3分の2もキングらしいといえばキングらしいのだから、全体として、キングの傑作の一つである。
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No.6:
(4pt)

ブラックバイトにもめげず・・・

『11/22/63』をうんと薄めて(スタンドバイミーは未読だけどどちらかと言うとそれに近いのかな)ちょっとホラーテイストを混ぜた感じか。
ただ、日本人としてあちらの言い回しだとかジョークみたいなのが解かりづらくて最初はちょっとイラッとした(笑)
翻訳者の筆力みたいなもんも大きいと思う。
白石朗さんや深町眞理子さんの訳の方がスムーズに読めたような・・。

しかし、主人公の心の機敏みたいなものは丁寧に描かれていて読後はしばらくジーン・・となる。
青春の恋愛ほろにが系ってよりも最後の方は少年との心のふれあい(陳腐な言い回しだけど^^;) がメインかな。

個人的にキングさんの本はホラー色が強いものの方が好きだけど、苦手な方にもおすすめしたい本。
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No.5:
(5pt)

心があたたまる良い小説

青春小説と言えるでしょう、幽霊も殺人も出てきますが、難病の少年と大学生の心あたたまる小説です。
救える命も有りますがすべての命を救うことは出来ません。
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No.4:
(4pt)

キングの描く甘酸っぱい青春ミステリー

近作に見られる読後の清涼感、切なさが本作でもしっかりと味わえます。
超常現象や得体の知れないものが襲って来るものすごいどす黒い恐怖はここでは鳴りを潜め、作風の転換では?と思うくらいに良質のミステリー小説のごとく物語は進行します。
主人公が学生時代を思い出しながら、というところはスタンドバイミーみたいでした。
キングが苦手な人も大好きな人にもオススメの一冊です。
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No.3:
(4pt)

ジョイランド(文春文庫) スティーヴン・キング

適応力のある若者の、甘酸っぱい青春の、ミステリーというか、人間不信になる話というか、とにかく、面白かったです。
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No.2:
(5pt)

とても良かった

キングの代表作(シャイニングやミザリー等々)と並べる事は出来ないが、キング自身ではなく他の作家の小説と比べれば確実に満点評価。
個人的なことだが、これを読む前に酷い小説を読んでしまっていたのでやっぱり上手いなあ…と感心。昔のようにしつこい程の描写はなく、すんなりと読みやすい。
青春期の切なさや失うことの哀しみなども昔の作品のような慟哭はもたらさず、どこかほのぼのと温かい。
112263のような大作ではないが、ほんのりと柔らかな気持ちになれる良い小説だと思う。
今後出される予定のミスターメルセデスにとても期待してます。
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No.1:
(4pt)

ある種の通過儀礼の有り方としてのホラー小説

久しぶりにキングの作品を読んだ。

僕は比較的キングの作品を読んできたと思っている。キングはホラーの帝王などと
言われがちであるし、実際にホラーの帝王であるので 人はその色メガネでキングを
理解してしまう面がある。
確かにキングの作品は怖い事は確かだ。では、何が怖いのか。それを考えることが
キングを読む醍醐味である。

本作は青春小説とも言える。ある青年の夏と秋を描いている。その青年が通った、通過儀礼を
ホラーという形式を借りて描きだしている。
青年が経験したものは、人間の善意と悪意の在り方だ。キングは本作では善悪をはっきり
分けていない。個々の人は各々善と悪を抱えている。その有り様が時に苦味を帯び、
時に甘美である。
青年は、かかる通過儀礼を経て大人の世界に入っていく。その後の彼の人生は
どこまで彼の本意に沿ったものかはわからない。但し、年齢を重ねるという事は
そういうものだろう。
そんな風にキングは語っているように思える。

本作はキングの代表作とは言われないだろう。但し、彼のしっかりとした
鑿の切れ味はある。そこはうれしい。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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