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Red
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Redの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.37pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 81~98 5/5ページ
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おばさんがオッサンと不倫するお話。 三十過ぎて夫も子供もいるのに、女として見られたいという不気味な欲求に突き動かされるおばさん。 何度「おいおい、それはないでしょ」と思ったことか。 | ||||
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おばさんがオッサンと不倫するお話。 三十過ぎて夫も子供もいるのに、女として見られたいという不気味な欲求に突き動かされるおばさん。 何度「おいおい、それはないでしょ」と思ったことか。 | ||||
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主人公の行動に意味不明の理解不能です 図書館で借りて読んで正解でした | ||||
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表紙に抵抗があって、なかなか読む気になれなかったのですが、読み始めたら一気に読んでしまいました。 読み進めていて、真さんが本当にダメな旦那で、鞍田さんを選んだらいいのにと思っていましたが、 最後の手紙に心を打たれました。 鞍田さんに会った時の翠ちゃんの描写も素晴らしいです。 電車の中で読むには、表紙が衝撃的なので、もう少し控えめな表紙にしてもらえたら良かったですが、 それでも評価は★5から落とせないです。 | ||||
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主人公の塔子の不倫よりも登場人物たちの幼少期の育てられ方に興味が持てた。特に村主真。女心がまるで理解できない。母親の味方しかできない。読んでてイライラが止まらない。それには理由があった。暴力的な父親から支配され母親を必死に守ってきたのでしょう。そりゃ母親との絆は強くなります。冬彦さんみたいだ。手紙のシーンを読んでて哀れだしかわいそうだし。まともな父親だったらあんな性格にはならなかったのでは。親は子供の人格、人生を破壊できる恐ろしい力を持っているんだとわかりました。 | ||||
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あっという間に読み終えました。家庭を持ち出産した女性が社会と関わり続けるということがいかに難しいか、 また綿々と過去から続いてきた負の遺産である同居の問題、新しい家族を持っても尚親から経済的、精神的に自立できない 男性の姿などオーソドックスな問題点を浮き彫りにしつつ、それぞれの歩んできた人生で彼らが囚われてきたトラウマに 息苦しさを内包しつつ、無意識のうちにそれらから目を背けて暮らしている姿が描かれています。 本当にすごく好きな人と結婚できる人ってどれくらいいるだろう? 互いに心をさらけ出し慈しみあい死がふたりを別つまで ずっと好きでいられる夫婦ってどれくらいいるだろう? 婚姻関係はさて置き、好きな人と充実したSEXを体験できる人はどれくらいいるだろう? 読了後、鋭い痛みを感じさせられました。 | ||||
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多く人が関心を持っているとの理由のみで、内容も知らないまま読み出しましたが・・・(現在、半分読み終えたところ)。 「何、これ? 小説?」って感想。 ストーリーもなく、単に下がユルい女性のとりとめのない話で現実味ゼロ。 「子供が大事」「いや」といいつつ、男にひと押しされるとあっという間に態度豹変、自ら積極的に求めて出す始末。 病気ですね、この主人公! ゼロとは言いませんが、さすがにこんな30代女性(しかも、母親)はなかなかお目にかかれないでしょう・・・。 | ||||
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主人公の言動が不自然でした。 強引に連れ去ったり、抱かれたりするんですが、「やめて」といいながらホテルでブーツを脱いで部屋に入っていったり、抱かれる直前に「私じゃなくてもよかったんでしょ」と逃げて、その後姿にむかって「君は責任感が強いから面接に来るはずだ」(仕事を紹介されていた)とか言いますかね?、 小鷹という男が膝にいきなり主人公をのせても、主人公は恥ずかしくて下を向くだけ。 この男に多少好意をよせてても、恥ずかしくて下をむいたまま,すわり続けるって・・。期待とかある描写もありません。 自分を解放できない女性設定ですが、もう少し自然な対応があると思いました。 その前にさんざんいいお母さんにならなくちゃなどと悩んでいたのに、男との関係が始まると、子供のことは曖昧な感じ。 その辺の葛藤とか、それでも女として落ちていってしまう描写がないので、子供のことは主人公が切羽詰まった立ち位置にするために混ぜ込んでる感じがします。 相手の男もプレゼントに腕時計を贈るとか、そんな目に付くもの選ぶでしょうかね。 主人公が、いつも強引に次から次へと何かされる立場なのが不自然です。 それに「やめて」と言う。それなのに次のページでは積極的に交わる。 毎回同じパターンで性交渉され、その都度はじめに言う主人公の「やめて」の意味がわかりません。 美しい話のようでいて、小さなところにリアリティーがないので 感情移入できませんでした。 ただ、夫に対するあきらめの心境などは よく書かれていると思いました。 | ||||
