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陽気なギャングの日常と襲撃
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陽気なギャングの日常と襲撃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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プレゼント用で不明 | ||||
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会話劇が魅力の作家さんなので、 その点では今回もいいです。 今回もというのは、 前作がある続編だからなのですが、 まあ、他の作品も魅力は一緒です。 なんなら全部、 会話だけでいいくらい。 喫茶店だの映画の待合所だの、 場所とメンバーだけ変えれば、 それが一番面白いんじゃないかなと、 いつも思わされるくらい。 というか、 そう思うということは、 他の要素は雑味に近いからで。 ぼくは銀行強盗ものが苦手です。 ただ本作は、 ワンパターンに陥りがちな、 銀行強盗ものを、 ヒーローものにすることで、 つまらなくなくしています。 ギャングというか、 ファミリー向けの義賊ものですね。 悪役が登場すると、 なんか待ち時間になっちゃうやつ。 そのへんの退屈さが、 マイナスに感じました。 最後の恋愛ものも、 んー。いや、いいんだけど、 んんーとしか。 初期の作品ということで、 よさは強く出ているかわりに、 逆の部分も強く出てるのかなと。 嫌いではないです。 ちゃんと最後まで読めますが、 最高ではなく、 なんざこらという部分も、 確実にあります。 ぼくは観ないですが、 ディズニーのヒーローものとか、 あーゆーアトラクション的な、 安心して楽しめる映画が好きなら、 この感じも楽しめそうかなと。 | ||||
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2006年発表の作品。前作、陽気なギャングが地球を回すの続編です。前作を踏まえて、いろいろ書いてあるから、それがたまらない。同時進行している物語が実は関連していて、最後に見事に融和する。よくできています。 | ||||
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が、自分的には「誘拐事件」辺りからちょっとリズムがだれた感じがしないでもなかった。 多分、前半のテンポが余りに良すぎて対比すると↑の感じがあるだけなんだけど。 気軽に陽気に楽しみました。 | ||||
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前作の『陽気なギャングが地球を回す』のスピンオフ的なストーリー。 タイトル通りギャング達の日常が垣間見れ、 『…地球を回す』を読んだ人にはへぇとかウンウンとかクスッとかの部分がところどころあって楽しめる。 ただストーリー的にはちょっぴり消化不良…だったかな | ||||
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前作「陽気なギャングが地球を回す」に比べると若干インパクトに欠けましたが、セリフが洒脱で、この頃の伊坂作品は特に好きです。 | ||||
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『陽気なギャングが地球を回す』の続編。面白い。 それぞれが個性的な仕方でスマートな、クールで、泥臭くはないんだけど、でも人間的な、そんな四人の、意味深なんだか口先だけなのかよく分らない気の利いた遣り取りが、テンポよくポンポンと飛び出してくるのが心地いい。物語も、時に目も眩むように、小気味よく展開していく。前作同様、幾つもの伏線を張り巡らして、でもそれが伏線だって云うのは最初のうちは分からなくって、それが最後にヒョッコリ顔を出して、全てが丸く収まっていくあの爽快感。なんだかんだ云って、"ギャング"たちはみんな優しくて、「気持ちのいい連中」だ。 軽薄と云えば軽薄なのかもしれない。無数に散りばめられたあの警句じみたお喋りも、すぐに忘れてしまうだろうとは思う。でも面白かった。それで十分。 巻末に収められた"ボーナストラック"、30ページにも満たない短編だけど、"ギャング"たちの個性がしっかり詰まっている。また本短編の主人公二人の物語も、何だか本当に起こっちゃいそうな人生の断片。 | ||||
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どうやら、別の作品にすでに登場したギャング4人組が主人公となっている物語。 知らずに、こちらから読んでしまいました。 半分が短編集で、残り半分が中編、それぞれの伏線がつながっているという、ちょっと変わった構成。 話しのテンポも悪くなく、ギャグ的な面白さも、伏線を活かしたミステリー的な面白さもある。だが、どうもこちらの作品から読んでしまうと、ギャングそれぞれのキャラが今ひとつわからないというか、魅力を感じられない部分がある。 このあたりは、前作を読んでからこちらの続編を読むのが正解、ということなのだろう。 | ||||
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2作目で超個性派の4人がさらに生き生きしてきたように感じます。 ただ、スリの技はちょっとやりすぎでは? ストーリーの重要部分に乗っかりすぎのように思います。 | ||||
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個性溢れる登場人物とあちこちに張られた伏線と、細かく絡み合う時系列。相変わらず面白かったです。が、ちょっと間延びした感がありましたね。出てくる人物も面白いし、ストーリーも面白いけど、前半部分のスピード感に対して後半の間延び感がちょっと読むのに飽きるかもーっと。でもハズレではないです。続編も読みましたが、結構面白かったです。 | ||||
