■スポンサードリンク
陽気なギャングの日常と襲撃
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
陽気なギャングの日常と襲撃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 81~100 5/6ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正確には星3.5とつけたいところなのですが個人的にキャラクターが大好きなので繰り上げて星よっつ。 相変わらず会話が絶妙でフランス人によるアメリカの通販番組のようにちょっとオシャレで軽快なジョークが味わえます。通販番組特有の大仰なわざとらしさがたまに気になりましたがご愛嬌かな… 今回恐らく作者自体も思っていたんじゃないかと思うのですが、無理矢理な感じが目立ちます。相変わらず複線も細かいし(やはり無理矢理感が否めませんが)前作の事件の話を持ち込んでいたりもするので前作から本作まで一気に読む方が良いと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「というわけで銀行強盗は4人いる」 前作『陽気なギャングが地球を回す』に登場した、個性豊かな4人組銀行強盗が、偶然巻き込まれた誘拐事件に挑む。 あいかわらずの伊坂節全開。軽妙でテンポよい会話の数々。しかも、これらが後からじわりと効いてくる伏線にもなっている。無駄がない見事な構成。うまい。うますぎるよ、伊坂さん。 登場人物はあいかわらず個性豊かで魅力的。前作ファンなら思わずニヤリとすること請け合い。 ただ、少しだけ残念なのは、前作で見事に生かされたそれぞれのキャラの特性が、ちょっと中途半端にしか生かされていないこと(もしくは、無理矢理役立つシーンを作っていること)。 前作があまりにも見事であっただけに、本作はちょっと無理があるかな、と感じさせる。 本作は単独で楽しむというよりも、前作のファンに贈るファンブックと考えるのが一番!前作ファンなら、素敵な4人組に再会できるというだけでも、読む価値ありです。前作を未読の方は、まずはそちらから。絶対おすすめの面白さです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作を読み伊坂作品にはまってしまいました。それにしても伊坂作品は一見ばらばらのストーリーを後半一つに収束させていくうまさが逸品。特に陽気なギャングシリーズは軽快な会話がとても楽しいですね。それぞれのキャラも魅力的で好きな作品です。 もう一つストーリーが意外性にかけるような気がしましたが、読み終えた後の軽快感はこのシリーズならではです。 続編さらに期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
話が一本に繋がっていくとこはさすがで、ぞくぞくして読みました。会話のテンポがおもしろい。陽気なギャングが地球を回すを読んだ方は是非読んでみてください。また四人の銀行強盗に出会えるでしょうか?楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どこからストーリーが展開していくのだろうという気持ちで読み続けていくのは、正直つらい。読了して「著者あとがき」を見ると「この本を楽しむには前作を読んでないと絶対ダメ」というようなことが書いてある。伊坂作品をたんねんに拾っている読者は別として、本作品を単独で手に取った人だって少なくなかろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作を読み、期待をして2作目。裏切りません。 確かに、どんな作品も2作目は皆さんいろいろな 先入観を持って入り込みますから、賛否両論飛び交う のは否めないですが。。 何気ない台詞、一言が、期待通りに繋がる。無駄がない。 私は好きですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これからはもう続編が出ても読まない…と思う。 なんだか洒落た雰囲気を出そうとして中身が無いソダーバーグの映像みたいな印象。(ソダーバーグは映画によってバラつきがありますが。) 饗野とか最早ただのウザキャラだし。 娯楽小説だからアレでいいのかもしれませんが…。 前作よりも見せ場も無いしテンポも悪い。 まさに前作がオーシャンズ11、今作がオーシャンズ12、と言った感じでしょうか。 洋画めいたセリフ回しを楽しみたい方はどうぞ。 厳しく星2つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このひょうひょうとした感じは最高なんですが、話を広げすぎたためか消化不良の感が否めません。なのでいつものようにパズルのピースがきちっとはまった時のような気分を味わうことはできませんでした。個人的には前作の方が楽しめると思います。ですがこのシリーズは大好きなので(特に雪子さんが)続編に期待したいと思います! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Eventually the novelist didn't write the detail of the incident that happened to Fujii. Surely I was content with this novel after reading it, but soon I changed my feelings because then I remembered that part is not explained concretely.However, I think this novel is well written as a whole.I want to recommend it to people who little read because this novel is very easy to read. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は間抜けな脇役の登場!元祖に近いボケとツッコミ具合も楽しかった。気に入ってしまいました、この2人。 どんどん続編を出していって欲しいと切に願います。こういった楽しい本って少ないですからねぇ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前半の短編はおもしろかった。 だけれど、後半に入って、それが長編にかかってくると、くどくなった。 でてくる人間が多すぎて、むりやり感と、独特のスピード感に混乱してしまった。 もうちょっとしぼっても良かった気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「陽気なギャングが地球を回す」の続編.通常続編はあまり面白くない.時々面白いものはあっても「前作ありき」で成り立っている.はてさて本作は・・・ 流石は伊坂幸太郎.無駄なプロットは微塵も無く,完璧な形で物語が成り立っている.単独で見ても十分に楽しめる作品だ.また会話が面白い.この作品に限ったことではないが著者の作品は無意味なこと,無駄なことを散々喋らせて,あきさせないのはすごいの一言.今後の作品にも期待したい. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あの4人が帰ってきました!! 『陽気なギャングが地球を回す』で、素敵なショウを繰り広げてくれた個性豊かな4人組が帰ってきましたvv 4人それぞれの短編かと思いきや、実はすべてが繋がっていた!? 読み出したら絶対に止まらないですよ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
