■スポンサードリンク
Red
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
Redの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.37pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 21~40 2/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特にありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説なので、それなりと思いますが、 話題の本として、さらりと読みました。 テレビドラマを見てる感覚で読めます。性的描写は結構キツイ。 いらないかなあ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新聞評を読んで買いましたが、あまり面白くなく中途でやめました。けれど、本に責任があるわけではなく、まぁ合わなかったということでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ラストが悲しすぎる。あんなに大切にしてくれてた人と幸せになれないなんて。結局鞍田さんは利用されただけって思ってしまう。鞍田さんファンとしては納得できなかった。映画のラストは違うみたいだから映画みたいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画化されたことを知り、とても興味があって読んでみました。 私も30代子持ちの兼業主婦。 主人公と少し環境は違うものの、彼女が抱えている闇や誰にも言えない本心が自分と重なり、吸い込まれるように読んでしまいました。 他人からみたら「ただの不倫」でも、そこにはいろんな物語やドラマがある。 一生に一度、火遊びだとしても心底惚れて身を焦がすような相手と恋に落ちることができたら、それだけで平凡で刺激のない結婚生活も乗り越えられるし、愛されていた時を心の支えに生きていける。 そういう相手に出会ったことがあるかどうかで、この物語の見方は変わると思います。 少なくとも私は、主人公の心情に深く共感しました。 性描写も、下品とかいやらしいとは思いませんでした。 女性目線で書かれた繊細な表現だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなことは普通起きないと思うが、真面目な主婦の迷いや不満をヒロインの危険な行動で爆発させて、そんなことはできない読者を楽しませる本ではある。離婚はしなかったし、殺人や自殺は起きないので読後感は悪くない。女性ならではのデリケートな描写が魅力。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
比較的、女性作家の小説を読む機会が多く、特に島本作品は大好きです。(他の女性作家では、綿矢りささん、瀬尾まいこさん、小川洋子さん、宮下奈都さんなどが好きで、よく読みます。作風はみんな違いますが……)また、自分に都合の良い小説か否かで、レビューすることはしないよう極力気を付けています。前置きはこれくらいにして、レビューに。 『島本理生の描いたこの物語は、好きではない』 これが本音です。 『島本理生なら、もっと違う『官能小説』が描けたんじゃないか』 そう思うのです。(私が本作を官能小説だと思っているわけではありません。念のため) 島本作品には、何らかの理由で、少なからず、心に不全感を持ったヒロインが登場することが多いと思います。そんなヒロインの心を、丁寧にすくい取るような、心の叫びともいえる、素晴らしい描写があり、その延長にはじめて、性的な表現が積み重ねられていると、他の作品では感じます。 しかし、本作のヒロインからは、心の不全感を感じることはできますが、その描写は十分に丁寧とはいえず、ヒロインの性行為の描写からも、ヒロインの心的なもの(あくまで深層という意味で)を感じることができません。心的な描写と性描写(心的な意味での)がともにあまく、その二つの関係描写も緩い、そんな印象です。 また、セックスの後、ヒロインが「セックスの高揚感だけで泣」いた、という表現がありました。この表現が、とても、悲しいのです。 それなりに、齢と、生を重ね、幾人かの人と肌をあわせ、何度も涙を見てきました。その涙は、「高揚感」などという、薄っぺらなものではなく、もっと複雑な、心の最も深い部分から湧き出るもので、本人でさえ理由がわからない、けれども、乾いても決して消えない、淡く、儚い記憶だと思うのです。……少しセンチメンタルに過ぎましたでしょうか。 性と精神(心)の結びつきは、人それぞれで、ケースバイケースでもあるでしょう。このレビューは、あくまで、私の個人的な性と精神の結びつきについての、基本的な考え方に基づいていることは言うまでもありません。 本作は、私が島本作品に求めるものとは違っていた。ただ、それだけのことかもしれません。 そうそう、島本作品は実は、相手の男性もとても魅力的に描かれいることが多いのですが、本作品はヒロインよりもむしろ、不倫相手の男性の方が魅力的(良い人という意味ではない)に描かれていると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単純な不倫のお話かと思っていたのですが、その中にも女性が働く上の生きづらさや結婚したあとの問題などがとてもリアルには描かれていました。私にとっては心に残る作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
生涯でただ一人好きになった女性と一緒になったこと。 この一文で泣いた。 わぁわぁ泣いた。 月末は私の望んだ結末では無かったけれど 読んで良かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごく面白くて一気に読みました。レビューを読むと分かる通り、賛否がはっきり分かれる作品だと思います。 個人的には主人公の塔子には共感出来ないんですが、彼女の気持ちは文章を通じてよく伝わってきました。 設定は首都圏に住むアラサーの女性のはずですが、今時結婚と当時に義両親と同居(夫は一人っ子)という専業主婦がリアリティにに欠けるなと思いました。 自分の周りには都会でそういう結婚生活をしている若い女性はいないので。 それに物語の最初は姑ともうまくやっていて専業主婦生活を楽しんでいる設定になっていましたが、それはないんじゃないかなぁと思います。 とても面白くて続きが気になるのだけど、んーそういうことは実際にはないんじゃない?って思うところがポツリポツリとあったので星4つです。かつての不倫相手と友人の結婚式で再会までは分かりますが、その後飲みに行ったり、彼の会社に再就職するあたりが、この主人公の性格からするとちょっと無理がある感じが。 面白いんだけど、んーなんでそうするの?