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何かが道をやってくる



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何かが道をやってくるの評価: 4.29/5点 レビュー 24件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(5pt)

詩情あふれる心に残る名作

これはSFに凝っていた高校生のとき読んだ。ブラッドベリのベスト5に入る傑作。映画化されビデオ持っているがノイズが出て見ない。ジェイソン・ロバーズ主演で出来は悪くないがディズニー映画で物足りない。あのペキンパが映画化を計画していたというが初耳だ。まあロバーズはペキンパ常連だが。大人になって読み直したことはない。父性というのか老いた父親と「大人の世界」=悪のカーニバルを覗き見る少年の話という記憶。Aさんと高校生のときどんな本読んでいたという話になり彼女が確か「プルーストとか」あと誰か忘れたが。私がSFと言ったら「ふーん」と「この人馬鹿じゃないの」ともとれる表情。「サルトル」と言えばよかった。テレビでレイ・ブラッドベリ劇場を見た記憶あり。しかしキングの自伝的ホラー論「死の舞踏」のテレビ編に言及なし。見た人いる?
何かが道をやってくる (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:何かが道をやってくる (創元SF文庫)より
4488612016
No.3:
(5pt)

例えようもない例えの連続

とても有名なSF作家ですね。 ブラッドベリアンという言葉ができたほど、ファンサークルができました。 ブラッドベリの文章の何よりの特徴は、随所にちりばめられたあまりにも詩的な形容でしょう。 ○○のような××、という言葉の距離にしびれます。 「猫が赤子の寝息を吸いとるように」何をするでしょう?答えは本の中にあります。 とても奇妙なことがなんでもなく、なんでもないことがそら恐ろしく記述される彼独特の物語世界、一度でいいからこんな文章書いてみたいと思いますが、感性の差がありすぎました。
何かが道をやってくる (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:何かが道をやってくる (創元SF文庫)より
4488612016
No.2:
(5pt)

ブラッドベリ版《光と闇の神話》。

ブラッドベリを代表する、冒険ダーク・ファンタジーの傑作です。基本的には、「光と闇が戦って、最後に光が勝ちました。めでたし、めでたし。」という、ごく単純な《光と闇の神話》なのですが、そこはやっぱりブラッドベリです。緻密な細部描写によって、平凡なストーリーを、非凡な傑作に仕上げています。世界中の呪文が描かれた《避雷針》、真夜中に突然線路を走る《機関車》、不吉な音色を奏でる《カライアピー》など、本筋よりも細部のディテールの方が、ずっと魅力的だったりします。最後の、絵に描いたような《ハッピーエンド》も、素直に楽しめて、とても良いです。ブラッドベリという作家の最良の側面が凝縮された、超オススメの傑作ファンタジーです。
何かが道をやってくる (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:何かが道をやってくる (創元SF文庫)より
4488612016
No.1:
(5pt)

父と子の絆

10月の終わり。 万聖節前夜。 小さな都市の、ごく普通の父と子が、悪魔のカーニヴァルと激しい戦いを繰り広げます。 40年に一度、十月に彼らは人間の魂を収穫に来るのです。 黒い魔術を使う無敵の相手に対して、親子の武器は愛情と、子の友達の少年の友情だけです。 「鳥はすがすがしい歌の輪を空中に結んでいた。 」「目をさまして、頬が涙に濡れているのに気づき、どうしたのだろうといぶかりながら、そうか、汽笛のせいだ、と心の中でつぶやくときもあった。 」少年期の感性。 煌めく詩情を鏤めながら。 物語は生きることの意味を歌い上げていきます。
何かが道をやってくる (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:何かが道をやってくる (創元SF文庫)より
4488612016

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