相変わらず軽快なテンポでキレがいい。 そして、意味不明の「諺」「格言」が終わってみれば「名言」になってしまっている!? とにかくボケボケしている時にはちょうどよい本ですね。 何も考えなくていいし(笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂幸太郎と言うと、 裏切りを物語にちりばめるのが上手い作者と思っていたのだが、 この物語は良い意味で続編のセオリーどおりの展開。 今まで裏切られ続けられていたため、 その「続編」のイメージ(つまりは、予定調和)すらも、 軽々と裏切ってくれるのか?と期待していた僕には、 単にオシャレ感のみが際立っており、 若干の物足りなさを感じたが、 それでも「続編」としての期待通りの面白さを発揮してくれた。 内容は、 映画化もされている1冊目の 「陽気なギャングが地球を回す」 で活躍した4人のギャング=強盗が生み出す爽快な活劇。 各章ごとに1人1人の物語が繰り広げられ、 最終章で全ての物語が「誘拐事件の真相」としてクロスオーバする。 各章である人物のとった行動が他の物語に影響する群像劇の形態をとっている。 すっきりと気持ちよく読める本をお探しの方にはオススメの本だ。 なお、この本を読む前に1冊目を読んでおいたほうがより楽しめると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「陽気なギャングが地球を回す」の続編にあたります。 伊坂作品は全て読んでいますが、「〜地球を回す」はエンタテイメント色が強い作品です。 本作も当然エンタテイメント色が強く、スピーディーな展開を見せてくれます。 ちょうど小気味よいテンポの映画を見ているような感覚がしました。 登場人物も魅力的で印象に残る人々ばかりです。 普段読書をされない方でも、映画か何かで興味を持たれたら 読んでみても損は無いと思います。 前作を読んでいなくても楽しめますが 所々に前作の内容が散りばめられています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
綱渡りのストリー展開がウリの伊坂氏の作品。はらはらしながら読み勧めるがいつもの説得力が無い。無理に長編に仕立てないほうがよかったのでは。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編のようで短編ではない。独立した話のようでそうではない。 それぞれの話が微妙にリンクしているところがある。作者得意の 手法だ。今回も起こる出来事はけっこう深刻なものが多い。だが 4人なら何とか解決してくれるだろうという安心した気持ちで読んだ。 彼らのチームワークは抜群。そして、飄々とした外見からは想像も 出来ないほどの洞察力。充分に作品を楽しんだ。できるなら、また 4人に別の作品で会いたいものだ。作者にぜひお願いしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『魔王』、『砂漠』、『終末のフール』と、このところミステリー色の薄い作品が続いた伊坂幸太郎だが、映画化された『陽気なギャングが地球を回す』の続編である本書で、久しぶりに「独特の浮遊感のある、人を喰ったような」伊坂ワールドを展開している。 本書の楽しみ その1:第一章で4人のメンバーがそれぞれ独立して“日常の謎”を解く。 倉知淳の『猫丸先輩』シリーズを彷彿とさせる “日常の謎” それぞれの内容と、その解明も面白いが、公務員である成瀬や、喫茶店のマスターである響野、派遣契約社員である雪子、どうもフリーターらしい久遠、それぞれの<本職>を垣間見ることができるのは興味深い。また4つの事件が全体でひとつにつながっているという仕掛けも楽しい。 本書の楽しみ その2:“誘拐された社長令嬢救出”で4人が演じるドタバタ劇。 第二章から、第一章でたくみに仕掛けられた本筋の騒動に4人が一気に巻き込まれてゆき、それに引きずられるようにズンズン読み進めてしまうストーリーの面白さ。 本書の楽しみ その3:前作『陽気なギャングが地球を回す』から引き継いている趣向、各章、各パラグラフの冒頭の「言葉の意味」を紹介する広辞苑のパロディ。そしてメンバー間の会話で交わされる「格言」の数々。 それぞれが、いかにも「人を喰って」いて「浮遊感があり」、伊坂ワールドを遺憾なく表している。 本書は、エンターテインメントとしては申し分ないが、惜しむらくは、4人の本職(!?)銀行ギャングの場面が1回だけで、しかもそれがストーリーのメインにはなっていないこと。私個人としては響野の演説をもっと聴きたかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1章はタイトルにある『日常』の部分です. もちろん一般的な日常生活などではもちろんないわけで, それぞれが事件に巻き込まれ,それぞれの個性のもと解決していきます. また,この章で4人が揃うことはないのですが少しずつリンクしており, 読み終えたとき,4つ事件の時系列が判明しスッキリと繋がるようになっています. 2章以降が『襲撃』の部分. 物騒なタイトルにも惹かれどんな強盗劇を?と期待するも, 残念ながら今回は銀行強盗がメインではありませんでした. それでもちゃんと別の事件が用意されており楽しませてくれます. もちろんこの『襲撃』も『日常』とリンクされており, 伏線回収というか「あぁあのときの」と思うところがいくつか. これはニヤリとさせられるところだと思います. おしゃべりな男の口先はさらに滑らかになっているようで, 会話のシーンが目に浮かんでくるようで何度かクスリとさせられました. 長編ミステリとなっていますが,痛快娯楽作とでも表現したいです. 一応,前作を読まなくても話はわかるようになっていますが, やはりそれぞれの個性や特技を把握するには読まれておいたほうがよいかと. | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!