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先生、大事なものが盗まれました
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先生、大事なものが盗まれましたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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『誰が』や『なぜ』ではなく,『何が盗まれたか』を解くという発想は斬新なのですが, SFやファンタジ寄りの真相を,そういうものと押し通せるだけの『勢い』には欠けており, その中でまじめにミステリをやろうとするため,解決をしてもスッキリとまではいきません. 一方,最初の二話で優しく,切ない事件を描いたかと思えば,最後の三話目では一転, サスペンスにオーソドックスなトリックを絡め,『先生』の背景に迫っていく話運びは, 正体自体が早々に明かされる流れの中,その特殊な設定を巧く広げたように感じられます. ただ,三つの派閥がにらみ合う(?)変わった島や,中途半端に終わった脇役たちなど, 舞台や人を活かし切れているとは言えず,終わってみればいかにも顔見せの巻という印象. 終盤で示された今後の展望を含め,次からなのでしょうが,それでも物足りなさは残ります. | ||||
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