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陽気なギャングの日常と襲撃
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陽気なギャングの日常と襲撃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全106件 61~80 4/6ページ
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「陽気なギャングが地球を回す」の続編です。 おなじみの4人組、成瀬、響野、久遠、雪子と、サブキャラの祥子や田中など、個性的なキャラクターが引き続き活躍します。 全体は2部+αといった構成で、第一部は4人のギャングたちそれぞれが中心となった4つの短編。 第二部は、その短編の内容を引き継ぐ形の本編です。 あとがきで作者が「本当は8つの短編にしようと思ったが、4編書いたところで方針を変えた」といった内容のことをいっているのですが、確かにちょっと一貫性にかけるというか、一つの話にもっていくには前半で話が広がりすぎた印象がなきにしもあらず、です。 でもなかなか上質なエンターテイメント作品です。 最後まで楽しませてもらいました。 星を一つ減らしたのは、前作でなかなかいい味を出していた雪子の息子慎一が全然出てこないのが不満だったからです。 最後に単行本には未収録の短編が一つ入っています。 短い話ながら4人がちゃんと活躍していて、ちょっと得した気がします。 蛇足ながら、本作を楽しむには前作を先に読んだほうがよいと思います。 特に田中なんてキャラは、前作を読まないとどんな人か分からないかも。 | ||||
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「陽気なギャングが地球を回す」が面白くて購入しました。4人のキャラクターの個別のエピソードが出てくる前半部分は面白く、それらがだんだんと結びついていく後半も、いつもの伊坂節だなと楽しめましたが、調子が上がりきらないうちになんとなく「おしまい」になってしまい、ちょっとガッカリです。後半部分、もう少しひねりが欲しかったなァ。「オーデュポンの祈り」で、何だこりゃ?と読んでいくうちに、これってミステリーだったんだ!と驚いた新鮮さ、「ラッシュライフ」で何だか訳の分からなかったものが最後に、な〜るほど!と全て結び付いていくスッキリ感、が、だんだんと減ってきているような...。と、以前の作品からの期待感もあったために、少しガッカリ感が大きかったので、★3つです。 | ||||
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あの4人が帰ってきた!!! 個性的で愛すべき銀行強盗。 この作品での最大の魅力は、彼らのやり取りの絶妙な会話部分と言っても過言じゃ無いかも・・ ユ-モアにあふれたその会話部分は、作品を盛り上げ、作品世界に読者を捕らえて話さない。 伊坂作品の中では、ライトな感じもある1品ですが、登場人物が生き生きと跳ね回ると言う点では文句無しの伊坂ワ-ルドです。 1作目で、あの4人に魅了されたあなたなら、絶対に満足するはずですよ | ||||
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前作の「陽気なギャング〜」では 息継ぎをしない勢いで読むくらいの 軽快な流れを感じました。 今回は前回以上の期待をしてたのですが 所々"クスっ"と出来るのですが、、、 なんだか読み終わった時に 爽快感が感じられなかったのがとても残念です。。 | ||||
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「陽気なギャングが地球を回す」の後日談. マンガ的なキャラクターと日本人作家離れしたウィットに富んだセリフ回しは健在. 犯罪者集団としてはルパン三世に比肩するキャラの立ちようと言いすぎかw もっとも,別々の短編を並べてから,そこからつながるように長編に仕上げたようで 前作に比べると全体の構成はゆるい印象. その分,肩の力を抜いて(前作も気合を入れて読むような作品ではなかったけどw)楽しめるが, 一部のキャラには見せ場が少なかったような気も・・・. その点を1点減点. | ||||
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これまた傑作♪元々短編だったのを力業で長編に仕上げただけあって変則的な長編ではありますが、これぞ伊坂幸太郎な台詞回しや展開が楽しめます。難しいことを抜きに純粋に娯楽作品として楽しみましょう! | ||||
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伊坂さん大好きです・・・♪ 買ってよかった〜! どこの本屋でも見つけられなくて、 やっとここで見つけて購入! 前作を読んでからの方が 断然楽しめると思います!! | ||||
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初出は月刊『小説NON』2004年5月号。リリースは2006年5月20日。『陽気なギャングが地球を回す』の続編。面白いのは、当初、4人のメンバーを毎回主人公を変えて、短編集を作ろうとしたのだが、4つ書いたところで違和感を覚えたとのことで、4つの短編を第1章にして長編にし直したところだろう。元の短編は大がかりな改修工事が施されている。 つまりこの4人のメンバーはやはり有機的に反応し合うから面白い、ということに作者自身が再認識したということなのだろう。それ以外にも伊坂ワールドの有名人がちょろちょろと顔を出すところが面白い。 作者は気付いているか分からないが、主人公4人以上にぼくは田中のファンだ。結構そういう人がいるかもしれない。 | ||||
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陽気なギャング第二作として前作よりも登場人物が増えて濃いものでした。物語の4つの話が1つになり始めたところからが見応えあったなと、、 | ||||
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『陽気なギャングが地球を回す』の続編。前作を読んでいると楽しいこと請け合いだが、本書から読み始めても何の問題もない。 どうなのだろうか。面白いのだろうか、この本。従来の伊坂作品からすると、文体やノリはいっしょだが、どこか核となるものが抜け落ちてしまっているような気がする。普通に面白い話だが、ただそれだけというような。 逆に、伊坂作品の読みにくい要素が抜けてしまったとも言える。そのため、最後まで気楽に読むことが出来た。うーん、どう評価したものか。 | ||||