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内容は面白かったが、他の方の感想にもあったように、僕も主人公には感情移入はできなかった。その辺が作者の狙いなのか、力量不足なのかはわからない。ちなみにこの作者の本を読むのははじめて。機会があったら、他の作品も読んでみたい。 | ||||
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官能小説と知りつつも、どこかで主人公(塔子)の遺行き場所を探してあげないと、男性読者には少し辛いなぁ と思いながら読み進めて、そうか解放の物語なんだ、と気づきました。主人公は、生い立ちもあって、素直になれない自分から解放されたいとずっと思っていたはず。10年ぶりの鞍田(もと愛人 といっていいのか)との再会が引き金になって、逡巡しながらも解放に向かって走り始める。エピローグは予想に反するかもしれないが、そこに救いがある。 | ||||
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島本理生もこういう作品を書くようになったのですね。まず驚き! 性的な描写が多く、官能小説のようでもありましたがそれだけではありません。 性的な欲望だけじゃなく、精神的にも刺激を受け、前へ進む30代の女性の姿を描いています。 女性は結婚・出産を経験すると「妻」「嫁」「母」「○○ちゃんのママ」など記号で扱われることが多くなり、 1人の「○○ ○○」という人間として見られることが少なくなります。 家庭のことで精一杯な日々を送っていると、社会の一員としての自分の存在意義にふと疑問を感じてしまうこともあります。 そんな日々の中で自分を1人の女性・あるいは社会人として必要な存在として見てくれる男性が現れたら・・・・? 自分の中の空虚感やわだかまりが満たされて、そりゃあ心が揺さぶられるでしょう。 その点は同じ女性として、主人公の気持ちもわかりました。 でも主人公は事態に流されてるようにも感じ、全面的に共感はできない。 何年も「女」から遠ざかっていると、こんなにも簡単に落ちちゃうものなの? この簡単さが同じ女として情けなかったというか・・・。 だけど、「自分なら絶対に大丈夫!」とは言い切れない気もして、そこもまた、ね・・・・(^_^;) 「どんなに高尚な本を読んだり複雑なシステムについて学んでも、 一番身近なコンビニの棚は、愛されだのモテだの婚活だの不妊治療だのの文字で埋め尽くされていて、 仕事の悩み特集は大半が白黒ページで、 外見も所作も内面もすべて美しくなってモテたり結婚したりするためのカラーページの影なのだ。 愛とは見返りを求めないこと。 純粋に与える愛こそ美しい。 そんな文句は、あくまで国の象徴のように生きながら、その実、結局は愛するだけじゃだめで、 愛されなきゃ意味がない、と堂々と主張している。 そんな世論を嫌悪しながらも、反発しながらも、その通りだと思った。」 ここ読んだどきに、やっぱり結局はそうなんだよな~としみじみ感じました。 女が本当に本当に心の中でいちばん求めているものってやっぱこれなんだと思う。 女が欲しい物の本質。純粋に愛されること、そしてそれを疑わない安心感。 小鷹という男性が物語のスパイスになっています。嫌なやつだけどナイスキャラ! 主人公と小鷹のやり取りは、性的な場面よりもずーっとゾクゾクしました。 夫からの最後の手紙にもグッときた。 夫が主人公にもう少し早くこういう一顔を見せてくれていたら、この二人はこうはならなかったのになぁ・・・。 女として、いろいろ考えちゃう作品でしたね。 | ||||
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期待して読みましたが、主人公に感情移入できず、いまいちでした。 人妻が夫以外の男によって初めて性の悦びに目覚めるというのも、何だか渡辺淳一さんの小説を彷彿させます。 図書館で借りて正解でした。 | ||||
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筋立てとしては、主人公の塔子(30歳)、2歳の娘、翠、夫の真(セックスレスかつマザコン)、そして同居する義母、麻子(したたか)、出張がちであまり描写されない義父、という家庭がある。 一方、塔子が20歳の頃、不倫関係だった鞍田との再会や、新しく就職した会社での同僚、小鷹という登場人物が織り成す人間模様であるが、この小説に書かれている重要なものは、女性からの官能場面ということでありそうである。 大雑把に言ってよければ官能小説であり、その描写は男から見て新鮮な刺激だとおもう。また、塔子のsexに対する緩さとともに、まるでAVだと思う人もいるかもしれないが。 ただそうでありながら、物語の構成はきちんと着地する感じ?塔子の女性としての生き方、母、嫁としての思い、鞍田のその後、成長した翠の独白など、物語として読み応えがあるあたり、著者の力量を感じさせられた。個人的に、いいもの読んだ感がありました。 | ||||
