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(短編集)
10月はたそがれの国
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10月はたそがれの国の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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中学時代、ブラッドベリを知った思い出の本です。 ブラッドベリの作品の中で一番好きな作品でした。 引っ越し等で紛失しては買い直していましたが… 最近は何処にも売っていず寂しい思いをしていました。 再び手元に置くことができて、とても嬉しいです! 大事にします。 | ||||
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とても良い作品です。 | ||||
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大好き | ||||
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レイ・ブラッドベリの作品で、一番インパクトがある短編集である。あまりにも強烈過ぎて、しばらくイメージをひきずってしまう。【つぎの番】では、墓地の死体をカウントしているフレーズが、最期には自分の番にしてしまうのが面白い。【骨】では、骨に対する鬼気迫る嫌悪感から、最期にはクラゲになってしまうのが実に面白い。長く読み継がれていく聖典であろう。 | ||||
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中学生の時に初めて読んでから何度読み直しただろうか。私のとってはブラッドベリの最高の短篇集。 一番好きなのは「みずうみ」。悲しくも怖ろしい話。高校生の時、銀座のイエナでこの短篇の載っている本を買い、初めて英語で読んだ小説。簡潔で軽やかな文章。波に洗われ、浜辺の喧騒から‘a moment of green silence’につつまれ、そしてまた浜辺の喧騒に戻る。なんて美しい情景か。 The wave shut me off from the world, from the birds in the sky, the children on the beach, my mother on the shore. There was a moment of green silence. Then the wave gave me back to the sky, the sand, the children yelling. I came out of the lake and the world was waiting for me, having hardly moved since I went away. Bradbury と The lake でググると、原文が出てくるので、この本が気にいったら、ぜひこの短篇だけでも原文で読んで欲しい。 | ||||
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Very best of Ray Bradbury. Illustrations are collectables!! | ||||
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古本屋でこの表紙絵を見て気に入って思わず買ってしまった。だから著者名はなんとなく知っていたが、この作品が著者の代表的短編集であることは読み始めて初めてわかった。といっても、何しろほとんど500頁のボリュウムがあるので、読み終えるには苦労した。 全部で19の短編が収まっているが、気に入ったのは順に「つぎの番」「みずうみ」「使者」「群集」くらいで、実は半分以上がそうじゃない作品だった。しかし「つぎの番」は2番目に載っている作品で、「ふーん」という感じで読み終わったのだが、よーく思い返すと背筋がゾクゾクしてきて、こりゃ凄い!に変わったのだ。なおメキシコのミイラは今も有名で「ミイラ博物館」で見学できる。 このゾクゾク感を知ってしまうと、簡単には読み飛ばすことができず、「みずうみ」「使者」を読むとその独特の世界に引き込まれて最後まで読まされてしまった。 | ||||
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中学生の頃からの大ファンです。ブラッドベリの短編集は、10冊以上読みましたが、「10月はたそがれの国」が一番好きです。それぞれの話の面白さは、言うまでもありませんが、奇妙な挿絵が実にいい。異次元の世界に誘い込まれそうです。5年前に91歳で大往生したレイ・ブラッドベリ。この先300年は、彼を超えるストーリーテラーは、誕生しないだろう。 | ||||
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ファンタジックで、独特な美学があって、魅了されました。 愛読してます。 | ||||
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伝説のWeird Tales誌掲載版を集成したのがハヤカワ文庫版です。 1冊だけなら断然こっちをお薦めします。 挿絵入りですから!パジェットの絵とホームズ物語の例をあげるだけで充分でしょうが、雑誌でイラスト付きだったものは、全て挿絵入りにして欲しい、と思います。 この本のイラストについて調べてないので、これが雑誌版だったかどうかは知らないのですが… でも、忘れられない挿絵です。 数十年たちますが、まだ強烈に覚えています。 表紙も是非旧版を復活させていただきたいですね。 | ||||
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中学生の時夢中になった本。 何故か強い旅愁にかられ、本の中に帰るべき所があるような気がした。 表紙やイラストがムニャイニであった事も重要であった。 ムニャイニ・ヴァージョンを失くした今、もう一度手に入れたい。 | ||||