という疑問符が常に付きまとってしまうのは、単に主人公の生き方に共感出来ないだけかもしれないです。これを読んで女性のセックスにおける「ノー」は「イエス」だと男性が勘違いしないで欲しいなとも思いました。 最後は平穏な結婚生活にどうやって戻れるのか不思議に思いました。これだけ壊れた夫婦関係って修復可能なんでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アラフォーシングルマザーです。 こういう女の人、いますね。 主人公のような人に共通しているのは、自分のことを今の満たされない状況から、救い出してくれる"誰か"がいる、と勘違いしている点です。 そんな"誰か"なんて、いるはずもないし、そうであってはいけないのです。それは男も女も同じ。自分を救い出せるのは、自分だけ。 自己肯定感が低すぎて、これじゃ一生幸せにはなれない。 主人公の女性の描写がリアルなだけに、余計に共感できない。 あと、男から見たら、めちゃくちゃ使える女。いつでもやらせてくれるし、勝手にあれこれ考えて自己完結してるから、面倒なことを言わない。 これなら娼婦のほうがお金もらってるだけ、まだマシ。 何が不快かって、この小説を女性が書いているということが不快。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
"君自身の人生を納得いくように戦ってください" という台詞が私にとっての宝物になりました。 他のレビューも見て、わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないリアルがあるお話しだと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
よい | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不倫している主人公は、途中 「罪悪感ではなく、倫理観でもなく、自分自身が混乱せずに生きていくために」 別れるべき、と常に揺れ動く。 これが不倫をしている人の率直な考えなのではないだろうか? 良くも悪くも全体的に綺麗にまとまっている小説だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
途中途中の情景の描写は好みがあると思いますが、人の気持ちの描写がとても引き込まれました。 言葉にならない感情が腑に落ちる言葉でした。一部の方だけが共感できるわけではなく、登場人物ごとに思い入れやすいと思います。主人公の目線で話が展開していますが、他の人の心情も見て取れるようでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子育ての中の孤独、 夫婦のすれちがいを書いている箇所は見事でした。こんな描写ができる作者だったのか、と。 妊娠、育児をきっかけに、仕事をやめてしまった女性には、深くささる本なのではないかと思います。 夫婦の問題だけに的をあてて本をまとめたら、★5の素晴らしい作品になったのではないでしょうか。 残念なのは、その夫婦問題を掘り下げるための道具として、不倫や、病気、ありきたりで安いエピソードを入れてしまったこと。ドラマティックにしたかったのでしょうか。おかげで、主人公にも感情移入できなくなってしまったし、間延びしてしまいました。 それでもまだ、不倫展開まではよいとしても、最後の、不倫相手が余命僅かになる設定なんて、最悪ですよね。 一気に寒々しい、陳腐な展開になって、とてもがっかりしました。 その上、娘をおいて家を出ていくところなんて、興ざめもいいとこでした。 長編にしたせいで駄作になるよりも、熱量を保つことができるような短編で良いのでは? そうすれば、島本作品はもっと名作になると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
イケメンの夫と可愛い娘をもつ主人公が、元恋人、それも大学生のときの歳上の男性と再会して、官能小説の世界に踏み入る物語。妻であり、女性であり、元彼女である主人公は、踏み入れたらいけないのを承知で、いとも簡単にエロティックな欲望の世界に踏み込む。主人公を擁護し応援したくなるほど魅力的にみえてきます。とびきりの美人ではないが、男性受けする主人公の恋は、官能愛から純愛に変わるようにエンディングを迎える。直木賞を獲りそうな小説でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み進みたいのだけれども、とても一息に読み通すことは出来なかった。これまでの人生を振り返り重ね合わせてしまう。濃淡の違いこそあれ、それなりの年齢であるならば、少なからぬ人々にとって、何かしら思い当たるところも有るのではないか。無傷で生きることは難しい。遠い記憶の淵に沈んでいたはずものが抉り出され、ヒリヒリとする胸の痛みを、息苦しさを、忍びながら、休み休み、幾度もページを後戻りさせながら、行きつ戻りつ、何とかやっとの思いで読み終えることが出来た。煩悩も生きていればこそということか。今ここに生きて在ることの、根源的な果無さと其れゆえの狂おしいまでの愛おしさを描き切った傑作と読み取った。 島本理生さんの作品はこれが初めてだが、この小説がわずか31歳のときに書かれたことに只々驚嘆する。天に与えられた才能とはこういうことを言うのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み手の立場の違いによって印象が別れる作品はないと思う。不倫にばかり目がいくひともいるが、 現代の母親がもつ問題をこれほど盛り込み問題ごとの母親の素直な気持ちを描けた作品はない。不倫は主人公が日常を見つめ直すきっかけにすぎない。働く、働きたい母親が理解のない中で懸命もがいている姿に感動する。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は通勤で本を読むことが多いのですが、あまりふさわしくない内容が多かったために 躊躇われるものでした。女性用のAVってこんな感じなのかなと想像していました。 温泉旅行や車でのシーンなど、こんな展開あったらいいな、という夢想が続きます。 帯や売り文句から色々と期待はしていたのですが、これはやられたなと後悔していました。 しかも終盤は重要人物の死を匂わせる展開で、まさかこのまま退場させるのかとあまりに単純な終結方法に 呆れかけましたが、そうはならず最後に少し人間関係の深みを感じられるような展開があり、ホッとしました。 私は30過ぎの単身男ですが、正直AVのような展開は楽しめませんでしたが、主人公と 同じように日々悶々とした家庭生活を送っている主婦層には自己投影もできて楽しめる部分もあるのかなと、 勝手に想像しました。 まあ人生そんな単純ではないと思いますが | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!