夜のスイッチ
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ブラッドベリは夜や薄明の頃を舞台とした場面を描くときに精彩を放ちます。昼は休み、夜に活躍する「一族」シリーズはその典型でしょう。そんなブラッドベリが、こどもたちに夜を恐れることはないことを伝えようとしてるのはほほえましいですね。 | ||||
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真っ暗くて怖い <夜>に たくさんの 素敵な 活き活きとした 息遣いが聴こえてくる そんな絵本 | ||||
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どんなものよりも、スイッチが嫌い男の子。 暗いところが嫌いな男の子。 明かりがないといられない、夜が嫌いな男の子。 男の子は、夜はひとりぽっちで家に閉じこもっています。 明かりを煌々とつけて過ごしているのです。 そんな男の子のもとに、ある日ダークと名乗る女の子がやってくるのです。 レイ・ブラッドベリの絵本、はじめて読みましたが不思議な世界観ですね。 単純に楽しいとか、怖いではないんですよね。 寓話的な感覚というよりも、むしろ現実に近い物語のような気がしてしまいますね。 こんな出来事が、どこかで起こってるかもしれないって思ってしまう寂しさなのかもしれません。 | ||||
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こちらは新版。 シックな色づかいがすてきだ。版画とペンによるイラストは、動きがあって 詩のような文章の行間を埋めるにじゅうぶんな濃密さ。 <夜>が嫌いな男の子が、ダークという女の子に出会い、暗闇のなかで 息づくものたちを感じ、受け入れられるようになる。 それを「<夜>のスイッチを入れる」ということばで、みごとに男の子の 感受性を啓くところがすごくいい。 同じ所作を、180度異なる表現に置き換えるだけで、 まったく違う世界が広がる。 夜のなかで美しいものを愛でることができれば、闇は怖くない。 晴れた夜に月。闇夜に星。そんなものたちをゆったりと眺めたくなる。 | ||||
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何と驚いたことに、ブラッドベリィの絵本「SWITCH ON THE NIGHT」が日本語版では 2種類目の発刊!1998年にディロン夫妻(コールデコットを受賞している 絵本画家夫妻)と今江祥智・訳による第1日本語版(BL出版ヴァージョン)から10年。 今度は「たんぽぽのお酒」の名訳で知られる北山克彦・訳、マデリン・ゲキエア画に よる新訳版だ 一体どういう訳(わけ)で2つの訳(やく)が? 第1ヴァージョンがSWITCHを「つける」としたのに対して新訳版はそのまま「スイッチ」と し、男の子が出会う夜の化身DARKが「くらやみ」だったのに対して新訳版は「ダーク」 とそのままにしてある 絵もディロン版は細密画、新版のゲキエア版は切り絵とペンの抽象画なので、日本人(の 子供)への伝わり方は随分と違うだろう やはり第1ヴァージョンの平易さのほうが子供には愛されるかと思う一方で、オトナが ボンヤリと絵と言葉を追うのは新版がいい(単純に、新版のほうがウェル・デザイン ではある) あまりにも極端に異なる新旧訳版。。。オトナの僕は両方をベッドルームに置いて その夜の気分でどちらかを開きたい いつだってブラッドベリィは眠りたくない夜のともだちなんだから | ||||
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