緑の影、白い鯨
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異文化との接触を、時に滑稽に時に叙情的に描く本作は、漱石の『坊っちゃん』や、村上春樹の『海辺のカフカ』に通底するものがあります。 かつて読んだ『メランコリィの妙薬』や『よろこびの機械』に収録されたアイルランド話にはあまり魅力を感じませんでしたが、いま改めて長編として読んでみると、自分が歳を重ねたせいもあるのか、なかなか味わい深いものがありました。十日に12日雨が降り、酒を飲まずにはいられないダブリン体験に、モビーディックよりタチの悪いヒューストン監督との格闘が絡んで、諧謔と人生の機微は、長編となってアイルランドの緑のように一層の深みを増しています。 『火星年代記』と『10月はたそがれの国』 以来、ブラッドベリを読んでいない方にも意外な発見があるかも知れません。 | ||||
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グレゴリー・ペックの出ていた「白鯨」という映画の脚本を、ブラッドベリが書いていたとは知りませんでした。 アイルランドでの執筆中におこる数々の出来事や出会った個性的な面々を描いています。 特に酒場で老人の語る「感謝することについて」が、心に残りました。 楽しくて、そして生きることを考えさせられる、久し振りのブラッドベリ新刊です。 DVD化されているという「白鯨」も、また観たくなりました。 | ||||
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