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大人の香り、真剣なときに起きるズッコケパターンがおもしろい。プロにも読めない不測事態に、滑りながらひとつの頂点にチャレンジしていく姿がすてき。また、その遂行過程で、客観的に自分たちがいる状況を判断し、共同作業を円滑にすすめる上でかかせないユーモアの会話がかっこいい。こんな4人と仕事をしてみたい。 | ||||
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映画みてガッカリしたすぐ後に読みました! 4人の日常が個々に丁寧に描かれていてそれが徐々に1つになっていく。。。 とっても読んでいて爽快でした。 前作を見ているから余計に内容がわかって面白さが増しますが これ単体で読んでもそれなりに面白いと思います。 | ||||
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前作(陽気なギャングは世界を回す)の続きで、初めに4つの短編があってこれが「ギャングの日常」、それにつづく中編小説が「ギャングの襲撃」という構成になっている。 読んでいて楽しいのは前作と同じ。 作品のレベルは、うんそうですね、短編は申し分ないのですが中編小説はちょっと低い。 短編が面白かったからわたしとしては文句はないけれど、文庫になってから買うという選択もありかと思います。 後続の中編小説は襲撃先が銀行じゃないから、金目当てじゃないからつまらない。 ギャングの目当ては「金銀珊瑚」じゃないとね〜〜。 ついでに人助けはOKですが、人助けを目的にしちゃギャングが廃る。 文庫になるまでに時間がかかりすぎて、なんだっけ前の話は?が予測される場合は、すぐにお買い求めいただきたく。 | ||||
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他人の嘘が見抜ける男、完璧な体内時計の持ち主、天才スリ師、演説の名人。 銀行強盗である4人が、べちゃべちゃとくだらない話をしながらトラブルに巻き込まれていくシリーズの2作目。今回は銀行を襲いつつ、人助けをする話。 一応サスペンスの形をとってはいるものの、起こる事件や謎についてはあまり評価はできません。著者自身が「現実離れした内容になりました」と言っている通り、都合のいい偶然が起こりすぎ、うまい方向に話が進みすぎです。 とは言うものの、本書の魅力は事件解決にあらず。主役の4人組がユーモアな会話を繰り広げながら、それぞれの特殊な能力を使い活躍していく姿がなんともいえず面白いのです。ギャング団というよりはギャグ団? | ||||
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最初。みんなして、出てこないのかと、思って。 読み進めるのに、時間をとっちゃったんだけど…。 スピード出ました。良かったよぉ。 前作ほどのサプライズはなかったかもしれませんが。 予想しちゃうしね。こういう性格だからって…。裏読み?早読み?ね! ほぼ、全員に会えたよね。うれしかったぁ。 また、会いたい。 ぜひ会いたい。って思っているアタシ。 身近な人にね。ダブってきちゃったりして。 また、新たな読み方を発見してしまいました。 よ!!! | ||||
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伊坂さんの本は、『重力ピエロ』『オーデュポンの祈り』『砂漠』に続く4作品目です。 前作(『陽気なギャングが地球を回す』)があることを知らずに、こちらから読んでしまいました。 が、とくに気になることなく楽しく読み終えました。 登場人物一人一人がとても魅力的に描かれていて、多分それは台詞まわしなどから感じられると思うのですが、銀行強盗なのに思わず好感を持ってしまうものでした。 | ||||
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質が落ちたように思う。 第1章で4つの独立したように見える話が実は関連していて、中盤からそれらがだんだん明らかになっていく構成だが、前作「地球を回す」で力を入れすぎてしまったのか、「あっ」といえるサプライズ要素がなかった。 「あの四人」に「会えた」という点ではうれしいけれど、サスペンス色こそあるが、意外性がなかったのには残念。「地球を回す」が驚きの連続だったために、驚きが少なくなってしまうと、質が落ちたように見えてしまった。本当に残念。第3作目の予定はあるのだろうか? | ||||
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「陽気なギャングが地球を回す」の続編です。 今回の設定は、4人の主人公の日常の話から始まります。そしてバラバラだったはずの、それら四つの話が、一つにまとまるという、お得意の手法が使われてます。 響野と久遠の会話のやりとりは、相変わらず面白いです。 | ||||
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いやー、面白かったです。台詞回しが軽妙で良いです。 でも2作目ともなるとパターンが出来上がってくるのも事実。 久遠が財布を盗み、成瀬が計画を立て、響野が騒いで(笑)、雪子さんが運転というパターン 伏線の張り方は相変わらず絶妙で最後まで見事につながっています。 笑えるクライムコメディー好きの方はぜひ! | ||||
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響野氏が出ている、それだけで星5つですね。響野ファンなら当然でしょう。 前作”陽気なギャングが地球を回す”で響野氏に魅了されたのなら、本作も間違いなく魅了されるはずです。 また、前作を読んでいない方、前作を読んで”響野”を体験しましょう。 そのほうが本作を楽しめますよ。 さて、本作を読んだ第一印象ですが、久遠、面白くなったなーでした。 今回は久遠もなかなかいいです。響野氏はもちろん最高でした。 またいつか響野氏に会いたいものです。 | ||||
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