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ジョイランド



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジョイランド (文春文庫)

ジョイランドの評価: 3.81/5点 レビュー 27件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.81pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(5pt)

心があたたまる良い小説

青春小説と言えるでしょう、幽霊も殺人も出てきますが、難病の少年と大学生の心あたたまる小説です。
救える命も有りますがすべての命を救うことは出来ません。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.6:
(1pt)

箸休め

スティーブンの箸休め的な作品⁇インパクトには欠け、青くさく、どうでも良いと思える描写が無駄に長く感じられる人もいるだろう。しかし、本は読み手を反映すると言われているように、部分的には人生におけるある時期の洞察を振り返るような感覚も得られる。スリルや読書に没頭を希望するなら選ぶべきでない。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.5:
(4pt)

キングの描く甘酸っぱい青春ミステリー

近作に見られる読後の清涼感、切なさが本作でもしっかりと味わえます。
超常現象や得体の知れないものが襲って来るものすごいどす黒い恐怖はここでは鳴りを潜め、作風の転換では?と思うくらいに良質のミステリー小説のごとく物語は進行します。
主人公が学生時代を思い出しながら、というところはスタンドバイミーみたいでした。
キングが苦手な人も大好きな人にもオススメの一冊です。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.4:
(4pt)

ジョイランド(文春文庫) スティーヴン・キング

適応力のある若者の、甘酸っぱい青春の、ミステリーというか、人間不信になる話というか、とにかく、面白かったです。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.3:
(5pt)

とても良かった

キングの代表作(シャイニングやミザリー等々)と並べる事は出来ないが、キング自身ではなく他の作家の小説と比べれば確実に満点評価。
個人的なことだが、これを読む前に酷い小説を読んでしまっていたのでやっぱり上手いなあ…と感心。昔のようにしつこい程の描写はなく、すんなりと読みやすい。
青春期の切なさや失うことの哀しみなども昔の作品のような慟哭はもたらさず、どこかほのぼのと温かい。
112263のような大作ではないが、ほんのりと柔らかな気持ちになれる良い小説だと思う。
今後出される予定のミスターメルセデスにとても期待してます。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.2:
(3pt)

普通だ

何と言うか…余りにも「普通」だ。
青春モノだというのはいい。が、巻末解説で本作品と「スタンド・バイ・ミー」を同列に並べているのが気に食わない。あの名作と本書を比すのは、すでに冒涜だと思う。それ位に、本書は「普通」。
本書は程々に楽しめる。
が、怖さも抒情も切なさもいたって「普通」のレベルだと思う。
ちなみに自分は本書からは↑は読めなかった。
ただし、それは「圧倒的なピーク時」と引き比べているから。本書自体は佳作だと思う。
佳作だが、ピーク時作品群がまとっていた「やるせない懐かしさ」は失せてしまったと感じる。
本書をけなしたい訳ではない。ただ、↑を惜しんでいる。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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No.1:
(4pt)

ある種の通過儀礼の有り方としてのホラー小説

久しぶりにキングの作品を読んだ。

僕は比較的キングの作品を読んできたと思っている。キングはホラーの帝王などと
言われがちであるし、実際にホラーの帝王であるので 人はその色メガネでキングを
理解してしまう面がある。
確かにキングの作品は怖い事は確かだ。では、何が怖いのか。それを考えることが
キングを読む醍醐味である。

本作は青春小説とも言える。ある青年の夏と秋を描いている。その青年が通った、通過儀礼を
ホラーという形式を借りて描きだしている。
青年が経験したものは、人間の善意と悪意の在り方だ。キングは本作では善悪をはっきり
分けていない。個々の人は各々善と悪を抱えている。その有り様が時に苦味を帯び、
時に甘美である。
青年は、かかる通過儀礼を経て大人の世界に入っていく。その後の彼の人生は
どこまで彼の本意に沿ったものかはわからない。但し、年齢を重ねるという事は
そういうものだろう。
そんな風にキングは語っているように思える。

本作はキングの代表作とは言われないだろう。但し、彼のしっかりとした
鑿の切れ味はある。そこはうれしい。
ジョイランド (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ジョイランド (文春文庫)より
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