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評判が良くて読みました。しかし、うまく言い表せませんが、嫌なものを見せられたような感覚が残っています。自分は男性ですが、生理的に全く合わない作品でした。 | ||||
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島本 理生さんの415ページもある長編小説です。 図書館で借りたので何の予備知識もなく読み始めましたが 途中で島本 理生さん初の官能小説だと気付きました。 主人公の村西 塔子は2歳の娘を持つ母親です。 妻、母として充実した毎日を送っていましたがかつての恋人 鞍田と再会し激しく身体を重ねた記憶に導かれるように、不倫に走ります。 セックスレス、お坊ちゃん気質で理解し合えない夫への不満、夫の両親との同居など様々な不満を抱え 更に塔子自身の生い立ちも決して幸福だったとは言えません。 諸々の状況を考えた時、逃げ場を求める気持ちは理解出来る部分もありました。 ただ、有能に仕事をこなす塔子ならば不倫に走らず 離婚、自立の選択をしても良かったのではないかとも思います。 官能小説でありながら登場人物それぞれが個性豊かで、人物描写も丁寧に描かれていて 女とは、男とは、そして家族とは、と色々と考えさせられましたし 不倫の行き着く先が気になり一気読みでした。 ただの我儘夫だと思っていた村西 真(しん)からの手紙は印象的でした。 不倫がテーマなので賛否両論分かれる作品だと思いますが読み応えは十分です。 | ||||
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島本 理生さんの415ページもある長編小説です。 図書館で借りたので何の予備知識もなく読み始めましたが 途中で島本 理生さん初の官能小説だと気付きました。 主人公の村西 塔子は2歳の娘を持つ母親です。 妻、母として充実した毎日を送っていましたがかつての恋人 鞍田と再会し激しく身体を重ねた記憶に導かれるように、不倫に走ります。 セックスレス、お坊ちゃん気質で理解し合えない夫への不満、夫の両親との同居など様々な不満を抱え 更に塔子自身の生い立ちも決して幸福だったとは言えません。 諸々の状況を考えた時、逃げ場を求める気持ちは理解出来る部分もありました。 ただ、有能に仕事をこなす塔子ならば不倫に走らず 離婚、自立の選択をしても良かったのではないかとも思います。 官能小説でありながら登場人物それぞれが個性豊かで、人物描写も丁寧に描かれていて 女とは、男とは、そして家族とは、と色々と考えさせられましたし 不倫の行き着く先が気になり一気読みでした。 ただの我儘夫だと思っていた村西 真(しん)からの手紙は印象的でした。 不倫がテーマなので賛否両論分かれる作品だと思いますが読み応えは十分です。 | ||||
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私の中ではとても読みごたえがありました。 まあ 結局は不倫話になるんだろうけど 主人公塔子の揺れ動く心と体 その描写が実に素晴らしい。 女性 妻 母 同居 まったく私も同じ環境。吸い込まれるように読んでしまいました。 なんかあ 鞍田さんに惹かれました。 | ||||
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妻として、母として、平穏な日々を送っていた「私」は、友人の結婚式で、女子大生時代の、ずっと年上の不倫相手に偶然、再会する。誘われるままに、快楽の世界、官能の坩堝の中に落ち込んでいく「私」。 「結婚してからの4年間、一度も男の人と一対一で飲んでいない。今夜だけ、ほんの1時間くらい酔っても罰は当たらないんじゃないだろうか。なにより鞍田さんがどういうつもりで今夜の会をセッティングしたのか、内心はすごく気になっていた」。 「彼がいきなり深めに突いた。腰骨とお尻がぶつかって弾けるように鳴り、抑制がきかずに声が漏れた」。 「本当は、あの家に私がいる意味が分からなくなっていて、このまま連れ去ってほしかった。境目がなくなるくらいにつながって嫌なことをぜんぶ忘れるくらいに激しく抱いてほしかった」。 「鞍田さんが湿った部分に顔を近付けたので、私はびっくりして首を振った。『やだ、本当にやめて。お風呂入ってないし』」。 「好きになってから抱き合うのだと思っていた。快感が先に来て、それによって身体から引きずり出される言葉だなんて知らなかった。好き、とくり返すたびに寒空の下で温泉に浸かったときのような幸福感が全身に広がった。温かくて幸せでなにも不足がない。抱き寄せられた腕の中で、彼がふたたび欲望を放つのを受け止めた」。 31歳の女性作家の手になる『Red』(島本理生著、中央公論新社)は、性愛シーンが頻出する。私は男なので、男の狡さ、身勝手さは分かっているつもりだが、女性は心身共に清純な存在であってほしいと願っている。こう願うこと自体が、それこそ男の身勝手と言われそうだが、そう願いながらも、最後のページまで読み通してしまったのは、著者の力量のなせる業だろう。 | ||||
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