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毎晩「鏡の迷路」にやってくるこびとがいた。なぜ彼は毎晩やってくるのか?その目的を知ったエイメーは 彼に興味を抱き、彼のためにある行動に出る。けれど、その結末は・・・。「こびと」を含む19編の短編を 収録。 ちょっぴり怖く、そしてミステリアス。時には人の醜い面を見せつける。この本の中には多種多様な物語が 詰まっている。 「こびと」は、ひとりの女性の好意がある男のために台無しになる様を描いている。ラストがとても印象的だった。 「小さな殺人者」は、かわいいはずの赤ちゃんが恐怖の対象となる衝撃的な話だった。「まさか、そんな動機で・・・。」と 思うが、なかなか説得力のある描写だった。「大鎌」は、大鎌で麦を刈るという単調な作業に隠された秘密について 描かれているが、その秘密に気づいた男の悲劇が胸を打つ。「運命はどうやっても変えられないのか・・・。」ラストは 切なかった。 その他の話も、人間の心理をうまくとらえていて、興味深く面白かった。手元に置いて何度でも読み返したくなる 作品だった。 | ||||
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十代の頃からの愛読書。 『少年が大人になる時に読む何冊かの本』と親しい紳士が名言した本です。 ある人に読んで貰いたくて、差し上げた1冊です。 | ||||
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原書「Dark Carnival」を、東京創元社「10月はたそがれの国」と早川書房「黒いカーニバル」の両者でどう按分しているか、表にしました。 もっとも「10月はたそがれの国」の編集にはブラッドベリの意思も反映されているでしょうから、その時点で自選傑作集だと言えるのかもしれません。 なお「The Night」は連作短編集「たんぽぽのお酒」に組み込まれたとのことです。 10月はたそがれの国 (創元SF文庫) 黒いカーニバル (ハヤカワ文庫 NV 120) | ||||
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創元推理文庫のカヴァーの背表紙には昔、ジャンル別のマークが付いていた事を、若い読者の皆さんはご存知だろうか。 今ではミステリ全般をM、ファンタジイ、怪奇・冒険小説ならF、空想科学小説ならSFと、割と大雑把に記号で示されているが、昔はもっと細かく、「本格推理小説」「スリラー、サスペンス」「法廷物、倒叙」「ハード・ボイルド、警察小説」「怪奇と冒険」「SF」などと細分され、それぞれのアイコンを背表紙に付け、ジャンルがひと目で分かる様にしていたのである。 創元がこのジャンル・マークを廃止して久しいのだが、僕の様なオールド・ファンには少し淋しい気がする。書店に行く度に未だに思うのだが、創元の書棚が(マークが無い分だけ)のっぺらぼうの様に思えて、何だか他の書棚に比べて物足りないのである。 カヴァーのイラストやデザインも若向きを狙っているのか、随分変わった。 本書『10月はたそがれの国』のカヴァー・イラストも、当初は本文と同じくジョー・ムニャイニ(←正しい発音です)のものを使っていた。それがあっけなく没にされたのは、非常に残念な事である。 もし皆さんが古書店で、本書の表紙ムニャイニ・ヴァージョンを見つけたならば迷わずゲットする事をお勧めする。個人的には本書は、それまであまりSFに興味の無かった僕を本格的にハマらせてくれた思い出深い一冊である。 | ||||
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昔、翻訳物ばかり読んでいたころ、好きだった。 今、手元にある本はボロボロになっている。 「みずうみ」も好きだが、一番は「大鎌」。 もしかしたら、あるかもしれないと思わせるところが著者の力量なのだろうが、今でもちょっと怖い。 最近、頻繁に大鎌が振るわれている気がする。 こういう怖いけれど美しい世界を知ってしまったら、とてもじゃないが、最近「怖い」と言われる作品は物足りないし、足元にも及ばない。 これは特に出来の良い作品を集めた短編集である。 ぜひ一読をお勧めする。 | ||||
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ブラッドベリの初期の短編集で19の短編が収録されている。表題のOctober Countryについては冒頭で説明があり、その国はいつも年の後半で、岡や川は霧に包まれ、昼間は短く黄昏の時間が長くて真夜中が続き、秋に染まった人々が暮らしており、雨の様な足音で夜中に通り過ぎるそうだ。 英語の原文を下手な日本語に訳したのでよく意味がわからないと思うが、とにかくこの短編集で描かれるのは何れも奇妙な人々で、結構怖い話が多い。正直言って、2話目のThe Next In Lineでもう読むのをやめようかと思ったが、4話目のSkeleton辺りからだんだんこの不思議な世界にはまっていき、結局最後まで読み終えてしまった。 心温まるような話は皆無で、怖かったり、気持ち悪かったり、物悲しくなったりする話が殆どであるが不思議な魅力を持った短編集だと思います。 | ||||
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O・ヘンリーの短編集とこの本は、この季節、ひんやりとよく晴れた日曜日は思い出して読みたくなります。 高校の時からの習慣ですから何回読み返したかわかりません。 叙情的なのだけどセンチメンタリズムとは無縁の、美しく怖い世界。 どの一編もすばらしいのですが、特に好きなのは「骨」いや「群衆?」「次の番??」ああ決められません。 古くは「トワイライトゾーン」や「ウルトラQ」、「世にも奇妙な物語」などが好きな人ははまること請けあいですのでご用心・ご用心・・・ 作成日時 | ||||
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最高と思います。 読んでいると、自分自身が夢の中を漂っているような感覚です。 特にお薦めは、骨・小さな殺人者・群集・二階の下宿人 でしょうか。 | ||||
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まず不安や恐怖という感情が先にあって、そこから産み出されたストリー。 つまりこれらの物語は、すべてブラッドベリの妄想の産物かも・・・と思わせるところがある。 神経を病んだ人間でなければ絶対に思いつかない内容だという気がする。 | ||||
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