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誰か Somebody
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【この小説が収録されている参考書籍】
誰か Somebodyの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全85件 81~85 5/5ページ
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主人公・杉村三郎はひょんなことから義父の運転手・梶山の死にまつわることを取材することになります。しかし、その事故とも事件ともいえる出来事の裏にはたくさんの人間模様が隠されていました。著者は相変わらず社会の事象を作品に取り入れるのが上手である。思わずこんなことも会ったなぁ、今の世の中こんな感じだよなぁと納得することが多い。愛する妻と幸せな日々を送る杉村にもいろいろな人間模様はあり、姉妹にはお互いを妬み暮らしてきた日々がある。サスペンスもさることながらヒューマンドラマです。 | ||||
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最初は、本当に堅い書き出しで、丁寧に一つ一つを描写していきます。そして話は少しずつ核心へと進んでいく。作者にして本当にうまい展開の仕方だといつもながらに感心してしまいます。姉妹を巡る色々な問題は、時間の壁を乗り越えて謎を解き明かしていくことになります。どこかにありそうな風景が目の前に広がり、自分がその中にいるような錯覚に捕らわれてしまいます。さすがにうまいとうならせる作品です。一気に読んでしまいました。 | ||||
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最近、ブレイブ・ストーリーや、ドリームバスターといったSFものが多かった著者の待望の現代ものです。数時間で読破しました!一昔前の宮部みゆきが帰ってきた、そんなふうに思わせる一冊です。これから読む方のために、内容には触れずに起きますが、SFものや模倣犯など、最近の著作に感動した方は「あれ?こんなに地味なの??」と思ってしまうかもしれません。とはいえ、やはり買いです。これまでと変わらず、著者の人間に対する深い洞察が随所にちりばめられており、改めて宮部さんの本質を見抜く鋭い目に脱帽です。 | ||||
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久々の宮部みゆきの長編ミステリーです。模倣犯ほどではないけれども、堂々の380ページ。大会社の社長の運転手のひき逃げ事件をめぐって、登場人物を丹念に書いていくのは宮部みゆきならでは! おもしろかったです。 | ||||
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兄と弟、姉と妹、同性だとどこかライバルのような関係でもあったりすると思う。この作品の姉は年の離れた妹を両親に愛された家族の一番星だと思い、妹は両親とおぼろげだが過去を共有する姉を親に頼られた存在だと思い、それぞれがうらやましく感じている。その二人を彼女たちの父親の本を書くために見つめる主人公。派手な事件はないが登場人物の心のうちを細かく描いた作品。 | ||||
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