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4人の銀行強盗と彼らにまつわる誘拐事件の顛末記。短編集のように始めるが、複雑の絡み合いながら収束してゆく手法はさすが。ただ、今回の事件に顔を突っ込み、リスクを負い、あまつさえ強奪した金の一部を間抜けな誘拐犯の家族に送る儀賊っぷりには少々興ざめした。悪人は悪人らしくしろよ、誰も感謝なんかしねーぞといいたい。 | ||||
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特殊な能力を持つ四人の銀行強盗が巻き込まれた四つの奇妙な事件。華麗なる銀行襲撃の裏に社長令嬢誘拐が連鎖する。 ある本質を見抜くことによって、個々が独立しているように見えるものにも相関を見いだす事ができるのかもしれません。 「おまえは何でも先を見透かしているが、それで本当にいいのか?先のことがわからないから、人生は楽しいんだろうが。手品の種を知って、ショウを楽しめるのか?」 | ||||
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前作に続いて、 陽気なギャングたちの、 憎めない悪だくみ? 元は短編で、 それぞれの日常を描いていた。 それが、連作として単行本化したとのこと。 手の込んだトリックや、 難解な推理など皆無。 ただ、ただ、 愛すべきキャラクター達の、 間の抜けた計画。 結果、オーライ、みたいな??? 新たな愛すべき登場人物たちも加わって、 現代版鼠小僧、とでも言えるのかな。 軽い感じで読める、 痛快活劇ですね。 | ||||
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「陽気なギャングが地球を回す」が面白くて購入しました。4人のキャラクターの個別のエピソードが出てくる前半部分は面白く、それらがだんだんと結びついていく後半も、いつもの伊坂節だなと楽しめましたが、調子が上がりきらないうちになんとなく「おしまい」になってしまい、ちょっとガッカリです。後半部分、もう少しひねりが欲しかったなァ。「オーデュポンの祈り」で、何だこりゃ?と読んでいくうちに、これってミステリーだったんだ!と驚いた新鮮さ、「ラッシュライフ」で何だか訳の分からなかったものが最後に、な〜るほど!と全て結び付いていくスッキリ感、が、だんだんと減ってきているような...。と、以前の作品からの期待感もあったために、少しガッカリ感が大きかったので、★3つです。 | ||||
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前作の「陽気なギャング〜」では 息継ぎをしない勢いで読むくらいの 軽快な流れを感じました。 今回は前回以上の期待をしてたのですが 所々"クスっ"と出来るのですが、、、 なんだか読み終わった時に 爽快感が感じられなかったのがとても残念です。。 | ||||
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『陽気なギャングが地球を回す』の続編。前作を読んでいると楽しいこと請け合いだが、本書から読み始めても何の問題もない。 どうなのだろうか。面白いのだろうか、この本。従来の伊坂作品からすると、文体やノリはいっしょだが、どこか核となるものが抜け落ちてしまっているような気がする。普通に面白い話だが、ただそれだけというような。 逆に、伊坂作品の読みにくい要素が抜けてしまったとも言える。そのため、最後まで気楽に読むことが出来た。うーん、どう評価したものか。 | ||||
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質が落ちたように思う。 第1章で4つの独立したように見える話が実は関連していて、中盤からそれらがだんだん明らかになっていく構成だが、前作「地球を回す」で力を入れすぎてしまったのか、「あっ」といえるサプライズ要素がなかった。 「あの四人」に「会えた」という点ではうれしいけれど、サスペンス色こそあるが、意外性がなかったのには残念。「地球を回す」が驚きの連続だったために、驚きが少なくなってしまうと、質が落ちたように見えてしまった。本当に残念。第3作目の予定はあるのだろうか? | ||||
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前作を読み伊坂作品にはまってしまいました。それにしても伊坂作品は一見ばらばらのストーリーを後半一つに収束させていくうまさが逸品。特に陽気なギャングシリーズは軽快な会話がとても楽しいですね。それぞれのキャラも魅力的で好きな作品です。 もう一つストーリーが意外性にかけるような気がしましたが、読み終えた後の軽快感はこのシリーズならではです。 続編さらに期待します。 | ||||
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どこからストーリーが展開していくのだろうという気持ちで読み続けていくのは、正直つらい。読了して「著者あとがき」を見ると「この本を楽しむには前作を読んでないと絶対ダメ」というようなことが書いてある。伊坂作品をたんねんに拾っている読者は別として、本作品を単独で手に取った人だって少なくなかろう。 | ||||
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このひょうひょうとした感じは最高なんですが、話を広げすぎたためか消化不良の感が否めません。なのでいつものようにパズルのピースがきちっとはまった時のような気分を味わうことはできませんでした。個人的には前作の方が楽しめると思います。ですがこのシリーズは大好きなので(特に雪子さんが)続編に期待したいと思います! | ||||
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